フリーランスのWebデザイナーとして、デザインショップRirianを経営する扇田美紀さん。インスタグラマーや旅MUSEとしても、多くの女性の憧れの存在となっています。
今回は、TABIPPO.NET編集長・前田塁との対談という形で、「フリーランスWebデザイナーの旅と仕事」をテーマにお話をうかがいました。
旅するWebデザイナー/インスタグラマー。
フリーランスでデザインショップRirianを経営しながら、
デザインのヒントを探してPC片手に世界中を旅している。
そんなライフスタイルが多くの女性の憧れとなっている。
2019年の旅行予定はトルコ・LA・上海・ポルトガル・スペイン。
Travel Blog : http://mikimiki1021.com
1987年、大阪府生まれの三重県育ち。株式会社TABIPPOでWebメディア「TABIPPO.NET」の運用と開発が得意な編集長やってます。慶應義塾大学卒、ニューヨーク交換留学、大阪ガス、オプト勤務を経てTABIPPOを創業しました。
52ヶ国訪問、世界二周して、ワークライフカオスに生きてます。最近はWebメディアの仕事以外にも、コンサルやったり、ラジオのパーソナリティーしてますが、次の夢は宇宙飛行士です。
Twitter:@NY_ruisu
ブログ:Work Life Chaos
自分の「やりたいこと」を追求した結果、今がある
前田 塁(以下、前田):フリーランスのWebデザイナーとして活躍されている扇田さんですが、改めて今のお仕事についてお聞かせください。
扇田 美紀さん(以下、扇田):リーフレットや名刺、ブログデザインなど、女性向けのデザインの仕事をしています。ネイルサロン、エステサロン、パーソナルトレーナーなど、個人の方からお仕事をいただくことが多いですね。
Webデザインが7割ほどを占めていて、残りの3割はSNS運用や撮影、インフルエンサーのマネジメントのお仕事です。興味の対象が年々変わっていくので、その時々の自分の「やりたいこと」にあわせて動いています。
前田:デザインは、女性向けに特化されているんですね。
扇田:そうです。自分が好きなもの、興味があるものだからこそ、「もっとこうしたほうがいい」というアイデアを出せます。自分の「好き」に従って提案を続けた結果、今があると思っています。
前田:ブログを拝見したんですが、毎日更新されていて驚きました!「旅しながら仕事」というと、ゆったりした生活をイメージをされる方もいると思いますが、かなりお忙しいのでは?
扇田:ありがたいことにお仕事をたくさんいただいていて、常に何十件の案件を抱えています。お客さまが求めるもの、お客さまの成果につながるものをくみ取り、アウトプットして……の繰り返しですね。
前田:かなりパワフルな働き方ですよね。新卒からずっとフリーランスですか?
扇田:いえ。最初はアパレル系の会社員で、その次は自社のECサイトを運営する会社で働いていました。これらの会社を選んだのは「自分のECサイトを持ちたい」「手に職をつけたい」という思いがあったからです。
フリーランスの友だちが多かったので、会社員のかたわら、彼女たちのためにロゴをつくったり、ショップカードやブログのデザインをしたり。お稽古サロンブームだったこともあってか、お仕事を任せていただけることがどんどん増えていきました。
前田:はじめは副業だったんですね。本業でも、Webデザインのお仕事をされていたんでしょうか。
扇田:イラストレーターやフォトショップは使っていたものの、それがメインというわけではなくて。「もっと勉強してスキルを身につけたい」と思っていたころ、上司が「スクールに通って勉強してみたら?」と背中を押してくれたんです。スクールでの勉強が楽しくて、どんどん上達していきました。