TABIPPO社員
金邉 茄菜 社員 / デザイナー

田舎暮らしのデザイナー。桑沢デザイン研究所在学中の19歳のときにTABIPPOと出会い、ジョイン。その後、人生はじめての海外ひとり旅へ。知らない世界や人々に出会える旅に魅了され、フィルムカメラを片手に旅する人生を送る。22歳の頃から移住を繰り返し、タイ/バンコク、小笠原諸島/父島、湘南暮らしを経て、長野の山奥へ。数年に1度拠点を変えたいタイプ。タイとモロッコが好き。

こんにちは、TABIPPOデザイナーのnana(なな)です。

最近夏のような気温になったかと思えば、寒い日もあって季節の移り変わりを感じますね。わたしは断然夏が好きなので待ち遠しかった時期まであと少し。みなさんは気候にも負けず元気に過ごしていますか?


「食べるものでカラダはできている」とは当たり前のことですが、忙しい時こそカラダを労わってあげられず簡単な食事になってしまったり。コロナ疲れやリモートワークで長時間仕事をしていて食事がおろそかになってしまっている人も多いのではないでしょうか。

そんな時は旬のお野菜をたっぷり買って美味しさも栄養もゆっくりしっかり、カラダに取り入れてあげることが個人的には心身共に元気になる一番の近道です。

わたしはお家での時間が増えれば増えるほど、旅はもちろん自然を求める想いが自分の中で強くなっているのを感じます。自然にしかない癒しの効果や時間の流れってありますよね。


そんなことを思い出す旅先が、東京から南に1,000km離れた小笠原諸島です。


1週間に1便のみ東京・竹芝港から出る船で、必要最低限の島民の食料や生活用品が運ばれてきます。都内での暮らしに慣れている人からすると、その生活は不便に思えるかもしれません。

わたしはそんな島でひと夏を過ごしたことがあります。たくさんのお店があるわけでもいつでも何でも手に入るコンビニがあるわけでもありません。だた島のどこへ行っても透き通る海と大自然が目の前に広がります。


島の森になったグアバをとって海辺で食べたり、SUPで海の沖まで出てのんびり太陽に当たりながら島の特産品であるパッションフルーツを頬張って。


凪る海には誰1人としていなくて、世界にわたしだけ、そう錯覚するくらいに広い世界を感じられました。



きっと便利さが必ずしも豊かさに繋がるとは限らなくて、どれだけ今の環境を愛して自分自身がそれを楽しみ、心が豊かでいられるのか。それが生きていく中での本物の豊かさに繋がるのかなと感じた小笠原諸島の旅でした。

今の状況がまた落ち着いたら必ず訪れたい、わたしにとっては人生の大切なことにのんびりと気づかせてくれる場所です。


また行きたい場所に想いを馳せつつ、今回はマクロビについてのお話と、ちょっぴり疲れた週末でも、洗い物もとっても少なく簡単に作れるおいしいレシピをご紹介します。

マクロビって?


カラダにいいことをしたいけど何からはじめていいのか分からない、そんな人にぜひとも知ってもらいたい考え方と食事方法が「マクロビ」です。

正式名称は「マクロビオティック」といい、簡単に説明すると、野菜や穀物など植物性食品がベースの「日本の伝統食を摂取する食事法」のことです。他にも陰陽の考え方があったりはしますが、「あれ今日の夜ご飯なにも意識してないけどマクロビメニューだった」なんてことも我が家ではよくあります。

その土地の旬のものを食べることや、素材を無駄なく丸ごと残さず食べること、季節に合わせた温かい/冷たいものを食べバランスのよい食事をすること。これらがマクロビで大切にされている考えです。これって日本食そのものの考え方。


つまり日本人の食生活は元々カラダのことをしっかり考えたスタイルになっている素敵な文化だとわたしは感じています。

カラダに優しいことをはじめてみるなら、まずは野菜や穀物中心の日本食を食べてみること。生活をほぼ変えることなく行える日本人にあったカラダに優しい食事方法だなと、色々な国のご飯を食べてきた私も感じます。


きっと食事を意識するだけでまた違った日々の楽しみ方が見えてくるはずです。そんな健康思考のわたしがカラダのことを考えるきっかけになった話などはこちら。
詳しくはvol.0で
では、今回のレシピをご紹介します。

TABIPPO社員
金邉 茄菜 社員 / デザイナー

田舎暮らしのデザイナー。桑沢デザイン研究所在学中の19歳のときにTABIPPOと出会い、ジョイン。その後、人生はじめての海外ひとり旅へ。知らない世界や人々に出会える旅に魅了され、フィルムカメラを片手に旅する人生を送る。22歳の頃から移住を繰り返し、タイ/バンコク、小笠原諸島/父島、湘南暮らしを経て、長野の山奥へ。数年に1度拠点を変えたいタイプ。タイとモロッコが好き。

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