ライター
佐々木 拓馬 フリーライター

せかいいっしゅうしましょう じぶんのいきたいところにいきましょう むずかしいことはなしにして さぁ、いきましょう

「アフリカでもっとも旅行しやすい国」とも言われるモロッコ。たくさんの観光地やお土産などなど、さまざまなポイントが世界の旅人の旅ごころをくすぐるのです。というわけで、今回はモロッコに行く前に知っておきたい基本情報をまとめました。

*編集部追記
2015年10月1日に公開された記事に、追記しました。
2015年10月1日に公開された記事に、追記しました。(2017/08/28)

1.VISAについて

日本人がモロッコを旅行する場合、連続3か月以下の滞在であれば特殊なビザは必要ありません。いわゆる「ノービザ」で旅行できます。

連続三か月を超える場合には、モロッコの警察署の外国人係で手続きを踏む必要があります。

2.飛行機について

2015年5月現在、日本とモロッコを結ぶ直行便は運行されていません。そのため、何度か飛行機を乗り継ぐ必要があります。

乗り継ぎがうまくいっても、日本からヨーロッパ主要都市まで約12時間、さらにモロッコまで約3時間〜4時間の18時間程度の長期フライトになるので、長期フライト対策をすべきでしょう。

3.言語について

photo by pixta

モロッコの公用語はアラビア語とベルベル語ですが、多くのモロッコ人はモロッコ語をしゃべります。モロッコ語はアラビア語の一種ですが、かなりなまりが強く独特です。

また、第二言語のフランス語を話せる人が多い一方で、英語が喋れる人はまれです。

4.生活費

モロッコの現地通貨はディルハムです。1DHで約10円強。モロッコの物価は日本に比べてかなり安く、安宿を巡れば宿泊費と食費だけなら一日1000円以下で生活もできるでしょう。

しかし、観光地が一か所に固まっていないため、移動することが多く交通費は少々かかります。

5.服装

砂漠の国というだけあって日中はかなり暑いですが、夜には一気に冷え込みます。特に、砂漠では夜に氷点下になることもあります。そのため、暑さにも寒さにも対応できる服装を準備すべきでしょう。

また、モロッコはイスラム教国でもあるので、女性は短い丈のパンツやスカート、肩が出るような肌を露出する服装を選ばないようにしましょう。

6.観光地

photo by pixta

モロッコの観光地と言えば、なんといってもラバト、マラケシュ、フェズ、さらにはサハラ砂漠ですよね。

サハラ砂漠で一泊キャンプするツアーは特に高い人気を誇ります!!現地で予約することもでき、現地予約ならばよりお手軽な価格で参加できます。

他には、青い街と入り組んだ路地が魅力の「シャウエン」や、新鮮な魚介類が楽しめる「エッサウィラ」も人気の高い観光地です。

7.食べ物

また、モロッコは屋台飯の文化も発達しており、マラケシュのジャマルフナ広場の屋台では、羊の脳みそやエスカルゴなど日本ではなかなかお目にかかれない食材を食べることもできます。

8.治安

photo by pixta

モロッコの治安は、アフリカ大陸の中では比較的良いとされています。しかし、軽犯罪が起きていることも事実です。買い物をしている時の値段交渉や、商店で少しリラックスしている隙にもう一人隠れていて貴重品を盗まれたり、その他大勢でのグループでの犯行もあります。

さらには道案内をしてくれたと思ったら、人気のない場所へ連れて行かれて現金を要求されるなんてケースも稀に起こります。

隣国のアルジェリアとの国境付近は治安が良くないとされているので、サハラツアーなどでアルジェリアの国境に近づくことがあるとき、現地でサハラツアーをリクエストする場合には行き先をしっかりと確認すべきでしょう。

9.お土産

photo by pixta

モロッコでお土産を買うならば、マラケシュのマーケットが特におすすめです。

革製品や伝統的な衣装などの大きなお土産から、小物やアクセサリーなどのばらまき用のお土産まで一か所で買い揃えられます。

10.スケジュール

モロッコを旅する場合、サハラ砂漠ツアー、シャウエンの街探索、マラケシュでのショッピングは、特に外したくないポイント!!

とはいえ、この三つの都市を移動するだけでも、数時間から半日程度かかってしまいます。

そのため、プランはできるだけ余裕をもって組みましょう。最低でも1週間から10日はないと満喫するのは難しいかもしれません。

11.宿泊

モロッコではリヤドと呼ばれる、中庭を囲むように造られた宿泊施設に泊まるのがオススメです。中庭にはプールや噴水、テーブルや植木などがあり、オーナーのこだわりが見えます。

古い邸宅を改装して造られたリヤドが多く、モロッコならではの家具や寝具、モザイクタイルなどがあり、その場所に居るだけで楽しめます。

12.交通手段

photo by pixta

モロッコの交通手段は主にバスやタクシーです。タクシーはメーターをつけてくれるので、最初に金額の交渉をするよりはメーターの金額で払った方が良いでしょう。

タクシーは方向が同じであれば乗り合いも可能で、乗車の仕方は日本と同じく手を挙げると停まってくれます。

市内を回るバスは、旅慣れしている人でないと少し難しいかもしれません。なので少し移動するくらいならタクシー移動の方が良いでしょう。

長距離の移動は鉄道が便利です。フェズからカサブランカまでは1等列車で約1550円(155DH)、約3時間半の道のりです。

2等列車の値段が約1030円(103DH)で1等列車とあまり変わりはないので、乗り心地を重視するのであれば1等列車をおすすめします。

13.人柄

モロッコの人柄は、とても人懐っこい性格です。街を歩いていると笑顔で挨拶してくれたり、迷っていると案内しようか?とすぐ声をかけてくれます。

そして、何と言っても声がでかい!歩いていると大声で喋っている光景をたくさん目にするでしょう。

恋愛事情はというと…同棲は法律で禁止されています。お付き合いイコール結婚という意識があり、結婚していないと一緒に住むことができません。

まとめ

思った以上に魅力が詰まった国「モロッコ」。きっとあなたもこの国を旅すれば、あっという間にファンになってしまうはず。しっかりと準備を整えて、砂漠の国を楽しんじゃいましょう!今年の長期休みは、モロッコに決まりです!!

モロッコについて調べている方に、人気の商品はこちらです

created by Rinker
ダイヤモンド社
¥1,627 (2024/04/18 10:59:01時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
ラッキーシップ(Lucky-ship)
¥1,463 (2024/04/18 18:42:59時点 Amazon調べ-詳細)
ライター
佐々木 拓馬 フリーライター

せかいいっしゅうしましょう じぶんのいきたいところにいきましょう むずかしいことはなしにして さぁ、いきましょう

RELATED

関連記事