部屋のベッドは、一般的なカプセルホテルやホステルよりも大きい(シングルベッドと同じサイズ)なので、身体が大きい男性も足を伸ばして大の字で寝ることができます。
ちなみに、150センチちょいしか身長がない私には、むしろ申し訳ないくらい広すぎる快適空間でした。
ここでしか味わえない!川崎ならではのお肉料理とクラフトビール
実は、川崎周辺にはクラフトビールを製造するブルワリーが非常に多いこと、ご存知でしたか?
ON THE MARKSでは、そんな立地を生かしてシーズンごとに取り揃えられた種類豊富なクラフトビールが楽しめます。ビールが好きじゃない人もグイグイいけるほど、飲みやすいビールもありました!
こちらは、クラフトビールを使用している「クラフトビールカレー」。濃厚かつスパイシーなので、ビールによく合いました。
メイン料理は、川崎の食文化であるお肉をメインとしたスモークダイニング。食事もビールも、川崎という立地だからこそ味わえる厳選されたメニューばかりです。
レストランの営業は22時までですが、クラフトビールカレー(500円)とハートランドビール(400円)はフロントから25時まで注文できます!
夜中に到着してもたったの1000円以内で美味しいご飯にありつけるなんて、貧乏バックパッカーからしたら涙もんです。
朝ごはんは、美味しいパンビュッフェとワンドリンクで500円。クロワッサンがサックサクでした。
→2019年1月現在は、ON THE MARKS オリジナルの薬膳カレーが提供されているようです(詳細はこちら)。
思わず知ったかぶりたくなる、細部のこだわり
クッションのマーク不思議な模様を発見!聞いてみると、ON THE MARKSの家紋だとか。
丸い形と黒い上の部分がレコード(MUSIC)、右側にあるフォークが(FOOD)、そして下の川のような絵が「(-_-)zzz」のZZZ(BED)で、「BED,FOOD AND MUSIC」という3つのテーマが表現されています。
ほかにも、フロア別の壁面アートなど、日本文化やON THE MARKSのテーマに沿ったこだわりはここで紹介しつくせないほど。ぜひご自身の目で発見してみて下さい!
旅の予算や目的によって、部屋タイプが選べる
冒頭の方で、ON THE MARKSが「ホテル」という単語をつけなかったことには理由があると紹介しましたが、その理由は「ON THE MARKSの見せる表情が、訪れる目的によって変わる」から。
レストランやカフェとして営業していることは前述通り。
しかし、部屋タイプにも、今回紹介した「bunk bed」の他に
・「コンパクトルーム」(水回り共有/完全個室)
・「スタンダードルーム」(シャワーとトイレ完備の完全個室)
の計3種類の部屋があるんです。
Bunk bedで節約する日があってもよし。今日だけは1人でゆっくりしたい、そんなときは個室で疲れを癒す日があってもよし。
今までのように、旅行プランや予算によってホテルを探す必要なんてない。ON THE MARKSだけで、もう充分です。料金プランは公式サイトからご確認ください。
様々な人が宿泊する、オンザマークスならでは出会い
食事や音楽、そして宿泊という3つのテーマを目的にした人が集まり、かつ宿泊する人も多種多様。だからこそ、ここでしか出会えない人々と出会うきっかけになるんです。
私が取材で訪れた際にダイニングで食事をしていたところ、隣の席に座っていたレストラン利用のお客様と偶然会話が弾みとても盛り上がってしまいました。
スタッフの方から改めてお話を伺うまでもなく、その場にいるだけで自然と交流が生まれるほど、訪れる人の心が癒される空間なんだなぁ、と実感。
ホテルにはあるけど、ホステルにはなかった快適さ。ホステルにはあるけど、ホテルにはない安さや、アットホームさ。
そんな、いろんなものの魅力をぎゅーっと詰め込んだ新しいホテルこそが、ここON THE MARKSなのです。
「旅人たちが『ただいま』言ってくれて、私たちが『おかえり』と迎えられる。そんなアットホームな空間が、ぼくらの理想です」と、スタッフの田島さん。
彼もまた、数年前に世界一周してきた同じ旅人でもあります。
そんな個性的なスタッフや多種多様なゲストが集まるON THE MARKSを「旅の発着地」として、素敵なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
・名称:ON THE MARKS
・住所:神奈川県川崎市川崎区小川町17-1
・アクセス:JR川崎駅より徒歩6分 京急川崎駅より徒歩8分
・チェックイン:15:00 (最終チェックイン:規定なし)ただし23:00以降の到着の場合は事前に連絡要
・チェックアウト:10:00
・電話番号:044-221-2250
(Bunk bedには歯ブラシ、スリッパ、ナイトウェアのアメニティあり)
・公式サイト