世界的な旅行ガイドブック「ロンリープラネット」は、「ベスト・イン・トラベル2016」で2016年に訪れるべき国、都市、地域のトップ10を発表しました。
なんと、我らが日本も国別ランキングでランクインしています!このランキング、なかなか面白い評価点ばかりなので、サイトに紹介されていた点を勝手にまとめちゃいました!
第1位は意外すぎるあの国!
第10位 フィジー
photo by pixta
国際空港がアップグレードしたおかげで、南の楽園へ以前より行きやすくなりました!フランク・バイニマラマによるクーデター、軍事政権違憲問題などを抱えた10年間を経て2014年に民政復帰し、平和と安全が取り戻されました。
訪れた際には、ギターやウクレレを奏でる歌手から歓迎されることも。空港、ホテル、あるいはローカルバスで温かい歓迎を受けるかもしれません。
photo by Rusty Clark – On the Air M-F 8am-noon
現在フィジーで大流行しているのが「flyboard」!最近日本のコマーシャルでも話題になっていましたね。バウンティ島でぜひ体験してみてください。
そしてリゾートホテルのアトラクションとして人気なのが「火渡り(Vilavilairevo)」。ベンガ島のハワウ族に起源を持ち、本来は神聖な儀式のうちの一つです。男たちが焼けた石の上を歩く、フィジーでしか見られないこのアトラクション、必見です。
第9位 グリーンランド
正式にはデンマークに属しカナダの北東に位置する、世界最大の島。島全体の80%を氷が占め、人口密度は世界で最も低くなっています。
2016年3月にはグリーンランド史上最も大きなイベント、「北極冬期大会(Arctic Winter Games)」が開催されます!歌、ダンス、グルメなども楽しむことができ、グリーンランドを訪れるならこの時期がオススメです。
photo by pixta
農業があまり発達しておらず地上の交通機関もない島国のグリーランドでは、地元の食材を楽しむことができます。
生の海鳥をアザラシに詰め込み長時間発酵させるキビヤック、トナカイのベーコン…。ちょっと私にはレベルが高すぎます…。
第8位 ウルグアイ
ブラジルとアルゼンチンに挟まれて位置するウルグアイは、南米でチリに続いて2番目に生活水準が安定している国です。2016年には外国人観光客の数が300万人に達する予想。
ウルグアイではアサード(焼き肉)を楽しむことができ、上質な牛肉が手に入る場所の一つにモンテビデオのメルカドデルプエルトがあります。アルゼンチンのアサードとは異なり、薪で肉を焼くのが特徴です。
そして、ウルグアイで最も奇妙な光景と言えばこの大きな手「La Mano de Punta del Este (ラ・マノ・デ・プンタデルエステ)」チリ出身のアーティストMario Irarrázabalによるこの作品、ちょっと怖い気もします…。
第7位 ポーランド
中央ヨーロッパに位置し、地政学的・文化的に東西ヨーロッパの架け橋となっている国ポーランド。ショパンやコペルニクス、キュリー夫人などがこの国の出身です。
ポーランド最古の国立公園 Białowieża National Park (ビャウォヴィエジャ国立公園)は約105平方キロの面積を占め、ポーランドとベルラーシの国境をまたいでいます。
中には、ヨーロッパ最大のほ乳類であるヨーロッパ・バイソンから、最小のほ乳類で体重わずか数グラムのトガリネズミの仲間までが生息しています。ビャウォヴィエジャ国立公園って、早口ことばみたいですね。
そして世界的に人気となっているのが、ヘビメタルバンドBehemoth(ベヒーモス)。メンバーであるネルガルがライブ中に聖書を破ったパフォーマンスが問題となり、キリスト教団体からは問題視されたこともありました。
第6位 オーストラリア
日本の約20倍の広大な大陸、オーストラリア。世界で最も裕福な国の一つであり、世界第12位の経済規模になっています。
現在オーストラリアで大流行しているのが、いわゆる「フードトラック」。バーガーからバラマンディンカレーまで、様々な料理のトラックが街を回っています。そこでビールを一杯,これがたまらない!
そして南オーストラリア州にあるMutonia Sculpture Park (ムトニア彫刻公園) には、なんと飛行機が地面に突き刺さっています!
実はこれ、「Plane Henge」と言われるヴィクトリア州出身の芸術家による作品なのです。これはちょっと見に行きたい!