ランチは乗鞍名物・番所蕎麦(ばんどころそば)
乗鞍観光センターに戻ってきたのは13時ごろ。登山も終えて、お腹はぺこぺこ。
お昼ご飯を食べに向かったのは、乗鞍名物の番所蕎麦。お米が育たない乗鞍高原でずっと昔から主食として食べられてきた、いわば乗鞍高原の人にとってのソウルフードです。
乗鞍高原では3つのそば屋さんがあり、そのうちのひとつ「レストハウスチロル」へ向かいました。
photo by Kenji Nishiwaki
店内に入ると、昔ながらの雰囲気が漂っていてどこか懐かしい気分になります。人気メニューは『山菜の天ぷら盛り合わせ付きのそばと』のこと。実際にいただいてみるとそばが絶品!
そばつゆだけでなく、塩でも美味しく食べられる、十割そばです。天ぷらは衣があつく食べ応えがあるのですが、油で胃もたれするわけでもなくサクサク食べられます。
photo by Kenji Nishiwaki
そんなチロルではそばを頼むと、なんと無償で山菜プレートがついてきます。どれも美味しく山村の食を堪能しました。
photo by Kenji Nishiwaki
無農薬にこだわり自家栽培でつくった、そば、お野菜、天ぷらなどを味わえるので、おすすめですよ。
・名称:きせつのごはん屋 レストハウスチロル
・住所:〒390-1520 長野県松本市安曇3975-2
・地図:
・営業時間:11時〜売り切れ次第閉店
・定休日:不定休
・電話番号:0263-93-2408
・公式Instagram:https://www.instagram.com/tirol_norikura/
温泉につかって疲れた身体に癒しを
ランチを終えた僕らは、登山で疲れた身体を癒すため温泉に入ることに。宿泊しているゲストハウス雷鳥に温泉がついているので、宿に戻りました。
photo by Itori
ご覧ください、最高の露天風呂です。ゲストハウス雷鳥の温泉は源泉100%掛け流しで、内湯と露天風呂の2種類。
30分単位で部屋ごとに貸切入浴が可能なので、人目を気にせずゆったりと温泉につかれてリラックスできるのが嬉しいポイント。
この時は運良く、他の部屋の予約は入っていなかったので、2時間ほどゆったりと温泉につかり登山の疲れを取り除きました。
晩御飯は昨晩残ったカレーをまたみんなで食べ、ぐっすりと眠りにつきました。
上高地トレッキング&大自然を活かしたテントサウナ
乗鞍からたったの40分!日本屈指の観光名所・上高地へ
photo by Kotaro Kita
この日も朝6時に起床し、活動開始。この日は有名な山岳景勝地、上高地へ向かいます。意外にも乗鞍から上高地までは、車で40分ほどで行くことができるんです。
上高地入口の駐車場で駐車し、駐車場からは専用バスもしくはタクシーで向かいます。これは、環境配慮によりマイカー規制を行っているため。
上高地の中心地までは自家用車でいくことはできません。1人あたりの金額はタクシーのほうが割安だったため、旅費をおさえたい人にはタクシーがおすすめですよ。
大正池でタクシーを下車し、大自然のなかでのトレッキングが始まります。通常は大正池の先にある河童橋が上高地トレッキングのスタート地点なのですが、乗鞍高原の方からおすすめされ、大正池スタートにしました。
photo by Kenji Nishiwaki
もちろん乗鞍高原の景色も美しいですが、上高地も絶景ばかり。少し歩くだけで雰囲気の違う大自然にたくさん出会えうことができます。
photo by Kenji Nishiwaki
photo by Kenji Nishiwaki
普段都会にいるとなかなか目にしない緑豊かなこの場所で、朝からトレッキングすると爽快な気分に。賑やかなメンバーで来ていますが、次第に会話も減り、大自然のなかでリフレッシュする時間となりました。
photo by Kenji Nishiwaki
大正池から1時間半ほど歩き、上高地の中心地でもある河童橋にたどり着きました。
すでに全員が満ち足りた気持ちになっています。午後の予定もあるため奥までは行かず岳沢湿原で引き返し、上高地をあとにしました。
photo by Kenji Nishiwaki
大自然のなかでテントサウナ
上高地から乗鞍高原に戻り、午後からはテントサウナへ。実はゲストハウス雷鳥で手軽に借りることができるんです。
都会ではなかなかできない豊かな自然のなかでのサウナ体験は、ヒーリング効果抜群。3日間の旅を振り返りながら、心と身体を整える時間となりました。
photo by Shogo Kazehare
サウナに入ったあとは、そのまま近くの川に移動。乗鞍高原を流れる川はひんやりとして、火照った身体を冷ましてくれます。
川遊びをしていた子供時代を思い出し、童心に帰った気持ちで過ごす時間は最高でした。ぜひみなさんも体験してみてくださいね。
photo by Daiki Hosoi
photo by Daiki Hosoi
最終日となる4日目はいよいよ乗鞍高原とお別れ。観光する時間はとれず、朝に乗鞍高原を出発します。帰りの車内では乗鞍高原での旅の思い出を楽しく振り返りながら、まだまだ滞在したかった……と、名残惜しい気持ちで東京へ戻りました。
ほかにも乗鞍高原には素敵なスポットやアクティビティ体験がたくさんあるので、時間がある方はチェックして観光してみてくださいね。
でもこれで終わりではありません。実はほかにもおすすめのスポットがあるんです。それではご紹介していきます!