編集部
樋口 佑樹 ディレクター

『周りを幸せにする誰かのやりたいを実現する』という個人理念を掲げて、クリエイティブとコーチングをテーマに活動中。2022年には現在は、原チャリで日本を縦断しながら、地域を盛り上げる人たちに出会う「ひぐの出会い旅」を敢行中。 旅中のトラブルなど、鉄板のエピソードトークがあることに憧れ続けて早7年。好きなものは珈琲と旅とカメラ。

こんにちは、日本縦断をしているひぐです。岡山を出て、さらに西へと原付を進めます。

何度も渡りすぎて、もはや通学路のような感覚になった関門海峡を越えて、ふたたび九州に降り立ちました。今回ご紹介するのは佐賀県唐津市。

photo by yuki higuchi
唐津城の城下町や、イカが有名な呼子も位置する唐津市で、新しい挑戦が始まろうとしています。すーじーこと佐久間静香さんが、2022年8月に「AKARIYA Home&Hostel」(以下「AKARIYA」)を新しくオープンしました。

すーじーさんは大学時代に世界一周を経験した後、東京で営業としてバリバリ働き、その後ベトナムに渡りCAに。エネルギッシュなキャリアを積み上げてきたすーじーさんが、新しいゲストハウスを仲間と共につくりあげました。

本記事のインタビューではゲストハウスに込めた思いや、かつて行った世界一周の旅の話を伺いました。チャレンジしたい方の背中を押してくれる言葉たちをいただくことができたので、何かに踏み出そうという方に、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

それでは、ひぐの出会い旅Vol.7は佐久間静香さんです、どうぞ!

photo by yuki higuchi

佐久間 静香(Shizuka Sakuma)
旅と太陽とビーチをこよなく愛する、1991年佐賀生まれ。一度きりの人生「常に笑顔」「やりたいコトは全部やる」がモットー。大学時代、海外に惚れ込み女子大生バックパッカーとして世界一周。東京・ベトナムで働き、現在は唐津に移り住んでゲストハウス『AKARIYA Home & Hostel』を立ち上げ。夢は大好きな人と、大好きな国で生きること!

今に繋がる夢の始まり

photo by yuki higuchi

まずはゲストハウス、オープンおめでとうございます!DIYの様子も見ていたので、来ることができて嬉しいです!

ひぐ

佐久間さん

ありがとうございます!オープンまでの4ヶ月間は怒涛でした(笑)
今日はAKARIYAへの思いを聞けたらなと思っています!そもそもAKARIYAを立ち上げる最初のキッカケはなんだったんですか?

ひぐ

佐久間さん

もともとゲストハウスを知ったのが、大学3年生のとき。はじめてバックパック旅で、世界一周をしたときのことでした。まだ学生だったので、節約しようと1泊2ドルのゲストハウスや色んなゲストハウスを回っていたのですが、そのうちに好きになって。

photo by Shizuka Sakuma

はじめてのバックパックが世界一周だったんですね、すごい。

ひぐ

佐久間さん

長期休みのたびに海外へ行っていたので、海外への抵抗はあまりなかったんです。留学を終えて、もっと刺激的なことをしたいなあと思っていたときに、TABIPPOのイベントに参加して。それをキッカケにバックパック旅の世界を知ったんです。
そして、世界一周に出ちゃうわけですね(笑)

ひぐ

佐久間さん

そうです。就活前というタイミングだったので、社会人になる前にもっと広い世界を見たくて。それに同じ場所に留まるのではなく、色々な国を渡り歩いて、沢山の人と出逢いたかったんです。それなら、世界一周だ!ということで旅に出ました。そこでゲストハウスの存在を知って、おもしろさにハマっていきました。

photo by yuki higuchi

どのようなところにおもしろさを覚えたんですか?

ひぐ

佐久間さん

ゲストハウスはまさに人種のるつぼなんです。国籍も違えば、宗教も違う。職業も価値観など、バックグラウンドがまるで異なる人たちが溶け合う空間が、とても刺激的でした。
※人種のるつぼ=多種多様な民族が混在して暮らしている都市・状態
ゲストハウスって身軽でユニークな人が多いですよね。

ひぐ

佐久間さん

そう。そこで、夢や情熱を注いでいることを拙い英語で語り合って(笑)。
夜にはお酒を飲み交わしながら、自然と交流が生まれる空間がゲストハウスでした。旅を始めたのが、就活前だったので、キャリアの選択に繋がるエッセンスももらいました。
ほかに世界一周では、どんなことが得られましたか?

ひぐ

佐久間さん

色んなところを巡ったので、全国籍・すべての年齢の人と仲良くなれる自信が生まれましたね。そして、自分は人とコミュニケーションを取ることが得意なんだと気がついて。就活でも「1分あれば、どの国籍・年齢の人とも打ち解ける自信があります!」と言っていました(笑)

東京からベトナム、そして唐津へ

photo by yuki higuchi

世界一周がキャリアの選択にも影響があったと思うんですが、世界一周のあとはどんなキャリアを歩んだんですか?

ひぐ

佐久間さん

ゲストハウスでの体験がすごく良かったので、いつかゲストハウスをつくりたいとは思っていたんです。でも、東京でバリキャリにもなりたかったし、CAにもなりたかった。
やりたいことが溢れていたんですね。

ひぐ

佐久間さん

はい。東京に出て、色んな人に会いたかったので、ファーストキャリアでは営業職に就職しました。その後、航空業界未経験からCAになるにはギリギリと言われる25歳になったので、外資系の航空会社に転職して、ベトナムに行きました。
そして、唐津に至ると。

ひぐ

佐久間さん

そうですね、唐津の前にコロナの影響でベトナムを離れ、夢だった宮古島での島暮らしを満喫していました。ただ、いろいろあって今年から唐津にある祖父母の家を改装して、このAKARIYAのオープン準備を進めました。唐津は子どもの頃に年1,2回訪れるような場所だったので、土地勘も人脈もほぼゼロの状態から、手探りで色んなことが始まりましたね。

出会いに支えられて駆け抜けた4ヶ月

photo by yuki higuchi

唐津に来たのは、どうしてこのタイミングだったのでしょうか?

ひぐ

佐久間さん

祖父が亡くなったこともあり、この家を取り壊すかどうかという話があがったんです。駐車場やアパートにするくらいなら、古民家の良さを生かして、観光客や移住希望者、さらには地元の人にも愛される場所にしたくて。この家が、唐津の空き家問題解決のヒントにもなるといいなと思い、取り組むことにしました。ちなみに、リビングにはこの家を護ってくれている祖父の自画像も飾られています(笑)

photo by yuki higuchi

ほんとだ、見守られてますね(笑)

ひぐ

佐久間さん

さらに言うと、祖父の名前が「明(あきら)」というのですが、その名前をモチーフにして、『AKARIYA Home&Hostel』という名前にしました。
おじいさんが名前の由来になってるとは!

ひぐ

佐久間さん

それだけが理由じゃないですよ(笑)。来てくださったゲストの心に明かりを灯したいということ、唐津という町にも明かりを灯せたらという願いも込めています。準備期間には地元の方にも温かく迎え入れていただき、この町が好きになりました。

AKARIYAから見える唐津城もご立派photo by yuki higuchi

引っ越してきてからオープンに至るまで、色々な方が訪れていた様子でしたよね。

ひぐ

佐久間さん

そうですね、地元の方だけでなく、これまで出会った方々も助けてくれました。DIYを手伝ってくれたり、経営の相談に乗ってくれたり。まだオープンもしてなくて、何も返せるものはないのに……。素敵な友人たちに囲まれて、本当に幸せだなと痛感しました。
ここはみんなでつくり上げたゲストハウスだし、恩返しの意味も込めて、この場所を成功させたいなって思うんです。

photo by yuki higuchi

編集部
樋口 佑樹 ディレクター

『周りを幸せにする誰かのやりたいを実現する』という個人理念を掲げて、クリエイティブとコーチングをテーマに活動中。2022年には現在は、原チャリで日本を縦断しながら、地域を盛り上げる人たちに出会う「ひぐの出会い旅」を敢行中。 旅中のトラブルなど、鉄板のエピソードトークがあることに憧れ続けて早7年。好きなものは珈琲と旅とカメラ。

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