メキシコと言われても何があるのかあんまりピンとこないですよね?しかし、世界遺産保有数が世界で第6位という見どころいっぱいの国です。
遺跡などの観光スポットはもちろん、白い綺麗なビーチもたくさんあるので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
※編集部追記
2016年9月に公開された記事に新たに5選追記しました。
2017年6月に更新された記事に新たに加筆しました。(2018/11/16)
2017年6月時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。
世界中から集めた365カ所の絶景を見に行こう
この記事では、TABIPPOのモノづくりブランド「PAS-POL」より発売された「365日世界一周絶景の旅」のスポットを抜粋いたしました。
365日。1年かけて、
本当に世界一周できたなら。「いつか旅に出てみたい」
「世界中の美しい景色を見てみたい」そんな夢物語を現実にするために、
世界中から365カ所の絶景を集めて、
本当に行くことができるルートまで考えて、
一冊の本をつくりました。
チチェン・イッツァ
photo by Fer Gregory/Shutterstock.com
ユカタン半島の州都メリダの東、約120kmにあるメキシコ・マヤ文明の遺跡。1988年にユネスコの世界遺産にも登録された貴重な遺跡があり、迫力ある巨大なピラミッドで有名。
「エルカスティージョ」と呼ばれるこのピラミッドにはひとつの面に91段の階段があり、4面で364段。さらに最上段の1段をくわえれば、一年の日数を表す365段になっている。
・名称:チチェン・イッツァ
・住所:Chichen-Itza
・アクセス:メキシコシティからメリダ、カンクンまでバスで20~25時間、飛行機・1時間半~2時間
・オススメの時期:4月~11月
ヒドゥンビーチ
photo by いろは
メキシコ本土から数マイル沖にある小さな無人島、プラヤ・デル・アモール。別名を「ヒドゥンビーチ」という。プラヤ・デル・アモールとは「恋人たちの砂浜」という意味。
地表にぽっかりと空いた穴の中に広がるビーチが特徴的で、まさに秘境と呼ぶにふさわしい景色。旅人たちは唯一許可された観光用ボートでこの秘密の砂浜へたどりつくことができる。
・名称:ヒドゥンビーチ
・住所:Hidden beach on Marieta Islands, off the coast of Puerto Vallarta, Mexico
グアナファト
photo by 中美砂希
「コロニアル調の景色ではメキシコでいちばん美しい」といわれている。昼はカラフルな街並み、夜はキラキラと輝く絶景のパノラマに心奪われる旅人が続出。
世界文化遺産として街全体が保護されている小さな街なので、ゆっくりと歩いて存分に中世の雰囲気を楽しむことができる。街には教会も多く、「朝の目覚めは鐘の音で」なんて、この街に住んでいる人がうらやましくなってしまうほど。
・名称:グアナフアト
・住所:Guanajuato
・アクセス:首都メキシコシティーからバスで約5時間
カンクン
photo by 古田彩
マヤ語で「カン」は蛇、「クン」は巣といい、合わせて「蛇の巣」という意味を持つ土地。ユカタン半島の先端に位置し、カリブ海に臨むメキシコ屈指の豪華リゾートとしてハネムーナーに人気がある。
真っ白なパウダーサンドのビーチに寝そべり、ターコイズブルーの海に浮かぶ時間は至福のひととき。スイートホテルで優雅な時間を過ごすもよし、ジンベイザメと泳げるダイビングに参加しアクティブに過ごすもよし。
・名称:カンクン
・住所:CANCUN, Maxico
・アクセス:カンクン空港からホテルゾーンまで車で15分~30分
セノーテ・イキル
photo by 足立ゆい
メキシコ湾とカリブ湾に突き出るユカタン半島。その主役はメキシコ語で「セノーテ」と呼ばれる、地下水が溜まった聖なる泉。その数は4〜5,000にのぼる。
古代マヤ人にとって、セノーテは「別世界への入り口」とされ、多くの捧げ物を沈ませたそう。透明度が高い泉に潜ると、無数の泡が光を反射する様子は宇宙のようで、地上から差し込む神秘的な光に、マヤ人たちがこの光景を崇めたこともうなづける。
・名称:セノーテ・イキル
・住所:Carretera Federal 180, Chichen-itza, Yucatan, Mexico
・公式サイトURL:http://www.en-yucatan.com/cenotes/cenotes-chichenitza/cenote-sagrado.php
*編集部追記(2018/06/18)
以下、本書籍に掲載されていない観光スポットの一覧となります。
古代都市ウシュマル
photo by pixta
古典期後期から後古典期にかけてのマヤ文明の遺跡ですが、都市の占地が行われた時代ははっきりしていません。
遺跡内の建造物はおよそ紀元700年から1100年の間に建てられたもので、2万5千人ほどが暮らしていたと推定されており、現在でも考古学的な研究が進められています。
総督の館、魔法使いのピラミッド、尼僧院、大球戯場がとりわけ有名な建造物です。
・名称:ウシュマル
・住所:Uxmal
・営業時間:8:00~17:00
・定休日:なし
・アクセス:メキシコ・ユカタン半島の中心都市メリダからバスで約2時間
古代都市テオティワカン
photo by pixta
紀元前2世紀頃に築かれたといわれている古代都市テオティワカン。一度は滅びたものの、14世紀にアステカ人が聖地としたことで再度繁栄することになった古代メキシコ文化圏の中心都市です。
テオティワカン文明の中心であったこの大都市は宇宙観、宗教観が現れた巨大な宗教都市でした。1987年より世界文化遺産に登録されています。
・名称:テオティワカン
・住所:Ecatepec Piramides km.22 + 600, Municipio de Teotihuacan, San Juan Teotihuacan 55800,Mexico
・営業時間:9:00~16:30
・定休日:なし
・アクセス:メキシコシティーからバスで約1時間
・電話番号:+52-594-956-0276
メキシコ・シティ歴史地区
メキシコシティのスペイン植民地時代の建物が並ぶ歴史地域と、水郷ソチミルコ。植民地の首都として16世紀に建設された都市で、250年もの月日をかけて改築された大聖堂、アラメダ公園、国立宮殿などが残っています。
ソチミルコにはスペイン人の侵略前に統治していたアステカ帝国の独創的な農耕法が今でも受け継がれており、これらが評価され、共に世界文化遺産に登録されました。
・名称:メキシコシティ
・住所:Mexico City
・アクセス:ベニート・フアレス国際空港から車で約30分
プエブラ歴史地区
メキシコに入植したスペイン人たちが早々に築いた街がプエブラです。
それまで未開の土地であったプエブラで陶器作りに適した良質の土が多く発見されたことで、現在に残る歴史地区には、スペインの陶器産地であるタラベラから伝えられたタイル装飾のある美しい建物が立ち並んでいます。
1987年に世界文化遺産に登録されました。
・名称:エロイカ・プエブラ・デ・サラゴサ(Heroica de Puebla de Zaragoza)
・住所:Puebla
・アクセス:メキシコシティから車で約2時間
・オススメの時期:3月、4月
エル・ビスカイノのクジラ保護区
毎年12月から3月にかけて、アラスカからやってくるコククジラの繁殖地となっている保護区です。
エル・ビスカイノ生物圏保護区の中で、オホ・デ・リエブレ湖とサン・イグナシオ湖の二つの潟湖が世界遺産に登録されています。
観光客による過剰なホエールウォッチングで環境が悪化したため、現在は観光に規制がかかっています。
・名称:エル・ビスカイノのクジラ保護区
・住所:Reserva de la Biosfera El Vizcaíno
・オススメの時期:12月~3月