ライター
KAWAHATA KANA ワーホリック女子

英語力ゼロからのフィリピン留学。そのまま運と勢いに任せてオーストラリア、カナダ、イギリスの3カ国でワーホリ生活を経験。気づけば海外生活は8年、渡航国数30ヵ国以上。ヨーロッパの魅力にどハマりしたワーキングホリデーホリック、略してワーホリック女子です。 海がすき!旅行が好き!食べるのもお洒落も欠かせない!という欲張りアラサー。 トラベルライターとしてSNSなどを活用して、心ときめくおすすめスポットを紹介しています。

みなさんこんにちは、ロンドン在住ライター・KANAです。最近ようやく初夏を感じ始めたロンドン。今や世界中に広がっている「プライドパレード」が行われるプライドマンス(月間)の時期も近づいてきました。

1年に1度行われるこのパレードは、ロンドンでは欠かせないビッグイベントです。今回は、そんなプライドパレードとは一体どんなイベントなのかをご紹介していきたいと思います。(※2020年の開催中止は決定しておりますが、今後の旅の参考にぜひご覧ください。)

プライドパレードって?

プライドパレードとは、LGBT(レズビアン/Lesbian、ゲイ/Gay、バイセクシャル/Bisexual、トランスジェンダー/Transgender)の文化を讃え、差別や偏見にさらされず、前向きに生きようとする人や、それらに賛同する人たちが行うパレードのことです。

このイベントは、「ゲイパレード」や「レインボーパレード」とも呼ばれています。

アメリカで始まったパレードですが、現在はイギリスを始め、フランス、オーストラリア、カナダ、ブラジルなど、世界各国至る地域で開催される国際的なイベントとなりました。

日本でも、1994年から「東京レインボーパレード」というイベントが毎年開催されており、その規模は年々拡大しています。

このパレードが行われるようになった発端は、1969年6月、アメリカ・ニューヨーク市内で起きた「ストーンウォール事件」。

これは、「ストーンウィール・イン(Stonewall Inn)」というゲイバーが、警察により強制手入れを行われた際、数千人規模で警察官に反抗をした暴動事件です。

それまでは肩身の狭い思いをしても黙っていたセクシャル・マイノリティの方々が、LGBTの権利をはっきりと主張した初めての出来事であり、事件の起きた6月をプライドマンスとし、その翌年から、ストーンウォール事件を記念したデモンストレーションがアメリカの各地で行われることになったのです。

これを聞いて「セクシャル・マイノリティの方だけが参加するイベントなのでは?」と思う方も多いかと思いますが、現在行われているプライドパレードは誰もが参加することができる、明るく楽しいイベントです。

どこもかしこもレインボー。ロンドンの街がカラフルに!

プライドを象徴するカラーとされているのがレインボー。セクシャルマイノリティの多様性をイメージしており、レインボーフラッグと呼ばれています。

この時期になると、パレードを盛り上げるために街中いたるところが虹色に装飾され、よりカラフルな街並みを楽しむことができます。

ロンドンではお馴染みのコーヒーショップやファストフード店、アパレルブランド、駅や道路ですらレインボーの装飾が施され、いつもよりもカラフルで明るく感じる街並みは、この期間ならではの楽しみ。

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KAWAHATA KANA ワーホリック女子

英語力ゼロからのフィリピン留学。そのまま運と勢いに任せてオーストラリア、カナダ、イギリスの3カ国でワーホリ生活を経験。気づけば海外生活は8年、渡航国数30ヵ国以上。ヨーロッパの魅力にどハマりしたワーキングホリデーホリック、略してワーホリック女子です。 海がすき!旅行が好き!食べるのもお洒落も欠かせない!という欲張りアラサー。 トラベルライターとしてSNSなどを活用して、心ときめくおすすめスポットを紹介しています。

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