野見山 旅する写真家兼起業家

日本とタイとのハーフ。都内を中心に展開するタイ大使館認定のタイレストラン、チャオタイやタイを中心に様々な企業を起業する起業家。 写真家でもありカメラを片手に世界一周、 アフリカ縦断を行い今まで70カ国以上を旅する。 写真集の発売、個展開催など写真家としても幅広く活動する。 資格マニアで調理師、ゾウ使い、乗馬、小型船舶、ドローンパイロット、ダイブマスターなどの資格を持つ。

みなさんこんにちは!旅する写真家兼起業家の大地です!写真家としての活動はInstagramにて公開中ですので、ぜひチェックしてみてください。

今日はみなさんが大好きなコムローイについての記事を執筆したいと思います。えっ⁈ なんでこの人がコムローイと思ったあなた!実は僕、プロフィールで分かる通り日本とタイとのハーフなのですが、生まれと育ちがチェンマイなのです。

0歳からチェンマイに住んでいたので、コムローイは0歳から参加していました!それ以降、毎年参加しているので参加回数は20回以上です。おそらくこの回数は日本一だと思ってます。ですからこの経験を生かして執筆します。

 

そもそもコムローイとは

Photo by Daichi Nomiyama

そもそもコムローイとは、11月の満月の時に行われるロイクラトンの一環で行われる仏事の一つ。今ではコムローイばかりが注目されていますが、灯篭流しが行われたり、チェンマイ市内を山車が駆け巡ったりしていたりします。こちらも必見ですので時間があればぜひ見てください。

話はもとに戻って現在、みなさんが想像するコムローイは、チェンマイにあるメージョー大学で行われるイーペンランナーインターナショナルかと思います。なんと打ち上げるコムローイの数はチェンマイ1番で、個数はゆうに5000個を超えます。

他にもメーリムやドイサケットでも行われています。数こそイーペンランナーインターナショナルに比べると少ないですがこちらも圧巻。こちらで紹介した3つの会場はいずれもチケットが必要となります。当日券の販売などはないので、事前に旅行会社などを経て準備しましょう。

Photo by Daichi Nomiyama

余談になるのですが、実は2015年までイーペンサンサーイという地元向けのお祭りが行われていました。こちらは地元向けですのでチケット等は必要なく無料で参加でき、なおかつ打ち上げる数も多かったです。当然僕は毎年これに参加していて、未だにこの景色を超えるコムローイに出会ったことがないほどの絶景でした。

しかし飛行機等への影響もあり、ここ数年はタイ政府当局の指示で中止され観光客のイベントのイーペンインターナショナル、メーリム、ドイサケットのみが許可されている状態です。

こちらも絶景なのですが地元民として少し寂しい気持ちです。毎年そうなのですが、コムローイの時期は夜間の飛行機運行を取りやめるんです。おそるべしタイ国民の祭り好き!

 

コムローイ、下から見る

Photo by Daichi Nomiyama

どの会場にも言えることですが、通常は事前に座席が決まっております。チケットに座席が記載されており、その席にコムローイが1人1個や2人で1個だったり、またプレミアム席の場合は灯篭流しもできたりと各会場により少し異なりますが、基本的にはこのような形になっております。

Photo by Daichi Nomiyama

コムローイは決まった時間に一斉に打ち上げます。勝手に打ち上げてはいけません。自分の席の前にロウソクがあり、時間になるとスタッフの方達が火を灯してくれます。そして会場のアナウンスがあり、みんなで一斉に打ち上げます。基本的には1回なのですが、運が良ければ複数回打ち上げることもあります。

Photo by Daichi Nomiyama

コムローイが一斉に打ち上がる光景は、まさに圧巻です。自分の席から見てもすごく絵になります。定番中の定番ですが、みなさん初参加でしたらぜひ自席から見てください。

 

コムローイ、上から見る

みなさんはコムローイを上から見たことがありますか?おそらく、ほとんどの人がないと答えると思います。けれども想像してください。コムローイ、上から見たらすごい絶景がそこにあるではないですか!でも上からなんてどうやって見るの?と疑問に思った人が多いと思いますので、その方法を解説したいと思います。

最初に想像するのがドローンでの空撮。これは絶対やめてください。タイではドローンによる規制が厳しくなってます。タイで登録していない機体を飛ばすと罰金10万バーツ(日本円で約30万円)や懲役5年などに処されます。わざわざ罪を犯してまで撮る写真や見る景色に価値はありません。

Photo by Daichi Nomiyama

じゃあどうやって撮るのでしょうか?勘がいい方はもう分かったかもしれませんね。そうです、一脚です。一脚を知らない方は、自撮り棒を想像してください。そのカメラバージョンです。

一眼レフやGoProなどのカメラを一脚の先に装着してインターバル撮影するだけで、これまた素晴らしい光景を撮ることができます。ちなみに僕がオススメする一脚の長さは3〜5mです。定番は飽きたという方にオススメです!ぜひ試してください。

※余談ですが僕はチェンマイ育ちですのでコネクションがあり、会場でドローンを飛ばせる権利をもっています。この権利は僕以外誰も獲得することはできません。ですから僕が飛ばしているからといって絶対に真似しないでください。お願いします。

野見山 旅する写真家兼起業家

日本とタイとのハーフ。都内を中心に展開するタイ大使館認定のタイレストラン、チャオタイやタイを中心に様々な企業を起業する起業家。 写真家でもありカメラを片手に世界一周、 アフリカ縦断を行い今まで70カ国以上を旅する。 写真集の発売、個展開催など写真家としても幅広く活動する。 資格マニアで調理師、ゾウ使い、乗馬、小型船舶、ドローンパイロット、ダイブマスターなどの資格を持つ。

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