このたび、和歌山県那智勝浦町を舞台に催行される、文化と自然を満喫するツアーの参加者を募集します。
photo by 村井克貴
株式会社TABIPPOは、先日タイで全社合宿を行い、海外渡航もようやく戻りはじめたことを実感しました。しかし、海外のよさも味わいつつ、日本の魅力もおおいに感じた2020年からの2年間。
今回のツアーには、そんな日本の魅力を体感できるコンテンツが詰まっています。繰り返しになりますが、舞台は2004年に世界遺産として登録された、和歌山県那智勝浦町。
主催は、株式会社TABIPPO及び、那智勝浦町のホステル・カフェバー「WhyKumano(ワイクマノ)」と一般社団法人 那智勝浦観光機構(NACKT)です。日本の歴史や文化を味わいたい気分のときに、ピッタリの観光地を旅しませんか?
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南紀の絶景が待っている那智勝浦町とは?
那智勝浦町は、熊野三山へと通じる参詣道が通っている歴史と風情ある町。この参詣道は世界遺産として登録されており、通称「熊野古道」として多くの参拝客に親しまれています。
道自体が世界遺産に登録されている珍しい場所であり、道中には樹齢800年を超える大樹などの自然や、江戸時代に敷かれた石畳など、歴史ある風景を楽しむことができます。
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また、熊野古道を進んでいくと、落差が日本で1番ある那智の滝が見える絶景に出会えます。海外の方はこの景色を一目見るために熊野古道を行き先に選ぶ方も多いのだとか。
それを聞くだけでも魅力的な那智勝浦町。しかし、人々を魅了する理由は、歴史ある熊野古道だけではありません。
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生活を営む方々がつくりあげてきた棚田の風景や……。
photo by 村井克貴
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港町でもあるため、新鮮な生まぐろなど、食も満喫できるのです。
文化と自然を満喫する2泊3日のサステイナブルツアー
今回募集する、文化と自然の魅力が詰まった那智勝浦町でのツアー日程は、12月17日(土)〜19日(月)の2泊3日。このツアーで大事にしたいのは、自然、文化、経済すべてにプラスをもたらす「サステイナブルツーリズム」の考え方です。
地域の自然環境を守りつつも、地域経済を活性化させる。地域経済を活性化させることで文化を語り継ぐ地域住民の暮らしも守っていく。
そんな持続可能性を目指す観光のあり方を、「サステイナブルツーリズム」といいます。
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今回のツアーは、観光を楽しむことはもちろん、文化や自然を守るための視点を持ちつつご参加いただけると嬉しいです。
体験できるコンテンツ
2泊3日の滞在の中で楽しめるコンテンツを、ピックアップしてご紹介します(新型コロナウイルスの影響でコンテンツは変更になる可能性もございます)。
E-Bikeでのサイクリング
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ツアー中の移動は、ほぼ全てE-Bikeを使用します。E-Bikeとは電動アシストがついている自転車のこと。通常の電動自転車よりも軽量で、専用変速ギヤが搭載されているのでスポーツ走行が可能です。
走行時速は約20km。世界中で注目されている、自然との調和が味わえる環境負荷の少ない乗り物です。
今回のツアーは、3日間で那智勝浦町の山道や海辺、約70kmを走ります。E-Bikeは電動アシストによって運転手の体力差をカバーでき、体力があまりなくても険しい山道を楽しんで登ることができますよ。
「紀伊山地の霊場と参詣道」について学ぶ
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先ほどもお伝えしましたが、那智勝浦町には世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」があります。初日に世界遺産情報センターを訪問して、その歴史を勉強しその後の行程での学びを深めます。
落差日本一!那智の滝への参拝
photo by 村井克貴
那智の滝と、滝を御神体として祀っている熊野那智大社別宮飛瀧神社へお参りします。途中には熊野古道の参詣道へも立ち寄ります。自然の雄大さと神聖な空気に囲まれつつ、古くから奉られてきた熊野の土地を全身で感じましょう。
太地町のイルカ・くじら観察
photo by 村井克貴
最終日は少し足を伸ばして那智勝浦町の隣にある太地町へ。ここは古くからイルカ漁を産業としています。E-Bikeで町をまわって観察をして、伝統文化としても重要な役割をしている捕鯨について学びませんか?湾内で飼育されているイルカを見ることもできます。
大泰寺でのテントサウナ
photo by 村井克貴
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開創1200年であり、歴史的に貴重な仏像や樹齢400年の巨木がそびえる大泰寺の敷地内にて、テントサウナを体験します。サウナに入った後は水風呂の代わりに太田川にダイブ。太田川は那智の滝と同じ源流を持つ清流であり、ここではサウナ×禅の、究極の“ととのう”体験”ができます。
体験レストラン「Aima」
photo by 村井克貴
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体験レストラン「Aima」は、食の生産現場をめぐり、生産者さんと交流しながら、自然の恵みを得ることの楽しさや奥深さを味わえる体験レストラン。今回のツアーでは農家さんを訪問したり、猟師さんによるジビエの解体/精肉体験をした後にそれを召し上がっていただきます。
まぐろの競り見学
画像提供:(一社)那智勝浦観光機構
那智勝浦町は、まぐろの延縄(はえなわ)漁法による生鮮まぐろの水揚げ日本一を誇ります。今回のツアーでは那智勝浦観光機構(NACKT)さんのご協力の元、まぐろの競りを見学するツアーを実施。昔から続いているサステイナブルな漁業について学んでいただけます。
地域の方との交流会
クラフトビールと自然派ワインが飲める「Wine Kumano」にて地域の方との交流会を開催します。那智勝浦町に長く住み続ける方や移住者の方々との対話は、自分のこれからの暮らしを見つめ直すきっかけになるはずです。
他にもサステイナブルな体験をご用意しているので、奮ってご応募お待ちしています。
・参考:【イベントレポート】観光DXで宿泊の概念を変えた「WhyKumano」オーナーが描く観光のこれから|Think Tourism #01|TABIPPO.NET
2泊3日を支えるゲストハウス「WhyKumano」
photo by 村井克貴
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今回のツアー先である那智勝浦町で、2泊3日お世話になるゲストハウスが「WhyKumano」です。熊野古道をイメージしており清潔感のあるウッド調の施設は、日本人の心に和みをもたらしてくれます。
「ごろさん」の愛称で親しまれているオーナーの後呂孝哉さんにも、2泊3日の行程をアテンドしていただく予定です。那智勝浦の魅力を教えてもらいながら、サステイナブルな体験を楽しみましょう。
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那智勝浦の魅力が伝わる写真をご覧ください
All photos by 村井克貴
募集要項
日程
2022年12月17日(土)〜2022年12月19日(月)
定員
10名
スケジュール
■12月17日(土)
13:00 那智勝浦町に現地集合
13:30 オリエンテーション
14:00 世界遺産情報センターの訪問
15:00 那智の滝へのお参り
17:00 チェックイン・その後自由時間
■12月18日(日)
08:00 朝食
09:00 E-Bikeで熊野の山のぼり
11:00 体験レストランAima
16:00 E-Bikeで移動
17:00 自由時間
19:30 地域の方との交流会
22:00 自由時間
■12月19日(月)
7:00 まぐろの競りツアー
8:00 市場で朝食
9:00 E-Bikeで海を見ながらサイクリング
10:00 太地町でイルカ・くじら見学
11:00 E-Bikeでの移動
11:30 テントサウナ(大泰寺)
13:00 E-Bikeでの移動
13:35 サイクルトレイン乗車
13:45 昼食
14:30 クロージングセッション
15:15 解散
(首都圏の方は15:35にバスで南紀白浜空港へ向かえます)
※上記スケジュールは気象条件や地域の方針等により、予定通りに運行できない又は変更になる場合がありますので、予めご了承ください。
必須条件
・自転車に乗車できる / 慣れている
・SNSアカウントを持っている(TwitterもしくはInstagram)
・新型コロナウイルス感染症対策にご協力いただける
・12月17日(土)〜12月19日(月)の全日程に参加ができること
歓迎条件
・20〜30代
・サステイナブルに関心がある
・自然が好き
・サウナが好き
・ドミトリーでの宿泊に抵抗がない
・12月13日(火)の参加者事前交流会(オンライン)に参加可能な方
体験内容
・E-Bikeでのサイクリング
・世界遺産情報センターへの訪問
・那智の滝へのお詣り
・体験レストランAimaツアー
・地域の方との交流会
・まぐろ競りツアー
・太地町のイルカ・くじらの観察
・テントサウナ
・サイクルトレイン
※気象条件、地域の方針、新型コロナウイルスの影響等でコンテンツは変更になる可能性がございます。
参加費
40,000円(税込)
*全国旅行支援を利用すれば、26,000円となります。
※お支払い方法や割引の適用については、ツアー参加確定時にメールにてご案内いたします。
参加費に含まれるもの
・宿泊費(2泊分)
・E-Bikeのレンタル料
・まぐろの競りツアー
・体験レストランAima(2日目の昼食)
・地域の方々との交流会(2日目の夕食)
・ツアーガイド費
参加費に含まれないもの
・ご自宅~那智勝浦町までの交通費
・上記を除く現地での飲食費(1日目の昼食・夕食、2日目の朝食、3日目の朝食・昼食)
・サイクルトレインの乗車費(190円)
・旅行日程に含まれていない交通費、飲食等の諸費用
締め切り
2022年12月11日(日)23:59まで
※申込人数が定員を超えた場合、参加者の選定を行い12月7日(水)までに確定した参加者へご連絡いたします。
主催
株式会社TABIPPO
那智勝浦町のホステル・カフェバー「WhyKumano(ワイクマノ)」
一般社団法人 那智勝浦観光機構(NACKT)
運営メンバー
平野 嵐(株式会社TABIPPO)
西脇 謙志(株式会社TABIPPO)
後呂 孝哉(WhyKumano)
東 竜次(一般社団法人 那智勝浦観光機構)
那智勝浦町で文化と自然に身を浸そう
photo by 村井克貴
歴史ある文化と雄大な自然を併せもつ、南紀でも有数の観光地である那智勝浦町。多くの人々に守られてきた理由が、一度来たらわかるはず。この機会に、那智勝浦町を体感してみませんか?
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