こんにちは。自称、世界一周評論家の増戸です。なぜ世界一周評論家かというと、まずピースボートの船旅で2度の世界一周をし、その後バックパックでの世界一周と、異なった手段で計3度の世界一周をしているからです。
バックパックで世界を何周もしている人や、ピースボートで世界を何周もしている人もいますが、両方の手段で世界一周をしている人はかなり少ないです。
今回は、それぞれの世界一周の違いについてまとめてみました。今後世界一周を考えている方は是非参考にしてみて下さい。
そもそも世界一周とは?
世界共通の定義はないですが、基本的には出発点から太平洋と大西洋を横断し、再び出発点に戻ってくることを指すのが一般的です。極端な話、例えば日本から西回りでまずロンドンへ行き、次にニューヨークへ行き、そして日本に戻ってきても世界一周となります。短ければ1週間でも出来るし、長い人だと数年かけて100ヶ国以上を訪れている人もいます。
地球上にある全ての国に行くことを世界一周とする考え方もありますが、現代で使われている世界一周という言葉の意味は、上記のようなものが一般的です。
photo by 増戸 聡司
ちなみに私は、ピースボートの船旅で2010年に北半球周りのクルーズで初めての世界一周をし、2012年には南半球周りのクルーズで2度目の世界一周、そして2016年10月からは主にLCCやバスを利用したバックパッカーとして約6か月間かけて世界一周をしました。
3度の世界一周で訪れた国は73ヶ国です。地図を見ると、まだまだ訪れていない地域があるものだなと思います。
主な3つの世界一周スタイル
1.バックパックを背負ってLCCでの世界一周
photo by 増戸 聡司
最近はスマホで簡単に安い航空券の手配が出来るようになったので、後に紹介する世界一周航空券での世界一周よりもLCCを利用する人が増えていると思います。私が去年10月からの世界一周中に会った日本人の世界一周中の人で、世界一周航空券を使っている人の割合は約10%くらいでした。
LCCだと行先をその場その場で決めることが出来るので、自由度が高いのがメリットです。
2.船での世界一周(主にピースボート)
photo by 増戸 聡司
豪華客船の飛鳥Ⅱや、ぱしふぃっくびいなす等の船にも世界一周クルーズがありますが、最近は毎年行っているわけではないようです。しかしピースボートは、ほぼ毎年3回の世界一周をしているので、代表的な船での世界一周はピースボートと言えると思います。
世界一周の期間は約3ヶ月半で、乗客は毎回約800人~900人ほどです。船は世界一周の間に20~25ヶ所の都市に寄ります。
3.世界一周航空券
どこの航空連合(スターアライアンスやワンワールドなど)を利用するか、そして距離やルートなど様々な条件によって値段が変わりますが、安ければ30万円代で世界一周航空券が手に入ります。
特徴としては、出発前にあらかじめ行先を決めておく必要があることです。途中での変更も出来ますが、手数料がかかります。また同じ便で、日付だけの変更なら手数料はかかりません。
それなので、あらかじめ行先と期間、宿を早めに決めておきたい、または帰国する期限が決まっているとか、1ヶ所に沈没するのを避けたい、などという人は世界一周航空券を利用するのも良いでしょう。
またビジネスクラスやファーストクラスの世界一周航空券もあり、それぞれ60万円代や90万円代などとかなりお得な値段設定となっています。私も将来的には、ビジネスクラスかファーストクラスの世界一周航空券も使ってみたいと思っています。
4.その他の世界一周
他にも、飛行機を極力使わずに陸路での移動にこだわる方法や、自動車やバイクで世界一周をする、更には少数ですが自転車や一輪車、人力車やリヤカー、ランニングや徒歩、など人力での世界一周をする人達もいます。
世界一周のスタイルは、興味や予算や時間などによって人それぞれなので十人十色であり、何が偉いとか偉くないということはありません。しかし上記のような人力での世界一周をする人には尊敬の念を抱いてしまいますね。