ライター
hiroko 旅好きクリエイター

クリエイティブ業に携わり10年。 「自分を変えたい、美術館や世界の絶景を生で体感したい」という思いから、29歳で仕事を辞めバックパッカーで女ひとり旅へ。この旅が、生きる為に本当に必要なことを教えてくれました。そんな価値観を変えた世界一周の魅力をもっと若い人に伝えていきたい。 グラフィックと映像のモノづくり屋。現在まちおこしプロジェクト中。

 

これからの仕事

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帰国日が近くなるにつれ、この刺激的で自由な暮らしがずーっと続けばいいのに…帰りたくないなぁと感じる日々。元々多趣味で色んなことに興味がある人間でしたが、旅をしている内に自分のやりたいことが多すぎることに気付きました。

「何を趣味にして、何を仕事にするか。」をずっと考えていましたが、帰国後もすぐにそれはまとまりませんでした。

生活していくには稼がなければならないというプレッシャーと、仕事のブランクに不安が募る日々。でも、やっぱり好きなことを仕事にしたい、チャレンジしてみたいという気持ちが強くありました。

結果的にタイミングよく興味のある求人に出会い無事転職することができましたが、これからの仕事の不安は帰国後のリアルすぎる現実でした。

 

英語がペラペラだと勘違いされる

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「世界一周に行って来た」というと、大体英語がペラペラだと勘違いされますが、そんなことはありません。

旅中は伝えたい言葉がわからなければ、スマホアプリで単語を検索し、英語圏じゃない国では基本ジェスチャーで何とか伝えるなど、旅中は自分の意思を伝えることで必死。

そのスタイルは変わることがありませんでしたが、出国時と帰国時で変わったと感じたのは、最初は早くて聞き取れなかった英語が旅中に耳が慣れて、帰国する頃には聞き返さなくても何を言っているのかわかるようになったことです。

日本語を話すことがほとんどない生活のおかげで、英語のリスニング力は確実につきました。ただ、旅をしたからといって英語がペラペラになるとは限らないのです。

 

貯金残高を見て絶望

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出国前に貯めていた貯金も、旅の資金と税金の支払いや日々の暮らしで急速に減っていきました。

私の旅の資金は200万円。アウト国のフランスで高価な買い物をしてしまったのですが、帰国後カードの引き落とし請求書を見て買い物をしなければよかったと本当に後悔しました。

貯めるのは大変だけど使うのは簡単。旅中のキラキラした日々から、貯金残高を見て恐ろしくなる日々に変わりました。

 

旅前の準備は計画的に…

今回は私が実際に感じた帰国後の現実を紹介しましたが、備えておけば防げたこともあります。

旅の資金だけに注目を置きがちですが、帰国後に次の生活をはじめるまでの資金も想像以上に必要になります。旅をする時間はお金では買う事ができないので貴重な体験を得る事ができるのも確かです。しっかり計画を立て準備をして出掛けましょう!

ライター
hiroko 旅好きクリエイター

クリエイティブ業に携わり10年。 「自分を変えたい、美術館や世界の絶景を生で体感したい」という思いから、29歳で仕事を辞めバックパッカーで女ひとり旅へ。この旅が、生きる為に本当に必要なことを教えてくれました。そんな価値観を変えた世界一周の魅力をもっと若い人に伝えていきたい。 グラフィックと映像のモノづくり屋。現在まちおこしプロジェクト中。

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