ライター
旅丸sho 旅する経営者

2013年より世界一周を開始。2年で帰国し社会復帰の予定が旅を終えることができず現在10年目に突入。渡航した国は約140ヶ国。現在はジョージアと日本で会社経営を行い、ノマドワーカーとして旅する経営者をしている。

バラナシ。インドの中でもヒンドゥー教の聖地として有名な場所です。広いインドの中でもガンジス川とタージマハルはインドの観光2大巨塔と言ってもいいのではないでしょうか。

 

50m歩けば牛や犬、ひょっとしたら人のうんちに遭遇するというなんとも混沌とした場所のバラナシですが、実はバラナシの夜がとんでもなく幻想的だったってご存知でしたか?

今回はバラナシの美しい夜の顔を皆さんに紹介させていただきたいと思います。

 

毎夜ガンジス川のほとりで行われる礼拝【プジャー】

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バラナシにある数多くのガート(沐浴所)の中でも一番人が集まるのがとダーシャシュワメートいうガート。朝は沐浴をしているインドの方々とツーリストがサンライズを見に来る場所です。

その場所で毎日日没あたりから行われる儀式がプジャーです。

 

プジャーはヒンドゥー教で行われている礼拝であり、朝や昼以上にガートに人だかりができます。

ツーリストももちろん見ることができ、嬉しいことに無料で見ることができるんです。

 

プジャーのスーパースター、その名は【バラモン】

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プジャーでは場所と日にもよりますが、5名から7名程の人が祭壇の上で祈りを捧げる人を見ることができます。その人物こそがバラモンです。

 

バラモンとはインドのカースト制度で最高位に価する位でありバラモン教やヒンドゥー教での司祭クラスの人の総称です。

 

現在インドではカースト制度は憲法の中で否定されているものですので、バラモンだからといって特に特権があるという訳ではありませんが、やはり今でも昔の名残がありインドの人たちにはカーストが残っているという事です。

 

プジャーの見所とは!?

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プジャーで皆さんに見ていただきたいのは、バラモンのお祈り方法です。

お祈りといえば祭壇の前にじっと座って静かに目を閉じ祈りの言葉を捧げるといった姿が一般的ですが、プジャーで見るバラモンのお祈り方法はまったく異なります。

 

火のついた蝋燭が揺らめく燭台を手にとり、様々な方向をむきまるで踊りを踊るかのように祈りを捧げるんです。

音楽にあわせ、様々な方向をむいてお祈りを捧げてくれるのでどの方向から見てもプジャーでお祈りを捧げるバラモンの姿を目にする事ができます。

 

しかも、そのバラモン…なんと…イケメンが多いです!!女性の方、バラモンのイケメンっぷりにも注目しましょう。

 

また、バラモンに目を奪われがちですが、周りのインド人の方にも注目していただきたいです。

皆さん歌を一緒に歌ったり、手拍子をしたりとバラモンと一緒になってお祈りをしているようであり、ヒンドゥー教への厚い信仰心を感じとる事ができます。

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旅丸sho 旅する経営者

2013年より世界一周を開始。2年で帰国し社会復帰の予定が旅を終えることができず現在10年目に突入。渡航した国は約140ヶ国。現在はジョージアと日本で会社経営を行い、ノマドワーカーとして旅する経営者をしている。

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