地中海の恵みをたっぷりと受けた料理や、歴史と伝統を今に残す旧市街など、魅力あふれる国・イタリア。
そんなイタリアで特に人気のグルメといえば、やはりピザではないでしょうか?私たち日本人にも馴染みの深いピザですがも、本場イタリアでは実に様々な種類があります。そこで今回は、イタリアで食べられている人気のピザ17選を紹介したいと思います。
マルゲリータ
ピザの代名詞といえばコレ!生地の上にトマトソース、モッツァレラチーズをのせて焼き上げ、その上からバジルを盛り付けたシンプルなピザです。本場のものは生地が薄いのが特徴です。
カルツォーネ
世界的に有名なカルツォーネは、ピザ生地を三日月型に折りたたんで窯で焼き上げたピザです。中にはリコッタ、モッツァレラ、サラミなどの具材が入っており、一口食べると口の中で旨みが広がります。
スフィンチョーネ
生地が厚く、食べるとふかふかとした食感が楽しめるスフィンチョーネ。トマト、オニオン、アンチョビなどのトッピングをのせて焼き上げたピザは、カリッ、ふわっと感が味わえます。
サルディナーラ
北西イタリアで頻繁に食されるサルディナーラは、アンチョビをトッピングしたピザです。フランス・プロヴァンス地方ではピサラディエールという名で知られており、これはフランス語でアンチョビを示す「pissalat(塩の魚)」が語源となっています。
ピッツァ・アル・タッリョ
ローマより北でよく見られる四角いピザで、希望の大きさに切って量り売りをしてもらえます。トッピングも、オリーブオイルとチーズのみというシンプルなものから、マッシュルーム、ソーセージをのせたものなど実に様々です。
ピッツァ・アル・パデリーノ
小さな丸い平鍋に入れてサーブされる、1人前のピザ。ピッツァ・アル・パデリーノとは翻訳すると「鍋のピザ」という意味で、仕上げに油で焼いて少しカリカリにするのが特徴です。
ピッツァ・ナポレターナ
コロコロとした小さな揚げミニピザは、柔らかく発酵が進んだ生地を使っているため、まるでドーナツのような食感です。ふわっとした生地に具材が相まって、まさに美味!
スカッチャ
まるでパイのような、ピザらしくないピザです。生地の中に自家製トマトソースや野菜、チーズなどを入れ、それを折り畳み焼き上げたもので、ソースやチーズがたっぷり入った切り口がとてもきれいです。イタリアに行ったら、ぜひとも挑戦してほしい一品です。
ピゾーロ
生焼けにしたピザ生地をスライスし、生地の間にモッツァレラ、トマト、野菜などを詰め、さらに一番上にはオリーブオイル、オレガノ、パルメザンチーズなどをかけて焼いたピザです。食事ピザとしてだけでなく、ピスタチオやカッテージチーズなどを加えて、デザートとして食べるのも人気です。