ポニーに乗って自由に走れるのもレソトならでは!
photo by SHIHO
ここでのポニートレッキングツアーは、ガイドさんも非常にのんびりとしています。前や後ろの人と結構距離が空いても、距離が近くても、特に急がされたりはしません。
これは土地が広く、周りに遮るものが無いこの村ならでは。先頭を走るガイドがちょっと振り向けば、ちゃんと全員が見えるのです。
海外と言えど、ポニーはちゃんと躾けられているので、まず置いていかれるようなこともないでしょう。馬やポニーに乗ったことが無い初心者の方も、安心して楽しめますよ。
photo by SHIHO
ツアー参加者は全員、ポニーに乗るのは初めてでしたが、自由にポニーを走らせたり止まって写真を撮ったり、上手く乗りこなせていました。
photo by SHIHO
私が乗ったポニーは若いからか元気いっぱいで、最初は列の3番目くらいだったのが、早々に先頭に。ガイドさんをも抜く勢いでしたが、さすがにそれはガイドさんが上手く諌めていました。
レソト王国でのポニートレッキング予約方法
マレアレア村のロッジ photo by SHIHO
ポニートレッキング・宿泊共に、村唯一のホテル「マレアレアロッジ(Malealea Lodge)」の公式ホームページから予約できます。
ポニートレッキングツアーの種類と料金
・マレアレア村 1時間
・Top of the Gorge 2時間
・サン族の岩絵(Bushman Paintings)3時間
・ボツェラ滝 4時間
・マッカレン高原(Makhaleng Plateau)5~6時間
・サン族の岩絵+ボツェラ滝両方行く4時間
ツアー代金は、時期により変動するかもしれないので、ホームページで確認しましょう。人数が増えるほど安くなります。Book now → Day Pony Trekking → コースの予約画面を開き、人数を変更すると、一人あたりの料金が表示されます。
今回ご紹介したのは、一番最後の4時間コース。一人の場合、ホームページで予約せずに直接現地で受付の人に頼んでおくと、他のグループに入れてもらえて、安い料金で参加できる場合もあります。
実際に私は現地で前日に予約し、一人参加だと500ロチ(約4,000円)のところ、他のグループと行くことで3人以上の料金・300ロチ(約2,400円)で行くことができました(※料金は当時の金額です)。
また、ポニートレッキング以外にもハイキングツアーや、村でのホームステイ等のツアーもあります。
ポニートレッキングに必要な持ち物など
標高が高いため夏でもそれほど暑くないと思いますが、日陰は全く無いため、熱中症対策はしっかりしておきましょう。帽子、飲み物、日焼け止めは必須です。紹介した滝に行く場合は水着もあるといいでしょう。
4時間以上のコースに参加する場合は、簡単に食べられる軽食やお菓子を持って行くのがおすすめ。私の場合、9時に集合し、ポニーの乗り方など簡単に説明を聞いた後に出発、ロッジに戻って来たのは14時頃でした。ポニーには荷物を乗せられるので、荷物は沢山あっても大丈夫です。
ロッジの周辺は品揃えが悪い商店が1軒あるだけ。キッチンで簡単な調理なら可能ですが、マレアレア村へ行く前に、パンやお菓子等の軽食を買っておくのもいいでしょう。
何時間もポニーに乗って、おしりが痛くならないかも不安でしたが、私は大丈夫でした。
どうやら女性は比較的大丈夫なようです。同じグループの男性の中には痛いと言っていた人もいたので、なるべく厚手のパンツや、長袖の上着を腰にくくってお尻の下に敷くのもいいかもしれません。
・名称:マレアレアロッジ(Malealea Lodge)
・住所:Malealea Village
・地図:
・アクセス:レソトの首都「マセル」からはミニバスで約2時間半
・電話番号:+266 5840-7816
・オススメの時期:春~夏
・公式サイトURL:https://malealea.com/
レソトの観光には絶対ポニートレッキングがおすすめ!
マレアレア村のロッジ photo by SHIHO
レソトと他国の一番の違いは、その自然の「かたち」でしょう。平地が無く、国全土が山と丘で形成されたような雄大な景色は、まさにレソトならでは。
ポニートレッキングは、そんなレソト特有の美しい自然を、楽しみながら身をもって体験できる、お得なアクティビティなのです。しかも、3人以上ので一人2,400円は、日本で体験するよりも安いので、コストパフォーマンスも抜群!
私は他の国でも馬やゾウやロバやラクダなど、乗れるものは何でも乗って来ましたが、正直ここでのポニートレッキングが一番楽しかったです!それはもう、日本に帰国後乗馬クラブを探したくらい。
南アフリカへ行かれる方も、少し足を伸ばしてぜひレソトまで行って、ポニートレッキングを体験してみてください。きっと、忘れられない絶景とポニーや馬に対する愛情が芽生えることでしょう!