みなさんご存知の東南アジアの国ラオス。これまで一度も行った事がなくても、その魅力を伝え聞いた人も多いはずです。今回はそんな噂のラオスを訪問する前に、現地の物価や治安など、知っておいたら便利な基本情報をいくつかご紹介したいと思います。
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。
ラオスに行ってみての感想
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ラオスは以前フランスから植民地として支配されていたため、街中には西洋建築があったり、ホテルやレストランの名前などがフランス語である場合も多いです。
ラオスの名物料理であるバインミーは、おいしいフランスパンを使ったサンドイッチです。コーヒーもおいしく安いので、私はよくカフェに出かけて仕事をしていました。
街中には観光で来ている西洋人も多く、ラオスの人々もかなり外国人慣れしていました。物価も安いので、学生の旅行にもおすすめです。
旅行のルート
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私が訪れたのは首都のビエンチャンと、観光地として人気のバンビエン、そして世界遺産の街・ルアンパバーンです。首都のビエンチャンはタイのバンコクほど都会ではないですが、それでも日本や中国など外資系企業の進出が進み、どんどん発展してきています。
ゆっくりとした時間を過ごしたいという方には、バンビエンやルアンパバーンがおすすめです。自然が豊かでのんびりとしており、都会から離れてまったりとした時間を楽しむことができます。
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物価
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ラオスの物価は安く、屋台で麺類などを食べたら約150円(10,000キープ)前後です。また、現地のレストランでも360円ほどで、ミネラルウォーターも約26円と安く、旅行中の食事にかかるお金について頭を悩ます心配は無いと思います。さらに安い宿になると1泊約750円(50,000キープ)ほどで宿泊できるようです。
観光地のレストランなどでの食事は600円前後からで、高級レストランでは日本の普通のレストランの価格とあまり変わりがないようです。
治安
治安は思うほど悪くはないですが、地域によっては危険レベルが2になっている所もありますので、必ずチェックしておいたほうが良いでしょう。観光地以外では危険な地域に立ち入らない事をオススメします。昼夜を問わず不測の事態が発生する可能性があります。
ラオスへの旅行計画には慎重に取り組んで、安全を確保した旅行プランを作成すると良いと思います。現地のラオスの人々は穏やかで凶悪犯罪はほとんど無いようですが、ひったくりや置き引きなどに基本的な注意が必要です。
宗教行事(イベント)
ラオスの宗教はその6割が仏教で、その他が4割ですが、国としては仏教に関連する行事で一年が回っています。例えば、仏陀が死後のあり方を予言した日とされる2月のマカブーチャ(万仏節)や、お釈迦様の誕生をお祝いする5月のビサーカブーサー、雨安居入りの儀式を行う7月のカオパンサー、雨安居明けの儀式を行う10月のオークパンサーなどがあり、いずれも祝日になっています。
気候・服装・旅行シーズン
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ラオスでの観光旅行にベストなのは、毎日晴れの日が続くと言われている12月から1月頃までです。これは季節が雨季と乾季の二つに別れる南国ラオスの特徴で、5月から10月までの半年の間に雨の日が多く続くため、11月から4月の乾季に訪問するのが良いようです。
乾季では雨はほとんど降りませんが、朝晩は冷え込むので、Tシャツでは寒いかもしれません。長袖のシャツに、パーカーもあったら良いでしょう。昼間の暑さに比べ、深夜から10時ごろまで結構寒く感じる人もいるようです。
気温が少しずつ上昇する2月以降は帽子と水が必要なので、要チエックです。
通貨
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ラオスの通貨はラオスキープ(LAK)です。 1円 = 75キープになりますが、すべて紙幣となっています。この他にもお隣のタイのバーツ(THB)やアメリカドル(USD)も出回っていて、どこでも両替せずに使用できるそうです。そのためか旅行者も現地のラオス人も、皆財布の中に常に2~3種類のお金を入れているのだとか。
もちろん両替は空港や銀行で普通に出来るのですが、街では両替所によってレートが違うため、そのようにしているようです。THBとUSDを使用するとお釣りはキープで戻ってきます。
ビザ
ラオスに入国するにあたってビザは必要ありません。但し、その場合はラオス現地にて滞在を伸ばすことは出来ないようになっています。どうしても滞在を延長をしたい時には、一度ラオスを出て、再び入国手続きをすれば良いとのことですが、最初から15日を超える滞在の時は、ラオスの日本大使館でビザを取得しておいた方が無難です。
あるいはビザなしでラオスに行く場合でも、空港でアライバルビザを取得すれば30日以内なら滞在が可能になります。いずれにしろ、無理のない長期旅行プランを成功するには、やはりビザが必要だと思います。