ラトビアの物価
ヨーロッパの中ではかなり安いほうで、旧市街の中のゲストハウスもドミトリーで約10ユーロ(約1300円)ほどでした。しかし、観光客向けのレストランで食事をすれば1人10ユーロは越えるし、展望台などの入場料はやっぱりヨーロッパ価格でした。
バックパッカーにおすすめなのは、スーパーなどのデリコーナー。他のヨーロッパの国ではデリも高かったのですが、リガは安く済ませられました。
好きな惣菜や焼きたてパンなど、リーズナブルに美味しいものが食べられたのでぜひ!
ラトビアの美味しかった料理や食べ物
photo by ayumi hara
とにかく美味しいと思ったのが、ペリメニと呼ばれる水餃子です。ロシアの影響らしく、レストランにも、ファストフード店にも、スーパーにも必ずありました。
生地はとってもプルプルもちもち、中のお肉は鶏ミンチと塩コショウであっさりしています。
ほとんどのお店では、サワークリームとディルのディップを付けて食べますが、お酢のようなさっぱりソースが出てきたこともありました。メインの食事としても食べましたが、小腹が空いた時の食べ歩きにもぴったりです!
ラトビアのエンターテイメントやアクティビティ
大聖堂や市庁舎などの展望台からの夜景が絶景です。街灯や窓からこぼれる灯りが、オレンジの優しい街並みを演出してくれます。高い建物が少なくこじんまりとした旧市街だからこその風景。
冬は極寒ですが、日の入りも早いので夕方に行ってみるのがおすすめです。
ラトビアのナイトライフ
旧市街にはバーやクラブなど多くあるようで、地元の若者や観光客で賑わうようです。1時くらいには閉まってしまいますが、旧市街にあるROZENGRALSという、洞窟になっているレストランバーがおすすめです。
まるでタイムスリップしたような雰囲気で、民族ダンスなども見ることができ、食事もボリューミーでお酒も美味しく、素敵な夜を過ごせる場所です。
ラトビアのお土産
刺繍ものや民芸品の小物が多く見られました。白やクリーム色の布地にカラフルな刺繍のほどこされたポーチやバッグは、女心をくすぐられる可愛らしさ。フェルトで作られた動物の置物とかも可愛かったです。
また、寒い国ならではの手袋やニット帽なども、お土産には良さそうです。
ラトビアのビザ
photo by ayumi hara
日本人はビザ取得の必要はありません。注意が必要な点としては、シェンゲン協定内なこと。最初に入国したシェンゲン協定加盟国から90日以内には出なければなりません。
私もですが、西ヨーロッパのほうから観光し続けると、ラトビアに来る頃にはギリギリになっている可能性もあるので、滞在日数に気をつけてください。
ラトビアの基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)
首都:リガ
通貨:ユーロ
言語:ラトビア語
面積:64,589km2
人口:201.5万人
宗教:ルーテル教会、ローマ・カトリック、正教会など
時間帯:日本より7時間遅れ(サマータイム時は6時間)
気候:海洋性で、高緯度の割に比較的穏やか
ラトビアへの行き方(日本から行った場合)
日本からの直行便はないので、ヨーロッパの主要都市経由で乗り換えとなります。
ラトビアの主要都市
リガ
ラトビアの首都で、人口約70万人の最大の都市。港町はその美しさから「バルト海の真珠」と言う名前も持ち、旧市街は世界遺産に登録されています。
ロシアやドイツの影響を受けた建築物を見ることができるほか、北欧雑貨をも楽しめます。
ラトビアにある有名な世界遺産
リガ歴史地区
ドイツらしさが残る旧市街。リガ大聖堂や自由記念碑、三人兄弟の家など歴史ある建築物を巡ってみても良いかもしれません。
シュトルーヴェの測地弧
ロシアの天文学者が中心となり、子午線弧長の三角測量のために設置された三角点群。2005年に世界遺産に登録されました。
最後に一言
日本人にはあまり馴染みのない、バルト三国のうちの1つラトビア。行くまでは正直何もないんじゃないか?なんて思っていましたが(ごめんなさい……)、行ってみると可愛い建物と物価の安さ、のどかな雰囲気とフレンドリーな人々で、ヨーロッパよりも温もりを感じられて気に入りました!
コンパクトな街なため隣国との旅行にも組み合わせやすいので、ぜひ足を運んでみてください!