ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター|フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤めながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。 山岳雑誌『山と渓谷』へ寄稿、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「Yahoo!ニュース ベストエキスパート2024」地域クリエイター部門グランプリなど。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

民宿 白布屋(山形県白布温泉)


山形県米沢市、白布(しらぶ)温泉にたたずむ民宿です。お宿の中に温泉はないものの、近くの中屋別館不動閣の温泉を300円で利用できます。

白布温泉は、江戸時代には上杉藩ご用達となった名湯。少なくとも1泊1万円代後半は見ておきたい温泉地ですが、1泊2食付きで6,500円というリーズナブルな宿泊料金となっています。

夕食で振る舞われる米沢牛の焼肉は、ほっぺたが落ちるおいしさ。温かい火を囲みながら、古き良き民家の情緒に触れ、お酒やおいしいごはんを味わうひとときは、何物にも代えがたい旅の贅沢です。

■詳細情報
・名称:民宿 白布屋
・住所:山形県米沢市大字関町1514-2
・地図:
・アクセス:米沢市街から車で約30分
・電話番号:0238-55-2006
・料金:1泊2食付きで6,500円
・オススメの時期:通年
・公式サイトURL:http://www.shirabuya.com/

緑山荘(長野県乗鞍高原温泉)


乗鞍高原温泉にたたずむ緑山荘。宿泊料金は1泊2食付きで1万円以内でありながら、趣の異なる2種類の源泉掛け流しの露天風呂を貸し切れるのが魅力です。

料理は馬刺しや鍋物を中心とした郷土料理。春は山菜、夏は自家栽培の高原野菜、秋はキノコと、旬に合わせた豪華な内容になっています。

刻々と変化していく情景に心ゆくまで癒やされる、高原ならではの滞在を楽しめます。お宿から望む雄大な乗鞍岳の山容に感動すること間違いなし。

■詳細情報
・名称:緑山荘
・住所:長野県松本市安曇3936
・地図:
・アクセス:松本市街から車で約1時間
・電話番号:0263-93-2223
・料金:1泊2食付き9,300円〜
・オススメの時期:夏〜秋
・公式サイトURL:http://ryokuzan.com/

聖の湯 民宿 粋泉荘(岐阜県奥飛騨温泉郷)


奥飛騨温泉郷のひとつ、福地温泉。平安時代には村上天皇が湯治に訪れたことから、”天皇泉”という呼び名が残っています。その中で「聖の湯 民宿 粋泉荘」さんは、温泉街の中心にある温泉民宿です。

高級旅館の多い福地温泉ですが、1泊2食付き1万円前後というリーズナブルな料金設定がうれしいところ。四季折々の飛騨の幸が詰まった、女将さん手作りの郷土料理はリピーターさんから好評です。

24時間入り放題の露天風呂は、時間帯によって雰囲気を変えていきます。特に靄(もや)がかかり、秘湯らしさが楽しめる朝の入浴がおすすめ!ひとり静かに朝から温泉に浸かる時間は日常を忘れさせてくれます。

■詳細情報
・名称:聖の湯 民宿 粋泉荘
・住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地703
・地図:
・アクセス:高山市街から車で約1時間
・電話番号:0578-89-2565
・料金:1泊2食付き9,350円〜
・オススメの時期:通年
・公式サイトURL:http://suisenso.com/

温泉民宿 漁火(石川県能登半島輪島温泉)


輪島市街から車で15分ほど走った場所に、ポツンと一軒たたずむ温泉民宿です。1泊2食付きで8,000円。280年以上にわたって、能登らしい里山里海の原風景の中にあります。

そんな温泉民宿漁火で味わえるのは、自然の流れに身を任せる宿泊体験。気持ちのいい温泉に浸かり、自給自足のお料理をいただいて、まるで自宅にいるかのようなあたたかい時間を過ごせます。

そこに流れているのは、現代の都会生活で忘れがちになった、懐かしくてたまらないひととき。「また帰ってきたい」と、自分の心のよりどころがひとつ増えたような充足感を覚えるはず。

■詳細情報
・名称:温泉民宿 漁火
・住所:石川県輪島市小池町 元鵜入タ4
・地図:
・アクセス:輪島市街から車で約10分
・電話番号:0768-22-2410
・料金:1泊2食付きで8,000円
・オススメの時期:夏
・公式サイトURL:https://www.hot-ishikawa.jp/spot/1498

温泉民宿で心もお腹も満たされる旅を


少しマニアックですが、今回は筆者の大好きな温泉民宿の魅力と、おすすめのお宿をご紹介しました。

旅行先のありのままの空気感や人情味をストレートに味わいたい方は、ぜひ温泉民宿に宿泊してみてはいかがでしょうか。

お腹も心も満たされ、忘れられない宝物のような旅の思い出が、きっとまたひとつ得られると思います。

All photos by Yuhei Tonosho

ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター|フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤めながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。 山岳雑誌『山と渓谷』へ寄稿、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「Yahoo!ニュース ベストエキスパート2024」地域クリエイター部門グランプリなど。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

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