ライター
西嶋 結 ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。本の仕事をしています。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。有給休暇をフル活用して弾丸旅に繰り出すべく、筋トレに励んでいます。

2018年3月、中央アジアと中東の旅に行ってきました!期間は10日間で、ウズベキスタン(タシュケント・サマルカンド)→アゼルバイジャン(バクー)→イラン(イスファハン・シーラーズ・テヘラン)→アラブ首長国連邦(ドバイ・アブダビ)という欲張りコースです。

他の国は行きたい理由があったのですが、アゼルバイジャンに関しては、欲張りな私が「ウズベキスタンとイランの近くにあるし、ついでに行こうかな」という程度のものでした(そんなに言うほど近くないけど)。でも、今回の旅のなかで一番好きになり、「ここに住みたい!」と思えるほど良かった国がアゼルバイジャンだったのです。

アゼルバイジャンは日本ではなじみの薄い国です。でも、もっと多くの人にアゼルバイジャンを訪れてほしい!そんな思いから、アゼルバイジャンが「100点満点の国」だった理由をご紹介します。

理由1 日本人はアゼルバイジャンのアライバルビザが無料だから

photo by hirotomo

事前に調べていたのですが、アゼルバイジャンに到着して改めて驚いたこと。それは、「ビザはアライバルで取得可能、しかも無料」だということ。

旅慣れた人なら、「あれ?そんなに大したことじゃなくない?」と思うかもしれません。日本人がビザなしで渡航できる国は世界最多。私自身、「アライバルビザが無料」という情報を事前に知り、「まあ、そうだよね」と思っていました。

 

でも、到着してびっくり。入国審査前にビザ取得カウンターがあり、壁には世界中の国旗が並んでいました。たしかに日本の国旗の横には“FREE”の文字。一方他の国は、ビザの費用が20ドルもしくは30ユーロだったのです。FREEの国はなんと日本だけ。

カウンターで所定の用紙とパスポートを差し出すと、陽気(でイケメン)なスタッフさんたちが何かと話しかけてくれ、この国を好きになりそうな予感がしてきました。

 

ちなみに私はアルメニアへの渡航歴があったので、入国審査で事情を聞かれました。審査官が別室で私のパスポートをコピーしていたようですが、とくに問題なくクリアしたもよう。

 

理由2 無理なくアゼルバイジャンの異文化を楽しめるから

photo by 西嶋結

アゼルバイジャンの宗教はイスラム教。ですが今まで訪れたイスラム教の国とは雰囲気が異なり、人々の服装も自由な印象を受けました。ちょっとトルコと雰囲気が似ているかもしれません。

他の国ではイスラム教の規律から離れることはできませんが、アゼルバイジャンではいい意味でその規律を忘れることができました。イスラム教独特の雰囲気は旅人にとって魅力的ですが、実のところ、アゼルバイジャンの自由な雰囲気にほっとさせられた部分もあります。

 

理由3 アゼルバイジャンの食事が美味しいから

photo by 西嶋結

食事が美味しいというのは、旅行において重要な要素ですよね。その点、アゼルバイジャンはオールクリアでした。印象に残っているのは人気レストラン「Dolma Restaurant」のアゼルバイジャン料理です。

地理的にトルコ料理と似ているようで、アイラン(ヨーグルトドリンク)やラムチョップなどなどのおいしい料理をとてもリーズナブルに食べることができます。お店の内装もすてきで、異国感を味わうことができました。

ちなみに、アゼルバイジャン料理以外で美味しかったのはマリオットホテルの中にある「OroNero Bar&Restaurant」のイタリアンです。

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西嶋 結 ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。本の仕事をしています。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。有給休暇をフル活用して弾丸旅に繰り出すべく、筋トレに励んでいます。

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