カメラを持って、世界を旅する。それが好きな旅人にとって、自分の目で見たもの感じたものを、写真という形でたくさんの人に届けられたら、素敵ですよね。
「そんな生き方に憧れるけど、写真は趣味レベルだし、わたしには無理」と諦めてしまったり、「現実を見ろ」と周りから言われることもあるかもしれません。
しかし世の中には、そういう生き方をしている方がいるのも事実。そこで今回は、自分の夢を現実にした素敵な写真家たちが3月に都内で開催する旅の写真展をまとめてみました。
世界旅写真展 3/17~3/21 本田直之さんら旅人の写真が展示!
3月17日から21日まで開催されている「世界旅写真展」。毎回好評で今年で3回目の開催になります。
旅大学の講師もされたことのある写真家の竹沢うるまさんを審査員に呼び、本田直之さんや新進気鋭の写真家さんたちの写真も展示されています。
写真家さんたちのトークショーも19,20,21日に開催されており各回とも500円で入場できるので、お時間がある方は是非そちらもチェックしてみてください。
旅写真とは・・・
世界旅写真展というストレートな名前には強い意味が込められています。旅の写真といえば、風景写真や観光写真が思い浮かびますがそれだけが旅ではありません。あるいはポートレートやジャーナリズムを旅写真とすると、それは少し限定的すぎました。だから「旅写真とは何か、私達はなぜ旅を続けて写真を撮り続けるのか」を改めて考える機会を作りました。写真における「旅写真」という新しい分野を模索するため、こうした公募展を通じて旅写真への理解を深めて行きたいと思います。旅写真家|中村 風詩人
全ての旅で共通して言える事は、必ず何かを与えてくれる、という事ではないでしょうか。写真家 船津祐太朗
・開催期間:3月17日(木)~3月21日(月)
・住所:APART GALLERY&LIBRARY 世田谷区瀬田4丁目29番11号833ビルディング3階 地図google map
・アクセス:東急田園都市線 用賀駅南口徒歩9分
・開館時間:11:00~18:00
・料金:無料 トークショー各回500円
・公式サイト:833APART.com
3/29「サプール」 アフリカ・コンゴ共和国のおしゃれで素敵なジェントルマン
サプールって聞いたことありますか?サプールとはアフリカ・コンゴ共和国の超おしゃれなジェントルマン達の呼び名なんです。この人たちとにかく派手で超クール!!
ピンクのスーツや、グリーン、イエローなど、かなりビビッドな原色も抜群にカッコよく着こなしちゃうんです!
稼いだお金はすべて、おしゃれをするためにつぎ込んじゃう!何ならお金が足りなきゃ生活費を削ってでも、おしゃれしちゃうんです!かっこよすぎるでしょ!
そんなサプールのカラフルなファッションは写真によく映える!ファッションが好きな子は必見です!
・開催期間:3月29日(火)〜4月10日(日)※最終日は午後5時閉場※入場は閉場の30分前まで
・住所:東京都渋谷区宇田川町21-1西武渋谷店A館7階 特設会場
・アクセス:JR渋谷駅ハチ公口徒歩2分
・開館時間:(月〜土)午前10時〜午後9時 (日・祝日)午前10時〜午後8時
・料金:一般500円、高校生以下無料 ※西武・そごうモバイル会員さま(インターネット会員さま)は入場無料
・公式サイト:SEIBU SOGO.jp
3/3~6/30 石川直樹 写真展「Across Borders:」
写真家、探検家、ライターなどさまざまな顔を持つ石川直樹さん。
彼はこれまでエベレスト含む七大陸の最高峰を当時最年少での登頂や、北極から南極までをスキー、自転車、カヤック、徒歩などの人力で踏破するプロジェクト「Pole to Pole2000」に日本代表として参加したりと、僕らにたくさんの夢を見せてくれました。
今回は、北海道とカナダのアルバータ州の姉妹提携35周年を記念したイベントです。
アルバータ州と北海道の間には、気候、地形、また先住民が居住するなど、多くの共通点があります。
石川は、北極圏や世界七大陸の最高峰を含む辺境の地を旅する中で、洞察力と芸術性に富んだ写真へのアプローチを確立し、現代的な視点からこの二つの土地の類似性と独自性を見つめています。
作品を見る人は、アルバータと北海道の、またより広くカナダと日本の共通点に気づくことでしょう。
彼の息遣いまで聞こえるようなリアルな写真。極度の緊張感に満ちた道程を、中判フィルムカメラに収め圧倒的な自然の脅威と美しさを描き出しています。