こんにちは!現在、妻と共に旅をしているタカヤンです。突然ですが、皆さんは「リトアニア」という国をご存知でしょうか?名前くらいは、なんとなく聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
私はリトアニアに行くまでは、何もイメージが湧いてきませんでした。ですが、実際に行ってみると楽しくて、結果2週間も滞在してしまいました。
なぜ2週間も滞在してしまったのか、皆さんにリトアニアの魅力をご紹介していきたいと思います。
リトアニアってどこ?どんな国?
photo by Kanako Ota
リトアニアとは、バルト海東岸に南北に並んでいるバルト三国の中で最も南の国です。戦時中は旧ソ連国の一つでした。北はラトビア、東はベラルーシ、南はポーランドに囲まれています。
「バルト三国なんて、どれも同じような感じなんじゃないの?」と、私も実際に行くまではそう思っていました。しかし実際にリトアニアに行くと、大きな違いがありました。
大きな特徴として、リトアニアは他のバルト国に比べて領土が広いです。そして首都のヴィリニュスだけでなく、見どころが各所に点在しています。そのため、リトアニア国内の主要な観光地を周ろうとすると、国内を半周くらいするような形になります。
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リトアニアは全体的に治安も良く、夜暗くなってから出歩いていても特に不安はありませんでした。
個人的に気に入った国の一つです。まだメジャーな旅行先とは言えないので、穴場の旅行先だと思っています。
リトアニアは見どころが多い!
photo by Kanako Ota
何度も言っていますが、リトアニアは見どころが多いので、おすすめの観光地を紹介していきたいと思います!
まず、首都の「ヴィリニュス」。ヴィリニュスの旧市街は世界遺産に登録されていて、美しい街並みが残っています。ヴィリニュスの旧市街の特徴として、かなりの規模の旧市街が残っており、ヨーロッパ内でも最大級の大きさを誇ると言われています。
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歩いていて気付いたのはとにかく教会が多いということです。歩くとすぐ教会、また歩くとすぐ教会。まるでコンビニのように教会があります。
古い教会が多いようで、順番に修復していました。そのため、修復が終わって真新しい見た目の教会のすぐ近くの教会では、壁や内装がボロボロで、これから修復するのだろうなと思いながら見ていました。
とにかく教会が多いので、教会好きな方はぜひ行ってみてください!
photo by Kanako Ota
ヴィリニュスには「ウジュピス共和国」という地域が存在します。国と言っても承認されているわけではありません。しかし独自の国旗や憲法があって、自由な雰囲気を醸し出しているエリアです。
アーティストが多く住んでいるようで街中にはアートも多く、とても個性的。毎年4月1日は、パスポートがないと入国できないそうです。
photo by Takaya Ota
次にリトアニア第2の都市「カウナス」。カウナスには「博物館」が多いことで知られています。ここで一番有名なことは、第2時世界大戦中に「杉原千畝」さんが活躍された場所だということです。
カウナス市内には「杉原千畝記念館」があり、日本人にも人気のスポットになっています。
photo by Takaya Ota
カウナスでもう一つ個人的におすすめしたいのは、「悪魔博物館」です。ここには、世界各地から集められた悪魔が展示されています。
悪魔好きのコレクターの趣味が高じて、このような少し変わった博物館になったそうです。
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次にリトアニアが誇る世界遺産「クルシュー砂州」をご紹介します。リトアニア西部にある全長98kmの砂州です。夏はリゾート地として賑わうそうで、ここでは海と砂丘が見られます。細長い地形なので、どこにいてもすぐに海を見ることができるのです。
私の泊まっていた宿のすぐ目の前は海で、海から昇る朝日や海に沈む夕日を毎日見ることができました。太陽と海は最高の組み合わせです。夕暮れ時は海が薄いピンク色に輝き、ずっと見ていられるくらい美しかったです。
photo by Kanako Ota
砂丘は広大で、絶景が広がっています!夏はバケーション休暇中の人たちが、こんな景色を見ながらのんびりと過ごすんでしょうね。
海と街が近いだけに、白鳥がこんな近くまで来るなんてことも!
photo by Kanako Ota
クルシュー砂州の中心地にある「ニダ」という街には、カラフルな家が立ち並んでいます。自然に囲まれた場所なので目立ちます!
まるで絵葉書みたいです。こんな場所に一度は住んでみたい……。