東京から約1時間で行ける鎌倉は、関東近郊の中でも人気のエリア。鎌倉グルメを堪能したり、神社をめぐったりするのも楽しみの一つです。
鎌倉でリラックスしたい人にぜひおすすめしたいのは、鎌倉駅から少し離れたところにある「報国寺」。ここでは美しい竹林を楽しめます。
報国寺へのアクセス
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東京駅から鎌倉駅までは約1時間。鎌倉駅から報国寺までは、タクシーで約7分、または京浜急行バス(鎌倉霊園正面前太刀洗・金沢八景行き/ハイランド行き)で約12分かかります。
駅から歩くことも可能ですが、少し時間がかかってしまうのと、報国寺内でいただける抹茶の受付が15:30までなので、バスを利用して向かうのがおすすめです。
報国寺の歴史・概要
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報国寺の開基は足利家時、1334年(建武元年)天岸慧広(てんがんえこう)が寺院を建立しました。足利氏は鎌倉の地で栄えましたが、永享の乱で敗れ足利家時、義久が報国寺にて自害します。竹林の奥にあるやぐらには2人の墓があります。
川端康成、林房雄など文豪たちが近くに住み、川端康成はこちらで「山の音」を執筆したと言われています。
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毎週日曜日には、迦葉堂(かしょうどう)にて一般の方も参加できる「日曜坐禅会」が行われています。到着は7:30厳守、座禅の時間は8:00~10:30です。
公式サイトによると「厳しい内容の坐禅会になりますので、多少覚悟を持ってお越しください」とのこと。少し緊張感がありますが、お寺での座禅体験はいい経験になるはず。日曜の朝、シャキッとした気持ちで1日を始めるためにも、参加してみるのもいいかもしれません。
また報国寺といえば竹林が有名ですが、美しい枯山水の庭も必見。季節の花を楽しめます。