映画「LIFE!」の中で主人公がスケートボードで爽快に駆け抜けるシーンで一躍脚光を浴びた、今話題の国「アイスランド」。
にも関わらず、あの旅人のバイブル”地球の歩き方”すら、単体ガイドブックを出していないという、まだまだ知られていない国でもあります。
そんな秘境にある大自然を楽しまなくてはもったいない!そこで、筆者の体験を元に、アイスランドでできるとっておきのアクティビティを5つご紹介します!
美しい氷の世界に引き込まれる。氷河ハイキング
Photo by Ayano Okamoto
スカフタフェル国立公園付近まで行くと、山の間から氷河がせり出している景色に出会います。
その氷河の上を歩いちゃおう!というのが、このツアー。氷の上を歩けるように装備したら、いざ、ガイドさんと一緒に出発します!
Photo by Ayano Okamoto
アイゼンを靴につけ、ギザギザを上手に利用して、ガニ股でゲシゲシ歩いていきます。
Photo by Ayano Okamoto
氷河の上を歩くってなんだか、不思議な感覚です。雪山のようにふわふわでもなければ、スケートリンクのように平らでもない、滑りそうになりながら、にやにや、よぼよぼ歩いていると、
”生まれて初めて氷の上を歩くみんなの表情を見るのが、僕は大好きなんだ!!なんて美しい日!今日は最高だね!”とガイドのインゴさん。曇り空でも美しいのか…?
その真相は後々体感することになるのですが、アイスランドの天気は非常に変わりやすく、大雨にもなれば、暴風が吹き荒れることもしょっちゅうだそうです。
氷河の割れ目などに気をつけながらハイキングを続けると、なんとも美しい氷の世界に引き込まれます。
Photo by Ayano Okamoto
こんなアイストレッキング風?写真も撮ってくれます。
Photo by Ayano Okamoto
この後すべって、膝にあざができたのは内緒です。(笑)氷河の割れ目は何十メートルも深く、とても危険なので、必ずツアーで訪れましょう。また、ツアーなら、ハイキングシューズやグローブも借りることができます。
氷河ハイキング (Glacier Walk Tour)
所要時間:2~3時間
費用:約60~100ユーロ
出発地点:スカフタフェル国立公園周辺
ツアー参考サイト:Guide to Iceland
広大な自然美が広がる国立公園をハイキング
広大なスカフタフェル国立公園内には、たくさん見所がありますが、中でも気軽にハイキングに行けるのが ”ブラックウォーターフォール”までのコースです。
ブラックフォールは正式名称をスヴァルティフォス(Svartifoss)といい、黒い溶岩列の間から滝が流れているため、黒い滝と呼ばれるようになったそうです。
また、この切り立った玄武岩の形はレイキャビクの街のシンボルであるハットルグリム教会の建築に影響を与えたとも言われています。
コースはスカフタフェル国立公園のビジターセンターの裏側から始まっているので、ビジターセンターで地図をゲットして出かけましょう!
冬限定!氷の洞窟ツアー
実はこれがアクティビティのメイン!氷河からできた氷の洞窟の写真を見てから、その絶景が見たくて日本からアイスランドへ、そして空港から約450キロをドライブしてきました!
なのですが…今年のアイスランドは暖冬のため、洞窟がまだ完全に形成されておらず、また前日までの大雨の影響もあり、中に入るのは大変危険!
ということで洞窟の入り口までしか行くことができませんでした…。