ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。 山岳雑誌『山と渓谷』へ寄稿、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「創業110周年記念 愛知銀行フォトコンテスト」最優秀賞など。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

こんにちは。トラベルライターの土庄です。昨年転職してからお宿や温泉への興味関心が強くなり、2022年はすでに35泊、訪問温泉数は60にのぼりました。

今回は、先日執筆した秘湯宿のご紹介に関連して、筆者の大好きな「温泉民宿」についてご紹介しようと思います。

周囲の自然に溶け込む温泉宿でほっと癒やされる旅は、日々の活力になってくれますよ。

温泉民宿の魅力

温泉地にある民宿。略して温泉民宿。もともと「リーズナブルに弾丸旅をしたい」「現地に溶け込むような滞在がしたい」と願う筆者に合う、地域に根付いたお宿です。

まずそんな「温泉民宿」の魅力をいくつか取り上げていきたいと思います。

味のあるお宿で落ち着ける


やはり温泉民宿の一番の魅力は、ありのままの素朴なお宿ということ。現地の生活感や地元らしさを満喫できる、味のある雰囲気に癒やされます。

周囲の自然に溶け込み、年季を感じる建物。でもしっかりと綺麗に保たれ、大切に守りぬかれていることが伝わってきます。

着飾ることなく、素朴なたたずまいで、旅にしみじみとした余韻をくれる。人の温かみも感じられるお宿で過ごす落ち着いた時間は、ふとまた再訪したいなぁという気持ちにさせてくれます。

人の温かさ・真心を感じられる


お宿のオーナーさんの人情味が伝わってくることも、温泉民宿の魅力でしょう。まるで自分の母親のように話しかけてくれる女将さん。旅先の見どころ情報をくださるお父さん。

時には、宿泊者同士のコミュニケーションも楽しめます。今でも忘れられないのは、NHK朝ドラ『まれ』のロケ地となったことでも知られる、輪島の「温泉民宿 漁火」さんでの思い出。

お宿を営む下さん一家のアットホームなおもてなしや、幸運の象徴である座敷童子がお宿に住み着いているという噂話、他の宿泊者さんと眺めた日本海に沈む夕日などが脳裏に焼き付いています。

お食事が贅沢


お食事の豪華さも、民宿ならではでしょう。「本当に採算取れているの?」と思わず心配になるほど、豪華で食べきれないほどのボリュームのお料理を用意していただくことも。

特に記憶に残っているのは、山形県白布温泉の「民宿 白布屋」さんです。連泊したのですが、2泊ともなんと米沢牛の焼肉をいただきました。

日本三大和牛のひとつに数えられる米沢牛が食べられて、1泊2食付きで1人6,500円という破格のお値段は驚きです。圧倒的なボリュームのお肉を焼きながら、男3人で晩餐をワイワイ楽しみました。

こぢんまりとしたお湯に出会える


温泉は旅行の醍醐味のひとつではないでしょうか。リゾートホテルもいいのですが、温泉民宿を選べば、隠れ家的なこぢんまりとしたお湯に出会える喜びがあります。

特にお気に入りなのは、奥飛騨温泉郷・福地温泉の「聖の湯 民宿 粋泉荘」さんのお風呂。小さな浴槽ですが、オーナーの手作りだと思われる露天風呂は野趣があり、奥飛騨の自然に抱かれるような入浴が楽しめます。

少し熱い内湯に思わず吐息が漏らしつつ、露天風呂と交互に浸かる至福のひととき。滞在中に何度も温泉に入れる点も、温泉民宿の醍醐味だと思います。

リーズナブルな宿泊料金


最後に、宿泊料金がとてもお得だということを付け加えておきます。限られた予算で旅行を計画するときに、ありがたいポイントですね。1泊2食付き、1人1万円以内で泊まれることが多い印象です。

リーズナブルな宿泊料金ながら、前述したような満足度を味わえるお宿が多く、総合的に「泊まって良かった」と思える宿泊体験が待っています。

おすすめの温泉民宿5選

それでは最後に筆者おすすめの「温泉民宿」をご紹介していきましょう。前段で触れたお宿も含まれていますが、気持ちのいいお湯とおいしいごはんの記憶が脳裏に焼き付いています。

どのお宿もリピーターさんが多く、長年愛されている老舗の温泉民宿。これからもずっと残ってほしいと願う、おもてなしの行き届いた名宿たちです。

温泉民宿 南部屋(青森県十和田温泉郷)


奥入瀬渓流の近く、十和田温泉郷にたたずむ温泉民宿です。1泊2食5,800~6,400円という驚くべき料金で、源泉掛け流しの温泉宿に泊まれます。

温泉は湯の花が豊富で、つるつるとした白色湯。内風呂ですが、窓を開ければ渓流をのぞむ露天風呂風に変わります。十和田の食材をふんだんに使ったお食事も、ほっとするようなおいしさ。

田舎のおばあちゃん家へ帰ってきたかのような、懐かしい古民家の雰囲気も魅力です。都会で暮らしていると忘れがちな、素朴な暮らしの良さを再確認することができますよ!

■詳細情報
・名称:温泉民宿 南部屋
・住所:青森県十和田市奥瀬栃久保11-41
・地図:
・アクセス:十和田市街から車で約30分
・電話番号:0176-74-2047
・料金:1泊2食5,800~6,400円
・オススメの時期:冬
・公式サイトURL:https://nanbuyatowada.wixsite.com/nanbuya
ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。 山岳雑誌『山と渓谷』へ寄稿、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「創業110周年記念 愛知銀行フォトコンテスト」最優秀賞など。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

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