5.「I want to go cruising tonight .」今夜ナンパに行きたいな。
旅行に出かけた時に行く機会の多いクルージング。でも、夜の予定を聞かれた時“I want to go cruising tonight .”と表現すると、cruisingはナンパや車で女の子を誘いに行きたいという意味を持っていますので「今夜はナンパしに行きたいな」という意味になってしまいます。
海でクルージングを楽しみたい場合は“I want to go on a cruise tonight .”「今夜はクルージングに行きたいな」と言うと、本来の意味が伝わりますよ!
6.「What time is it now?」“今”何時?
学校の授業などで最初の方に習う定番の英会話に“What time is it now?”「今は何時ですか?」がありますが、実はネイティブは殆ど使うことがありません。
このフレーズだと「今は」の部分が強調されて、何度も相手に時間を訪ねているような印象になってしまうからです。この表現を使うのは、例えばカップラーメンを作る時のように、時間を気にしなければいけない場合などに使用します。
普通に今の時間を訪ねたい時は“What time is it?”で聞くのが一般的です。
7.「Please help me!」(危険が迫ってるの)助けて!
仕事で手いっぱいの時や、少し手を貸して欲しい時、 “Please help me!”を使ってしまうと、きっと「何事!?」と驚かれてしまいます。
ネイティブは“help me”を命の危険が迫っている時や、よっぽどのことがない限り使いません。
少し手を貸して欲しい時は“Could you help me out ?”(outを忘れると緊迫感が出てしまうので注意!)や“、「Can you give me a hand?」”を使うようにしましょう。
8. 「I have many boyfriends .」私には沢山の彼氏がいるの
“boyfriend”は、日本では男友達という意味で表現されますが、女性が“have many boyfriends ”を使ってしまうと「私には彼氏が沢山いるのよ」という意味になってしまいます。
また、男性が “boyfriend”を使うと、ゲイだと思われてしまいます。 友人が沢山いると表現したい場合は、I have many male friends.「私は男友達が沢山いる」( male は男性)、I have many female friends.「私には女友達が沢山いる」( female は女性)と言うようにすると、本来の意味が伝わりますよ。
9.「I don’t know.」しらねぇよ
聞かれたことが分からなかったり、予定が決まっていない時に“I don’t know.”を使うのは、不機嫌やぶっきらぼうに「しらねぇよ」と言っているように聞こえてしまいます。
“I’m not sure.”を使うと「良く分からないや」と言った柔らかい表現にすることができますので、普段はこちらを使った方が良いでしょう。
10. 「Why did you come to Japan?」なんで日本に来たの?
「日本にどうして(どんな目的で)来たのですか?」と聞きたい時に、“Why did you come to Japan?” を使うと、「なんで来たんだよ、なにしに来たんだよ」という意味に捉えられ、相手に不快感を与えてしまいます。
“What brings you to Japan?”と聞くと、嫌みな感じなく聞くことができますので、会話を友好的に楽しみたい場合はこちらを使うようにしてくださいね。
それでも、やっぱり渡航の目的を親しくない相手に聞くのは失礼に当たりますので、もう少し丁寧に効きたいのであれば、 “May I ask you a question? ”「ちょっとお尋ねしたいのですが、教えて欲しいのですが」という表現を使うようにすると、より相手に丁寧な印象を与えることができますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?悪気なく使ってしまう言葉も、こうやって見てみると意外と誤解されてしまう可能性があるんですね。
折角のネイティブとの会話を楽しむ為にも、基本的なことをしっかりと抑えて、相手に不快感を与えないようにしたいですね。