皆さんはメキシコに訪れたことはございますか?日本の約5倍の面積があり、北はアメリカ、東と西は太平洋・メキシコ湾・カリブ海に面する人気観光地、メキシコ。青い海に青い空、神秘のベールに包まれた遺跡、おいしいグルメなど、実に魅力に溢れた国です。
それでは今回は、そんなメキシコの基本情報と、旅行で行った際に必ず訪れたい観光スポットを合わせてご紹介していきます。
物価
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メキシコの物価は全体的に日本より安いですが、医療費や輸入電化製品などは高いです。農業大国であるメキシコは食材が安いため、それに伴い外食費も安くなります。また交通機関利用料金や宿泊費なども安く、例えばバスの初乗りは30円ほどです。
気候
メキシコは北半球にあるため、暑い時期、寒い時期は日本と同じです。5~10月が雨季、11~4月が乾季となり、雨季はたとえ昼間晴れていたとしても、夕方に雷雨があるのが一般的なので注意が必要です。
服装
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一見一年中暑そうに見えるメキシコですが、国土が広いため、北と南、内陸と海岸沿いでは気候は全く異なります。例えばメキシコシティは標高が高いため気候が変動しやすく、温度差が激しいので羽織れるものを1枚持っておくと便利です。また12月~2月という一年でも最も寒い季節は、ダウンジャケットやコートも必要になります。
リゾートとして有名なカンクンは年間を通して気温が平均25.9度と暖かいですが、日中は日差しが強すぎるため、日差し対策をしっかりと意識した服装が必要になります。日焼け止めも必須です。
旅行シーズン
メキシコ旅行のベストシーズンは、雨がほとんど降らない乾季です。湿度が低く比較的過ごしやすい季節なのでおすすめです。
通貨
メキシコの通貨はメキシコ・ペソで、通貨記号は「$」です。センタボと呼ばれる補助単位があり、1ペソは100センタボです。
紙幣は20、50、100、200、500、1000の6種類、硬貨は1、2、5、10、20ペソに、センタボの10、20、50の8種類があります。
ビザ
日本人は、3ヶ月以内の滞在であればビザは必要ありません。
コンセント
電圧は110V、120V、127V、周波数は60Hzです。コンセントプラグの形状は日本と同じAタイプなのですが、電圧が不安定なので日本の電気器具を利用する際には変圧器を利用するのが推奨されています。
食事
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メキシコは、世界の中でも食文化がとても豊かだと言われています。有名なタコスはもちろん、代表的な家庭料理として知られるポソレという名の野菜スープや、ぺスカドフリートと呼ばれる魚のフライ、本場・スペインに劣らないおいしさだと評判のチュロスなど、とにかくおいしいグルメがたくさんあるのでおすすめです。
続いて観光スポットをご紹介します。
エル・ロージョ
地元の人々や家族連れに人気のある観光スポット、エル・ロージョ。ここはさまざまなアトラクションで遊べるテーマパークで、ウォータースライダーや、バンジージャンプなど1日中楽しい時間を過ごすことができます。
プラヤ・ディアマンテ
プラヤ・ディアマンテは、アカプルコの市街地から離れた場所に位置する人気のビーチスポットです。比較的静かで、ゆっくりと透き通る海という絶景を楽しむことができます。アカプルコの市街地にあるビーチよりも混雑していないので、人の少ないビーチでのんびりと過ごしたい方におすすめです。
ロケッタ島
ロケッタ島はアカプルコ湾の西の半島、ラス・プラヤス半島の目と鼻の先にある島で、シュノーケリングの聖地としても有名な観光スポットです。透き通る海がどこまでも広がる美しい島で、アカプルコから半日シュノーケリングツアーに参加することもできます。
ディエゴ リベラ壁画
ディエゴ リベラ壁画は、アカプルコの住宅街に位置している観光スポットです。ここでは、その名の通り、壁画の名人として知られる「ディエゴ・リベラ」の壁画を見ることができます。
プラヤ・ピエ・デ・ラ・クエスタ
こちらは、アカプルコ湾周辺の中心地から西の方角に位置する、高い波が立つサーファーに愛されているビーチです。周辺ではシーフードを味わえるレストランがたくさんあるので、休息をとりながら周囲を黄金に染める夕日を楽しむことができます。
ソカロ
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アカプルコの中心地・ソカロには、教会や歴史的建造物など、見所がたくさんあります。アカプルコ湾の西側、少し入り江になったソカロは、目の前がクルーズ船の乗り場になっており、常に地元の人々や観光客で賑わっています。
トレス・パロス湖
トレス・パロス湖は、アカプルコの新興リゾートエリアの海岸線のすぐ後ろにあり、海と至近距離に位置していますが、淡水湖というユニークな場所です。湖ではワニ、鳥類、イグアナに遭遇することができ、野生動物たちがのびのびと生息している姿を見ることができます。
カテドラル
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アカプルコの旧市街の中央広場の前に立つ、地域のシンボルとなっているカテドラル。青と金色を基調カラーとしており、外観も内装もその2つの色で美しく彩られています。
プエルト・マルケス湾
プエルト・マルケス湾は、アカプルコ湾の東隣にある小さな湾です。湾というよりは入り江に近いくらい小さく、海水は温かくきれいで砂浜も整っており、非常に美しいと評判のスポットです。
アカプルコ植物園
アカプルコ植物園では、日本では見られないような貴重な植物たちを観察することができます。シアターでは美しい熱帯植物の紹介ビデオと、その生態系が人間にもたらす様々な利益を映像を通して学べます。
プラヤ・イカコス
アカプルコのゴールデン ゾーンで最大の規模を誇るこのビーチには、丸一日いても飽きることのない多彩なエンターテイメントが揃っています。バナナボート、パラセイリング、ジェットスキーなど、様々なビーチアクティビティを楽しむことができます。
アカプルコ国際交流センター
アカプルコ湾中央より東、プラヤ・イカコスのすぐ裏にあるアカプルコ国際交流センターは、15ヘクタールもの大きな敷地の中に、劇場や広大な広場を所有しています。クリスマスシーズンの11,12月にはセンター内劇場でアカプルコフィルハーモニー管弦楽団による無料のコンサートが開かれ、ぜひ訪れたい観光スポットです。
パルマ・ソラ
アカプルコ湾の北、標高350~450mに位置する遺跡発掘地区です。奇妙な絵などが18個の岩に刻み込まれており、考古学者たちは、この地域には西暦前800~西暦750年ごろに文明があり、その時代に描かれたものだとしています。そのほかにも周辺では熱帯植物を鑑賞したり、鳥の鳴き声を聞きながらハイキングすることができるのでおすすめです。
ベジャス アルテス宮殿
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ドーム型の天井が印象的なベジャス アルテス宮殿。1901年にイタリアの建築家、アダモ・ボアリによってデザインされたもので、白大理石を惜しげもなく使い、壮麗なアール・ ヌーヴォー様式の建物に仕上がっています。
国立宮殿
国立宮殿は、大統領の国務室や大蔵省などが入っている、堂々たる中世建築物です。ここにはメキシコ近代化の父と仰がれるベニートフアレスの記念室などがあり、そのほか独立の鐘やディエゴ リベラの壁画など見所満載です。
チャプルテペック城
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スペインの植民地時代、総督が週末に利用する別荘として作られたチャプルテペック城。メキシコ独立後の1847年、アメリカの侵略戦争、米墨戦争の最後の砦となり、6人の英雄少年が身を投げ国旗を守った場所です。現在は国立歴史博物館として利用されています。
死者の道
死者の道とは、メキシコシティから北部へ50km、テオティワカン遺跡の中心を通る大通りのことを指します。テオティワカンは神々の宿る地とされており、メソアメリカ時代には文化や商業の中心地として栄えました。現在、道周辺には土産物店があり、観光客が多くにぎやかです。
メキシコ国立自治大学
オゴルマンがてがけた、世界最大規模の壁画に覆われた中央図書館があることで有名なメキシコ国立自治大学。メキシコ革命の意義や民族の自覚を国民に訴えた壁画運動の作品が残る場所として、世界遺産にも登録されました。
ラテンアメリカ・タワー
メキシコシティの眺望を楽しみたい方におすすめ!ラテンアメリカ・タワーは地上44階建てのビルで、 建設された1956年当時ではラテンアメリカで最も高いビルでした。44階には展望台があり、メキシコシティの街並みはもちろん、天気が良ければ遠くの山の風景も楽しめます。
グアダルーペ寺院
メキシコの人々はもちろん、ローマ・カトリック教徒全体にとっても重要な聖地として知られるグアダルーペ寺院。ここはバチカン公認のカトリック3大奇跡の寺の1つで、図像は堂内の祭壇の上部に掲げられています。近代的な造りで、頻繁にミサなどが行われます。
シウダデラ市場
シウダデラ市場は、メキシコシティの中心に位置している民芸品を扱う市場で、リーズナブルな価格で品物が売られています。活気ある市場でおみやげを買いたい方に特におすすめのスポットです。
メトロポリタン カテドラル
メキシコシティにあるメトロポリタン大聖堂は、1573年に建設が始められ、1818年に完成したルネサンス、バロック、新古典主義様式のカトリック教会です。聖堂の塔には登ることができ、美しい景色と教会にあるベルを見ることができます。また、夜にはライトアップされ、昼間とは異なる姿を楽しむことができます。
治安はちょっと心配だけど、やっぱり行きたいメキシコ!
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今回はメキシコの基本情報とおすすめの観光スポットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?メキシコはあまり治安の良い国とは言えませんが、それでも歴史的な歴史遺産、カラフルで可愛らしい街並み、世界有数のリゾート、おいしいグルメと、旅人を引きつける魅力がたくさんある国です。今回の記事を参考にして、安全に、そして快適にメキシコ旅行を楽しんでくださいね。