ライター
篠原 輝一 TABIPPO / 創業メンバー・マーケター

1989年、福岡生まれ。2010年11月〜2011年6月まで210日間の世界一周の旅に出る。それが原体験となり旅を通してグローバルな人材を育成していきたいという想いでTABIPPOに従事。 2014年にはITベンチャー企業に就職するも、1年後にはTABIPPO創業期にジョイン。共同創業メンバーとしてマーケティング事業の立ち上げ等を行う。

こんにちは、TABIPPOの篠原です。

今巷では、空前のワーケーションブームが押し寄せています。皆さんの中にも一度は会社の同僚や友人などとワーケーションをしにどこかへ出かけた方も多いのではないでしょうか。

僕も昨年はワーケーションで、沖縄(本島・宮古島)、熱海、下田、千葉、長野などさまざまな場所を訪れました。

その中で今のコロナ禍において、大切にしたい「自分と向き合う」ことに最も集中できた場所として、「乗鞍高原」でのリトリート型ワーケーションについてご紹介したいと思います。

そもそも信州・乗鞍高原とは

photo by Itori
中部山岳国立公園内の、乗鞍岳の麓の標高1,500m付近に位置する山を始めとして広大な大自然に囲まれた場所で、登山好きの中では有名な乗鞍岳や、一ノ瀬園地、まいめの池など多くの自然をありのままに残した絶景スポットも多く存在する高原です。

もともとこの地は、60年以上前に都市部の学生たちが避暑を兼ねて勉強をしにいく場所、いわゆる「学生村」として発展した背景があり、何かに集中して取り組むことだったり、落ち着いて自分と向き合うことに適した地域でもあります。

リトリートワーケーション in 乗鞍高原

photo by AKANE

そんな乗鞍高原では、ただワーケーション(仕事+余暇)だけではなく、癒やしや自分と向き合い、整えるという意味で「リトリート」型のワーケーションを推奨しています。

特に国立公園内という立地は、景観保持のために余計な看板もなければ、大手チェーン店やコンビニなどがありません。

そんな場所が日本にあるなんてことも知らなかったので、最初聞いたときは驚きましたが、そんなノイズのない世界に身を置くことで、現代の生活に足りない自然の中で「自分を見つめ直す」ことだったり、「自分と向き合って頭の中を整理する」ことが自然とできるのです。

そんな、乗鞍高原で体験したリトリート型のワーケーションについて、どんな滞在ができるのか詳しくご紹介していきます!

また、本記事は冬シーズン編ですが、夏秋シーズンについての記事もあるので、合わせてご覧ください。

信州・乗鞍高原でリトリート型ワーケーションを体験!「自分と向き合い、整える」贅沢なひとときを。

雪かき&薪割りで最高な1日の始まりを

photo by Itori
【AM7:00〜】

朝起床したら、まずは体温を上げるために外に出て雪かき。はじめての体験でしたが、山で暮らす人たちの日常を垣間見ることができ、また朝日が差し込む新雪は本当に神秘的で、1日の始まりを最高におおらかな気持ちで迎えることができます。

photo by Itori
また、どうしても薪割り体験をしてみたかったので、今回宿の方にお願いして、薪割りをさせてもらいました。

山暮らしには欠かせない薪。現地の人たちの生活の一部を体験するのもワーケーションの醍醐味なのではないでしょうか。

新雪の上をハイキング「スノーシュー」

photo by Itori
【AM9:00〜】

そして、仕事をする前に「スノーシュー」を体験。スノーシューは、雪の上をのんびりと歩く、いわば雪山ハイキング。ピーク時を避けて、朝のタイミングに行くと誰も歩いていない新雪を歩くことができるのでおすすめだとか。

photo by Itori
この日は、往復1.5時間くらいかけて、「善五郎の滝」という場所に行ってきました。風の音、雪がさらさらと降る様子、鳥の鳴き声、その中をスノーシューで「ザッザッ」と無心で進みながら、今日はどんな1日になるのだろうか、とふと考えてみたり。

普段都心で生活していると考えもしないようなことを思える一瞬一瞬に幸せを感じることができます。

photo by Itori

さあ、そんなことを思いながら進むこと30分、善五郎の滝に到着。写真ではきっと伝わらない氷瀑化している滝の迫力に、開いた口が閉まりません。こんな絶景を朝から見られたからか、「今日もう最高だわ」と思わず笑みが溢れました。

宿に戻ったら、仕事に取りかかる

photo by Itori

【AM11:00】

スノーシューを終え、身も心もリフレッシュした状態で、いざ仕事に取りかかります。ちなみに今回滞在している所は、「温泉の宿 ゲストハウス雷鳥」というワークスペースも充実した温泉宿です。

photo by Itori

WiFi環境もとても良く机も充実しているので、快適に仕事に向かうことができますし、電話会議がある際には、個室のミーティングルームを予約しておけば、自由に使えちゃいます。

もちろんワーケーションプランも提供しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

photo by RAICHO/span>

■詳細情報
・名称:温泉の宿 ゲストハウス雷鳥
・住所:〒390-1513長野県松本市安曇4306

・アクセス:こちらをご参照ください。
・電話番号:0263-93-2746
・公式サイトURL:温泉の宿 ゲストハウス雷鳥

仕事の合間に「瞑想浴」でリフレッシュ

photo by Itori
【PM4:00】

仕事が一段落したらぜひ試してほしいのが、瞑想浴。ここは天然温泉を堪能することができ、かつ現在は完全予約制で貸し切りで入ることができます。1人で温泉に浸かりながら仕事で少し疲れた頭を整え、自己内省するのに最適なのです。

10〜15分程度でいいので、瞑想をしてみるとさらに頭がリフレッシュできて、この後の残りの仕事へも集中できて大満足な1日を締めくくることができます。

夕食はきのこ鍋を堪能

photo by Itori

【PM6:00】

ここ乗鞍高原は、居酒屋や夜遅くまでやっているバーなどはありません。またほとんどの店が20時頃には閉店してしまうので、自ずと夕食の時間も早くなります。

今回夕食をいただいたのは、「美鈴荘」という温泉宿。

photo by Itori
ここでは、きのこを豊富に使った本格きのこ鍋などをいただきました。仕事を早い時間に切り上げ、温かいきのこ鍋で満たされたらもう言うことありませんよね。

photo by 美鈴荘

■詳細情報
・名称:あったか温泉宿 美鈴荘
・住所:〒390-1512 長野県松本市安曇4085-49

・アクセス:こちらをご参照ください。
・電話番号:0263-93-2330
・公式サイトURL:美鈴荘
ライター
篠原 輝一 TABIPPO / 創業メンバー・マーケター

1989年、福岡生まれ。2010年11月〜2011年6月まで210日間の世界一周の旅に出る。それが原体験となり旅を通してグローバルな人材を育成していきたいという想いでTABIPPOに従事。 2014年にはITベンチャー企業に就職するも、1年後にはTABIPPO創業期にジョイン。共同創業メンバーとしてマーケティング事業の立ち上げ等を行う。

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