皆さんは2014年に国立公園に指定された、沖縄県に位置する慶良間(ケラマ)諸島という離島をご存知でしょうか。
この記事では大自然の宝庫、慶良間諸島の魅力に迫ります。
慶良間諸島とは
慶良間諸島は、沖縄本島の那覇市から船で50分程の海上に位置し、大小20余りの島々から成り立ちます。”ケラマブルー”と世界から称されるほど美しい海は、2014年3月5日に31番目の”国立公園”に指定されました。
抜群の透明度を誇るケラマブルーの海
透明度の高い海が数多くある沖縄ですが慶良間諸島の海の美しさは断トツです。一度訪れたら慶良間諸島の魅力にはまってしまうこと間違いないでしょう!
この美しいケラマブルーを求めて世界中からダイバーが集まります。
ウミガメと一緒に泳げるかも!
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実はこの慶良間諸島、浅瀬であってもウミガメと遭遇できる確率が高いんです。ダイビングやシュノーケリングでウミガメを探しにいくツアーがあるくらい人気で、地元の人々曰く、港からウミガメが泳いでる姿を目にすることも多いんだとか。
透明度の高さを誇る慶良間諸島ならではの日常ですね!
慶良間諸島の島々とそれぞれの特徴
渡嘉敷島
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慶良間諸島の中で最も大きな島。真っ白な砂浜が続く阿波連(あはれん)ビーチが有名です。マリンスポーツを求めて海外からもダイバーが集まります。
・名称:渡嘉敷島
・アクセス:那覇市泊港からフェリーで約70分、高速船で約35分
座間味島
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慶良間諸島のほぼ中心に位置します。古座間味ビーチが有名でサンゴ礁や熱帯魚を見ることができます。1月から3月の間はホエールウォッチングで繁殖や子育ての為にやってくるクジラを見ることもできます。
・名称:座間味島
・アクセス:那覇市泊港からフェリーで約90分から120分、高速船で約50分から70分
阿嘉島
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人口300人程の小さな有人島。ニシハマ(北浜)ビーチでは太陽に輝く白い砂浜が見渡せます。
慶留間(げるま)島・外地(ふかじ)島と橋で繋がっていて、バイクや自転車をレンタルしてアクセスすることもできます。
・名称:阿嘉島
・アクセス:那覇市泊港よりフェリーで約90分、高速船直行で約50分
ナガンヌ島
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慶良間諸島の入口チービシ環礁に位置する有人島。島周辺の海域はサンゴ礁で囲まれていて、真っ白な砂浜とエメラルドブルーの海が印象的です。
■詳細情報
・名称:ナガンヌ島
・アクセス:専用クルーザーによる定期便が就航
・所要時間:那覇市泊港から約20分
クエフ島
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チービシ環礁にある無人島。人工物がなく珊瑚や貝殻のかけらでできた真っ白な島。島周辺海域は広く珊瑚礁に囲まれ、多くの生物が生息しているので、シュノーケリングにお勧めです。
■詳細情報
・名称:クエフ島
・アクセス:那覇市から約20分
嘉比(がひ)島
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座間味島と阿嘉島の間にある無人島。サンゴ礁が砕けた真っ白な砂浜が印象的です。
・名称:嘉比島
・アクセス:座間味島から渡し船で約5分
まとめ
手付かずの自然がまだまだたくさん残る慶良間諸島。
那覇からアクセスしやすい慶良間諸島にケラマブルーを追い求めて訪れてみてはいかがでしょうか。
一度訪れたらきっとあなたもケラマブルーの虜になること間違いなしです!