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永野 桃 TABIPPO編集部 / フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

大分県を訪れる大多数の人が、由布院や別府などの温泉を求めて観光するそう。ライターの私(@XxPeach)も実際に大分県を訪れるまでのイメージは、「温泉」一択でした。しかし、実際に大分県を訪れると温泉はもちろん、国宝・蕎麦・フグ・ワインなど、知らなかった大分県の魅力が溢れる溢れる!

そんな大分県にきたら必ず体験したくなる10個の魅力をご紹介します。

県内にある3つの国宝を見学する

大分県内には、昔からなにかと争い事が絶えなかった神道と仏教が、争いに終止符を打つために一緒になった「神仏習合」に関わるスポットを含め、全部で4つの国宝があります。現在公開されているのは3つ。これらを回ることで、日本の歴史に触れられます。

富貴寺

富貴寺は国宝に指定されていて九州最古の建物として知られる、阿弥陀堂があるお寺です。高台に位置しており、階段を登って入場料を払うと、目の前に古くしっかりした阿弥陀堂が見えてきます。

中は極楽浄土の世界が描かれた壁画と、座りながら極楽浄土を願う阿弥陀如来像があり、静かで厳粛な雰囲気。秋になると紅葉が美しく一面オレンジに染まるので、この時期を狙ってみてください。

■詳細情報
・名称:富貴寺
・住所:〒879-0841 大分県豊後高田市田染蕗2395
・地図:
・アクセス:昭和の町から車で約15分
・営業時間:8:30~16:30
・定休日:なし
・電話番号:0978-26-3189
・公式サイトURL:https://www.showanomachi.com/spots/detail/139

宇佐神宮 本殿

大分県宇佐市にある宇佐神宮の本殿が、国宝指定となっています。宇佐神宮の敷地は非常に広く、1時間あっても回りきれません。

御祭神は「八幡大神」「比売大神」「神功皇后」。八幡大神は応神天皇のご神霊で10年に一度、臨時奉幣(りんじほうぺい)祭(勅使祭)が行われることで有名です。前夜祭には町中が盛り上がるそう。

宇佐神宮の本殿へ向かう途中にある夫婦石は、カップルで一緒に踏むと長く仲良くいられるといわれています。

■詳細情報
・名称:宇佐神宮
・住所:大分県宇佐市南宇佐2859
・地図:
・アクセス:宇佐駅からバスまたはタクシーで10分
・営業時間:5:30~19:00(4月〜9月)、6:00~19:00(10月〜3月)、祈願祭の受付は9:00~16:00
・電話番号:0978-37-0001
・公式サイトURL:http://www.usajinguu.com/

国宝臼杵石仏の臼杵磨崖仏

大分県臼杵市にある臼杵磨崖仏には、全部で61体の歴史ある石仏が並んでいます。国宝臼杵石仏のエリアにある仏像は全部で4つの群に分かれており、造られた年代も理由も異なります。

一番大きな古園石仏では御線香が焚けるようになっており、願いたい理由によってお香を選んで、手を合わせられます。焚けるお香は「学業成就」「良縁結願」「子宝安産」「就職成就」「商売繁盛」「家内安全」「身体健全」の7つ。ここを訪れた多くの人が手を合わせます。

■詳細情報
・名称:臼杵磨崖仏
・住所:〒875-0064 大分県臼杵市大字深田804-1
・地図:

・アクセス:臼杵ICより車で約5分、臼杵駅からバスで臼杵石仏下車
・営業時間:6:00~19:00(4月〜9月)、6:00~18:00(10月〜3月)
・電話番号:0972-65-3300
・料金:550円(高校生以上)
・公式サイトURL:https://sekibutsu.com/

大分県新名物グルメのお蕎麦を食べる

大分の名物グルメといえば、臼杵市のフグや中津市のからあげが挙げられますが、それらに対抗すべく、もう一つ美味しい水を使った名物グルメを打ち立てたい!としてここ10数年、豊後高田市が力を入れてきたのがお蕎麦。

全国からお蕎麦屋さんを誘致して、大分県にお店を開いてもらう……というやり方ではなく、市が補助金を出し「お蕎麦屋さんになりたい人」を集めるところから始りました。気合の入れようが違います。今回お蕎麦をいただいた「蕎麦処 響」の店主も、市の支援を経てお蕎麦の修行をし、お店を開きました。

ゴボウ・ネギ・鶏肉が入ったつけ汁に、美味しいお水で作られたコシのあるシンプルなお蕎麦を付けて頂きます。

「実は、技術だけ盗んで別の場所にお店を出そうとしたんですよ。でも、市のバックアップがしっかりしていて、気がついたらここにお店を出していました」と笑う店主は、人柄の良さがにじみ出ていました。

店内もお座敷と大きめの個室に分かれており、光があたたかく入り込む内装に癒されます。

■詳細情報
・名称:そば処 響
・住所:〒879-0606 大分県豊後高田市玉津986
・地図:
・アクセス:宇佐駅から車で約12分
・営業時間:11:00〜15:00、18:00〜20:30
・定休日:火曜日
・電話番号:0978-22-1066

総理主催の晩餐会にも登場したワインを安心院ワイナリーで堪能

大分県宇佐市にある安心院は、年間雨量が1,600ミリ、夏も冬も季節を問わず、朝と夜の気温差が大きいため、ぶどうを育てるのに適したエリア。

安心院スパークリングワインはその年ごとに作られており、毎年さまざまな賞を受賞しています。2017年にロシアのプーチン大統領と安倍総理が乾杯したこと、そして、2019年10月23日に行われた、世界各国の外国元首をおもてなす、安倍総理主宰の晩餐会でのウェルカムドリンクで提供されたことで、全国的に有名になりました。

安心院葡萄酒工房は、広大なエリアに工房や葡萄畑、ワインショップなどが併設された大きな施設。ショップでワインを購入するだけでなく、実際の葡萄やワインが作られる過程などが学べます。

ワインショップには、先ほど紹介した安心院スパークリングワインや、甘くてデザートにぴったりなアイスワイン、赤・白など、種類はさまざま。お願いすると快く試飲をさせてくれるので、好きなワインを見つけられます。

■詳細情報
・名称:安心院葡萄酒工房
・住所:〒872-0521 大分県宇佐市安心院町下毛798
・地図:
・アクセス:安心院ICから車で約5分、柳ヶ浦駅または宇佐駅からタクシーで約30分
・営業時間:9:00〜16:00
・定休日:火曜日(祝日は営業)、年末年始
・電話番号:0978-34-2210
・料金:工場見学・試飲無料
・公式サイトURL:http://www.ajimu-winery.co.jp/

耶馬溪のライトアップを眺める

耶馬溪は、日本屈指の紅葉スポットとして非常に有名なエリア。大きな山が赤く染まる光景は圧巻で、この紅葉を一目見ようと全国からカメラ片手に、秋には多くの観光客が訪れるそうです。

上を見上げれば「紅葉に囲まれる」という体験ができますが、メイプル耶馬サイクリングロードや御霊もみじなど、紅葉を堪能できる場所も充実しています。県道28号線は10月末頃〜11月末頃まで道の両端がライトアップするので、夜車で立ち寄るだけでも楽しめるはず。

■詳細情報
・名称:耶馬溪
・住所:〒871-0202 大分県中津市
・地図:
・アクセス:由布院から車で20分、別府から車で40分
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永野 桃 TABIPPO編集部 / フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

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