こんにちは。TABIPPO「世界一周ゼミ生企画」のライター、前田夫婦です。2017年6月1日より、約9か月で30か国を周る「ハネムーン世界一周」をスタートして、すでに1か月半経ちました。
今回は、この1か月半の旅について、夫(てつ)が、嫁(みんと)にインタビューするという形で書いていきたいと思います。
私たちの「ハネムーン世界一周」について
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まずは私たちの「ハネムーン世界一周」について簡単に紹介したいと思います。私たちは、「世界一周航空券」の「ワンワールド・エクスプローラー」という航空券を使っています。簡単に言うと、「ワンワールドグループ」に所属している航空会社を使って、金額によって決められた大陸数とフライト数を使って世界一周をする航空券です。
私たちの最初のフライトは、6月1日、関西国際空港からマレーシアのクアラルンプール行きでした。次のクアラルンプールからカイロ行きのフライトまでの1か月半を使用して、東南アジア6か国11都市を旅してきました。
■都市:クアラルンプール・マラッカ・バンコク・チェンマイ・ヤンゴン・バガン・ルアンパバーン・シェムリアップ・ハノイ・ダナン・ホイアン
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では、東南アジアの1か月半の旅は嫁にとってはどのような旅だったのかインタビューしていきたいと思います!
一番過ごしやすかった国や都市はどこですか?
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てつ「この1か月半で色々旅してきましたが、どこが一番過ごしやすい都市でした?」
みんと「んー…。どこも良かったですが、あえて言うならベトナムのハノイですね。スーパーマーケットやレストランが沢山あり、生活必需品は揃えられるし、ご飯を食べるのも困らず、好きな食べ物を選んで食べることが出来る。しかも屋台や地元の八百屋さんなどもたくさんあるので、生活しても安く済ませることも可能。新旧の良さが入り混じっていて魅力的な街でした。」
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てつ「なるほど。便利だけど、ベトナムらしい雰囲気も味わえるってことですね。衛生面や食事はどうでしたか?」
みんと「衛生面はきれいでした!泊まった宿や空港、入ったレストラン。掃除もしっかりされていましたし、水回りの汚さも気になりませんでした。食事もおいしいものが多かった!野菜も新鮮だし、油っぽくないし!フォーが特に好きです!」
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てつ「確かにベトナムはフォーばっかり食べていましたね。では、ベトナムに住めると思いましたか?」
みんと「住めると思いました!ベトナムなら私でも生きていける!でも、やっぱり日本がいいですけどね。」
一番心に残った場所は?
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てつ「6か国11都市を周るとたくさんの世界遺産だったり、絶景がありましたが、どこが一番心に残っていますか?」
みんと「んー…。見た場所すべてが心に残っているけど、あえて言うならカンボジアのシェムリアップで見たアンコール・トムです。」
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てつ「ほー。僕個人的にはミャンマーのバガンとか、ベトナムのハロン湾とか凄いなって思いましたが、なぜアンコールトムなんですか?」
みんと「重機などがない時代にこれだけ大きく、繊細な建物を造れた技術に驚いたからです。人力と動物の力で積み上げた石には、細かい彫刻が刻まれている。過去の人が造ったものが自然や人によって壊されながらも、今現在まであれだけの大きさで残っている。すごく、歴史を感じました。」
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てつ「あの彫刻は圧巻でしたね。遺跡群もありえないくらい大きいし。やっぱりこういった建築物が好きなのは、職業柄っていうのもありますか?」
みんと「確かに、職業柄っていうのもありますね。建築関係で仕事をしていた分、やっぱり建物は見ちゃいます。造った建物や、造り途中の建物を見ると、その国の文化とか、人の考え方もなんとなく分かったような気持ちになって面白いです。専門的なことですが、コンクリートの建物を造るときの鉄筋が、1m以上むき出しのまま曲がっていたりする国もありました。日本だと施工不良でやり直しになってしまいますよ。」
てつ「なるほど。そういう視点で海外を見るのも面白いかもしれませんね。だからこそアンコールトムが心に残った!納得です。」
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