テルマエ・ロマエと言えば、数年前に大ヒットしたお風呂をモチーフにした映画ですね。あの映画がどこで撮影されたかご存知ですか?
実はテルマエ・ロマエのロケ地になった温泉が栃木県の那須にあったんです。その名も「北温泉旅館」。なんと江戸時代から続く由緒ある温泉なんです。
今回、たまたま那須高原をハイキングしていた際に見つけたこの温泉があまりに最高だったので、是非この記事で紹介しちゃいます!
巨大な天狗のお面がかかるお風呂
photo by Yuichi
壁にどーんと掛かる天狗のお面がすごいインパクトです。テルマエロマエの中では上戸彩の実家として描かれていたこちらのお風呂。主には男性の湯として使われていますが、宿泊時には混浴としての使用も可能だそう。
天狗のお面がかかる理由としては、この温泉は約1200年前に大天狗が日光口から出羽の国に行く途中に発見したお湯だと言われている為です。その時、天狗が投げたと言われる天狗の大岩が旅館内に未だ現存しています。
僕が入った当時は、お湯加減もすごく丁度よかったです。少し年季の入った浴槽に浸かり、天狗のお面を見ながら使うお風呂はとっても風情を感じられます。天狗のお面と周りの雰囲気が相まって、まさに“秘湯”といった雰囲気です。
この天狗の湯以外にも、露天風呂やぬる湯、打たせ湯など幾つか温泉の種類もあるので、是非試してみてください。
風情ある内装
photo by Yuichi
江戸時代から続くだけあって、内装は骨董品の宝物置き場と貸しています。
photo by Yuichi
どこかおばあちゃん家を思い出させるような玄関と待合所。
photo by Yuichi
温泉に続く廊下もギシギシ鳴るあたり、本当に江戸時代から続いている事を実感させられます…。