ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター|フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤めながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。 山岳雑誌『山と渓谷』へ寄稿、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「創業110周年記念 愛知銀行フォトコンテスト」最優秀賞など。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

前稿では、房総半島ワーケーションツアーを企画したYAMAP/高橋さんとJR東日本/利渉さん、そして実際に参加をしたTABIPPOコミュニティマネージャー/浦川のインタビュー記事をまとめました。

続く2記事目には、実際に私がワーケーションツアーに参加をして感じたことを執筆してみたいと思います。

結論から言うと、仕組みとして整えばワーケーションって大いにアリで、軸さえぶれなければ、仕事も休暇も生半可にはならず、むしろサラリーマンのQOLをより充実させるもの。良い意味で目から鱗の働き方でした。

YAMAPが企画する3泊4日アウトドアワーケーション


今回参加したワーケーションの滞在先は、南房総の館山。豊かな海や山に囲まれ、首都圏からも近く、最近リモートワークの流行で、移住先として人気を集めている場所です。

スケジュールは木曜日〜日曜日までの3泊4日。平日は仕事がメインで、土日はアクティビティメインのツアー。私は本業がサラリーマンなので、普段なら参加が難しいのですが、現在コロナで在宅勤務扱いだったので、今回は会社に黙って千葉県でリモートワークをすることに!


「一般のサラリーマンでも、こういうことができちゃうんだぜ」の参考例になってみます(笑)以前からワーケーションという言葉自体は聞いていましたが、実際に自分が行うことになろうとは…。

初めて来る房総半島先端での4日間の取材、しかも初めてのワーケーションだったので、最初はどのようになるのだろう?と少し不安でしたが、終わってみればやり切れた!楽しみ尽くした!!正直、ワーケーションという働き方がここまで充実したものだとは思っていませんでした。

まず初めに、今回のワーケーションの大まかなタイムスケジュールから。

<1日目>木曜
10:00 / ホテルファミリーオ館山に到着。ワーケーションプログラム開始!


参加者同士で和気あいあいと!4日間のプログラムが始まります。

11:00〜16:00 / e-Bike(電動スポーツ自転車)サイクリング&登山


到着後、すぐにホテルから自転車で出発!サイクリングと軽登山をして半日アクティビティを満喫しました。アクティビティが多かったため、有給休暇扱いに。

18:00 / 地元レストランで夕食


地元のレストラン・ベッカフィーコさんで南房総産の魚介を使ったイタリアンを堪能!パスタやアクアパッツァなど、どれも地元の魚介が盛りだくさんで絶品。ビールも進みました。

<2日目>金曜
〜17:00 / 仕事


1日中、フルで仕事をしました。MTGが1日に三つもあったが、その途中には、ちょっとした息抜きや、e-Bikeで散歩も楽しみました。

12:00〜13:00 / ランチ


ホテルに併設している「BOUNO」でランチ、地元魚介と野菜を使ったパスタが本当に絶品。仕事の合間に、”旅”を感じられるのがワーケーションの醍醐味と実感しました。

17:00〜18:00 / 地元の自然保護活動の講演


仕事終わり夕食前に、地元で里山保全活動や、沖ノ島の再生活動など、自然保護の取り組みについて講演をお聞きしました。隙間時間で、ちょっとした現地の学びがあるのは良いですね。

18:00〜20:00 / BBQ


ツアー参加者みんなでBBQ懇親会(害獣として駆除された猪肉も含む)。ワイルドに食材を焼き、星空の下で盛り上がりながらいただくお肉は最高でした!

<3日目>土曜
7:00〜8:00 / 朝ヨガ


身体を整えるために、早起きをしてホテルにあるホールで朝ヨガ。身体を少しずつ呼び覚ましていくのは本当に気持ちがいいですね。

9:00〜12:00 / 南房総サイクリング&野鳥の森ハイキング


モニターツアーとしてホテルから約20kmサイクリングしながら、途中は里山でハイキング。南房総の豊かな自然景観を楽しみました。きつすぎず緩すぎず、程よい運動で気持ちよかったです!

12:00 / 海鮮ランチ


サイクリングの終点、「漁港食堂だいぼ」で名物の地引網丼を満喫。1500円とは思えないほどの豪華さで、〆のお茶漬けも最高っ!

13:00〜15:00 / サンセット・シーカヤック


南房総の美しい海でシーカヤックに挑戦!最初は転覆しそうだったけど、案外すぐに慣れ、海上散歩を楽しみました。後半には幻想的な光芒の情景に感動。

19:00〜20:30 / 夕ご飯


ホテル併設のレストラン「BOUNO」でイタリアンを満喫。美味しい料理が食べられるレストランがホテルに併設している有り難みを再度実感しました。

ライター
土庄 雄平 山岳自転車旅ライター|フォトグラファー

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤めながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。 山岳雑誌『山と渓谷』へ寄稿、「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞、「創業110周年記念 愛知銀行フォトコンテスト」最優秀賞など。山での活動をライフワークとし、学生来、日本全国への自転車旅を継続している。

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