海外でフリーランス
ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

海外旅行先でノマドワークをしてみたい人:毎日の通勤や会社での人間関係が大変で、時間や場所を自由に選べるノマドな働き方に憧れています。いまの仕事を辞めてまでノマドをする覚悟はないのですが、ノマドってどんな感じなのか有給やリフレッシュ休暇を使ってチャレンジしたいです。海外でノマドワークするにあたって、気をつけるべきことはどんなことですか?

という相談に答えます。

 

記事の内容

海外ノマドをする前に知っておくべき、気をつけることをテーマに、海外51カ国でノマドワークをしてきた経験からアドバイスをまとめました。2018年2月から、旅行系のフリーランスが集まる #えいとびたー というシェアハウスに住み始めてます。他のメンバーと海外ノマドを一緒にした時も同じことを話していたので、汎用性は高いです。

それでは、本題です。

 

安定して速いインターネットを確保する

安定して速いインターネットを確保する

インターネットの速度が遅いと、ダウンロードやアップロード、オンラインMTGなどがうまく進まずに、思ったより仕事が滞ります。海外SIMやレンタルWiFiなどで少しカバーできますが、通信容量の問題で、長く滞在するならホテル・ホステルかカフェのWiFiを頼ることになります。

WiFiがない宿泊施設はほとんどなくなりましたし、繋がらないという経験もほぼありませんが、速度に関してはまちまちです。できれば宿泊前にWiFiのスピードを計測することができればベストですが、難しそうならとりあえず1泊して通信速度を確かめることになります。

なお、スマホのアプリでインターネットの速度を計測することができます。どのアプリでも結果は大きく変わりませんが、僕はSpeedtestというアプリを愛用しています。

 

仕事に関する荷物は少なく、軽くする

仕事に関する荷物は少なく、軽くする

オフィスがないノマドワークでは、仕事道具を持ち歩くことになります。観光もして、ノマドもして、という1日の場合、仕事に関する荷物が重いと負担になります。PCとコード類、充電機器などの電気製品を減らすことが、荷物を軽くするコツです。

なお、理想はLCCの手荷物持ち込みの制限である7kgを下回る量にまとめることです。夏シーズンであれば、仕事道具&衣服で7kgは何とかなります。身も心も軽くすることで、海外ノマドワークはより快適になりますよ。

 

盗難の防止を心がける

海外ノマドの期間が長くなってくると、ついつい油断してしまいます。しかし、PCやスマホ、その他の電子機器など高級品を持ち歩いていることを意識しましょう。スリや置き引きなどの軽犯罪は世界中で、特にヨーロッパでの被害が多いので、先進国でも気を抜けません。

理想は同じように海外ノマドワークしている人と2人組で働くことです。トイレやドリンクを取りに行くタイミングで荷物を見ておいてもらえるので、かなり安心できます。

 

仕事スペースがあるホステルを選ぶ

仕事スペースがあるホステルを選ぶ

最近のホステルは、ダイニング&仕事スペースが用意されている物件があります。豪華なところでは、カフェバーが併設されていて、コーヒーやビールを飲みながら仕事できるところも。

ホテル比較サイトでの検索や絞り込みでは仕事スペースがあるかどうかは指定できないですが、ホテルの価格帯を選んで並び順を口コミ評価順にすると、新設のホステルが上位に出てきますので、そこから写真を見て探す形で見つけています。

 

長期滞在する場合は、コワーキングスペースを活用する

長期滞在する場合は、コワーキングスペースを活用する

2週間以上、同じ場所に滞在する場合はホステルやカフェではなく、コワーキングスペースを利用した方がコスパが良い場合があります。コワーキングスペースの料金体系は、1日利用、(1週間利用)、1ヶ月利用となっている場合が多く、期間が長くなるほど1日あたりの利用料は割安になります。だいたい2週間くらい利用するとペイできる印象です。

短期間であればカフェやホステルで働くのも気になりませんが、長期間となってくると設備が不足していたり(働く場所ではないので当たり前ですが)、新しい出会いや刺激が欲しくなります。東南アジアやヨーロッパ、北米はたくさんコーワキングスペースがあるので、検討してみてください。

 

時差とサマータイムを計算する

海外ノマドならではですが、日本との時差や現地でのサマータイムを計算しながらスケジュールを調整しましょう。よくあるのが、同じ国の中に時間帯が複数ある場合です。アメリカでは州ごとに時間帯が設定されているので、州境を越えると時計が1時間進んだり、戻ったりします。

ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

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