ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。 山岳雑誌『山と渓谷』へ寄稿、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「創業110周年記念 愛知銀行フォトコンテスト」最優秀賞など。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

<4日目>日曜
10:00〜15:00 / 沖ノ島再生プロジェクト


自分が楽しむだけでなく、自然の大切さ、それに対する現地の人々の思いなど、学びの部分も大きかったです。自然の自己再生を促す大切さも知りました。

17:00 / 木村ピーナッツ


地元の有名ピーナッツ屋さんで、特製パフェを堪能!素朴な甘さと濃厚さがたまらない〆の一品でした。

以上から分かるように、プランが詰まっているようで、それほど詰まっていないちょうど良い内容になっていました!(本当か!?)
だからこそいろいろな気づきがあったので、以下で綴っていきたいと思います。

仕事とバケーションは両立できる


コロナ禍となり、ワーケーションという言葉が盛んに取り上げられるようになってから、私の中では少しモヤモヤがありました。果たして「仕事とバケーションは両立できるのか?」と。

元々、本業=サラリーマン=公と、複業=トラベルライター=私を完全に分けている私にとっては、敢えて公私を一緒にする意味がわからない。どちらも混ぜてしまっては、公私ともに中途半端になるのでは?という先入観を抱いていました。


しかし、実際そんなことは全くなかった!というのが率直な感想。あくまで仕事がベースにあり、仕事にバケーションを添える形に自然と落ち着きました。

たまたま仕事が落ち着いていてバケーションの時間を作れたらラッキー!一方で、仮に仕事が立て込んでいても、働く場所を変えたり、カフェを利用することで気持ちをリフレッシュできるため、ワーケーションをしている価値を十分感じられました。

隙間時間を有効利用して、メリハリを最大化


中でも私にとって大きかったのが、隙間時間の有効活用です!本業の始業時間は8:45。その前の時間を使うことで、とても充実した平日を過ごせました。

5:00 起床
5:15〜6:30 コーヒー&ライティング
6:30〜8:00 e-Bikeサイクリング
8:00〜8:30 朝食
8:45 本業開始


普段とは違う場所に身を置くことで、スッと目が覚め、自然とやるべきこと、やりたいことに着手できました。誰もいない朝のホテルのロビーは快適だったこと、無料のコーヒーメーカーが利用できたことも大きかったです。


早朝に1記事書き上げ、そのまま日の出と同時に、e-Bikeに跨って、サイクリングに繰り出しました!平日に、千葉の房総半島の南端で、自転車をこいでいるという非日常感がたまらず、たったの1時間半だったものの、充実した冒険に!


しかも結局、3日間に分けて朝の時間を累計5時間ほど利用し、館山以南の南房総をe-Bikeで1周することもできました!(走行距離およそ160km)

健康にも繋がるし、ちょっとした時間で旅感覚を楽しめる。私の旅スタイル=自転車旅とワーケーションの相性が良いという発見は、個人的に嬉しい収穫でした。

平日と土日を組み合わせるメリット


今回のワーケーションツアーは平日2日間+土日の4日間でしたが、これが一番良いスケジューリングではないかと感じました。

仕事メインで来ている以上、平日のバケーションはあくまでおまけ。しかし、せっかく旅行先に来ているのに、おまけで旅を楽しむだけでは勿体ない!だからこそ土日と組み合わせて、バケーションも楽しみ尽くす。これであれば一石二鳥ではないか?と思います。


逆に見れば、土日で旅行をした時、「あと1日、2日あれば、他にも色々なことができたのに…」ということもあるでしょう。平日のワーケーションの隙間時間が、その補完要素になってくれるかもしれません。

学び視点ありのワーケーション


元々、バケーション気分を感じながら仕事をするスタイルが「ワーケーション」というイメージでしたが、今回のツアーで意外だったのは、ワーケーションの学び視点です。

ワーケーションという取り組み自体、会社員一人の判断で行い辛いという背景があります。実際、フルリモートが認められている会社や職場以外では、平日ホテルで仕事をするのは難しいでしょう。


そのため学び視点を盛り込み、企業自体へ「ワーケーション」を人材育成プログラムや福利厚生の一環として提案する。そうしてワーケーションを行いやすくする基盤を作る、という構想が見て取れました。

ワーケーション自体魅力的ですが、実際できる環境か!?という根本的な問題を、企画する側も解消するために取り組んでいることが強く感じられました。

サラリーマンをより幸福にするための「ワーケーション」


先にも少し述べましたが、ワーケーションとは、元々限られた会社・職種の人でしか実行できない働き方で、完全な仕事でもバケーションでもない、悪い言い方をすると中途半端な働き方だという偏見を持っていました。

しかしながら、実際に自分が体験してみると、全くそうではなく、むしろサラリーマンの生活を質的に向上させる概念でした。


人生において多くの時間を要する仕事・会社の時間を有効活用して、いかに人生を楽しむのか?いかに刺激的な毎日を過ごすのか?ワークライフバランスの新たなカタチ。それこそが「ワーケーション」なのだと思います。

まだまだワーケーションが実行可能な人は一部で、できる環境は社会に浸透していませんが、近い将来、誰もが利用できるように社会が変わっていけば素晴らしいですね。

前編は、企画されたYAMAPさんとJR東日本さんに今回の企画に対しての想いをお伺いしているので、こちらもぜひご覧ください。

前編の記事を見る

All photos by Yuhei Tonosyou

ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。 山岳雑誌『山と渓谷』へ寄稿、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「創業110周年記念 愛知銀行フォトコンテスト」最優秀賞など。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

RELATED

関連記事

RANKING

人気記事ランキング