ライター
あしか 組織設計事務所

2015年2月に脱OLして、世界の建築が生み出す素晴らしい空間に会いにいく為にヨーロッパ一周中。それまでは、組織設計事務所でお仕事してました。

「なんで世界一周に行くの?」

これは、世界一周行きたい・行った人が、一度とならず何度でも聞かれたことだと思います。

私もたくさん聞かれました。その度に話しながら、「本当に行くべきかどうか」ということを出発直前まで迷いました。そこでヨーロッパ一周に旅に出たとき、旅に出たことを振り返るために一年後にリマインダーをかけました。

 

今年そのリマインダーが鳴ったので、自分のした旅を振り返ったことを記事にします。カッコつけずに良いところも悪いところも、一年経って冷静に感じていることをそのまま書こうと思います。

 

自分の旅の目的、実際の行程

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photo by PEXELS

振り返りの前に、簡単に私が行った旅の概要です。

私の旅の目的は、「建築を見ること」でした。大学で建築を学び、新卒で組織設計事務所で働く中で、もっと実際の建物を見ながら建築のことを勉強したい、と思ったことが旅のきっかけでした。

 

それまで勤めていた会社を辞め、旅の期間は3か月。スペインから出発して、イタリア→マルタ→スイス→フランス→ベルギー→オランダ→ドイツ→ノルウェー→フィンランド→エストニア→ハンガリー→オーストリア→チェコとヨーロッパを回りました。

 

旅に出る必要があったか

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photo by BARN IMAGES

そもそも、旅に出る必要はあったのか。この答えは、何度考えても旅に出る必要はあったと思っています。やっぱり、本物を見るということは全然違うと思いました。

本や写真で見てきた世界が目の前に広がっていて、そこの空気や人に触れることで、本ではわからない「感覚」レベルでその場所を感じられたというのは、本当に大きな経験だったと思います!

「百聞は一見に如かず」とは、よく言ったものですね。

 

あの時期でよかったのか

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photo by pixabay

私が旅に出たタイミングは、社会人を3年経験した時でした。もし学生のときに行っていたら、進路が変わっていたかもしれません。

それでも、自分自身はこのタイミングで良かったと思っています。

社会人と学生の時とでは明らかに建築や物事を見る「視点」が変わりましたし、長期の旅に出るということがどれほど大変かも分かっていたので、より「今後の自分に活かす」というハングリー精神があったと思うからです。

 

旅はいつでも行ける。ただ、ベストタイミングは本当に人それぞれ

学生の時に「今しか行けない」という話をよく言われました。働いている間は私も確かにそう思っていました。しかし、仕事を辞めて旅に出て、色んな年齢の旅人に会い、正直、旅はいつでも行けるんだな、と思うようになりました。

人によって学生のときに行くのがベストなのか、社会人になってからなのか、子供ができてからなのか、定年退職してからなのか。

その人によって、絶好の「タイミング」は違うと思います。

ライター
あしか 組織設計事務所

2015年2月に脱OLして、世界の建築が生み出す素晴らしい空間に会いにいく為にヨーロッパ一周中。それまでは、組織設計事務所でお仕事してました。

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