ロンドン(イギリス)
2012年のロンドンオリンピックのメインスタジアム「オリンピックスタジアム」。
大会後にはどのように使うか一旦迷走した時期もあったものの、現在サッカースタジアムへの改修工事が終了し、来年2016年からはウェストハム・ユナイテッドの本拠地として使用されることが決定しています。
ソウル(韓国)
1988年のソウルオリンピックのメインスタジアム「ソウルオリンピック主競技場」は、オリンピック終了後もサッカーをはじめとした様々な国際スポーツ大会の会場として使われていました。
2002年にソウルワールドカップスタジアムが完成したことで、一度はお役御免になりかけたものの、2015年にはサッカー・KリーグのソウルイーランドFCの本拠地として使用されています。
白馬村ジャンプ競技場(日本・長野)
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1998年に行われた長野オリンピックのジャンプ競技場「白馬村ジャンプ競技場」
団体戦の金メダル獲得で日本中の感動を呼んだこの会場は、大会終了後も日本国内で有数のジャンプ競技場として、ジャンプワールドカップなどの国際試合が数多く開催されています。
まとめ
いかがでしたか。これらの例によって、元々の用途でなかったとしても、用途を変えることで採算を採れるのが分かっていただけると思います。
要は箱モノを建設する段階で、どのような工夫を行うべきかということがきちんと議論されている必要があるということですね。東京オリンピックの際にもこのような議論が尽くされることを祈るばかりです。