ライター

ファッション系編集プロダクションでの勤務、事業会社の採用広報業務を経験したのち、フリーランスのライター・編集者として独立。ファッション、不動産、地域系メディア等にて取材・執筆(雑誌/WEB問わず)をおこなう。ファッションモデルとしても活動中。東京を仕事の拠点にしつつ、2023年春より地元・北海道との二拠点生活を続けている。

こんにちは! ライターのミウラノゾムです。

今回は、韓国の統合型リゾート『PARADISE CITY』からのお声がけにより、ホカンス(ホテル・バカンスの略)を楽しむためのツアーに参加することに。『とにかく楽しんでください!』というシンプルかつ真っ直ぐな想いの込もったお誘いのもと、言葉こそちょっぴりふさわしくないかもしれませんが、仕事だということを忘れてしまうほど(!)の充実した旅行を満喫してきました。

第一弾の『女子旅・ホカンス編』に引き続き、今回のテーマは『グループ旅』。アイドルと一人旅が好きな “趣味に全力注ぎすぎてるオタク”・あやてん(写真・真ん中)、TABIPPOのディレクター・ALLY(写真・前)を中心に、愉快なメンバー(ライター・ミウラ、カメラマン・ユウキさん)による愉快な旅の様子をお届けします! 第一弾の記事と合わせて、ぜひぜひお楽しみください!

地中海料理から、韓国料理まで! 魅力盛りだくさんのビュッフェ『ON THE PLATE』

夢のように楽しかった前日をほんのり思い起こしながら、一行は朝食を頂くべく、プレミアムビュッフェレストラン『ON THE PLATE』へ向かいました。すっきり広々とした店内は、カップルや家族連れのお客さんでいっぱい。みんなそれぞれニコニコしながら、お料理を楽しんでいました。

『ON THE PLATE』は、New York Station(ニューヨークスタイル), Mediterranean Station(地中海料理), Euro Bread & Cafe Station(ヨーロッパの伝統的製法でつくられたパンやバリスタによるコーヒーなど), Cantonese Station(本場の広東料理), Mariage Station(各料理に合わせた季節の飲み物)の五部構成。どのお料理もとってもおいしそうで、思わず目移りしてしまいます。

ここで、料理を運んできたALLYがふと、一言。『キムチだったりチヂミだったり、ちゃんと韓国特有のお料理があるのはうれしいよね!』と。これには「まさに!」と膝を打ちました。さまざまなお料理が並ぶなか、現地の食べ物を味わえるのは、たしかにとってもうれしいことですよね。

カメラマンのユウキさんいわく『ビュッフェって、人の性格が出るよな〜。僕、主食ばっかり持って来ちゃったよ(笑)』と。これ、ひょっとするとグループ旅のひそかな楽しみかもしれません。さまざまな料理から自分の “PLATE(お皿)” を作る。そこには確かに、性格がハッキリと表れてきそうな気がします。ユウキさんの朝ごはん、すごくすごくおいしそうだったけど、ちょっと重そうだったなぁ(笑)。

ちょっとだけ、寄り道を。『PLAZA』&『PARADISE ART SPACE』

素敵なお料理たちに大満足の4人が次に目指したのは、ヨーロッパのムードと韓国特有の低温サウナが楽しめる温浴スタイル「チムジル文化」を融合させたスパ『CIMER』。

心躍らせながら向かう道中で目に映ってきたものが、とにかく「すごい」と言うより他ありませんでした。たまらず少し、寄り道してしまったぐらい。写真で楽しんでみてください。

あやてん「こんにちは」 作品の鹿「……………」

KAWSのモノマネをする二人、仲良しだな〜

韓国国内の有名アーティストから世界的なスターアーティストまで、幅広いジャンルの作品を展示するパラダイスシティ自慢のアートスペース『PARADISE ART SPACE』

こちらは、PARADISE CITYの “ハブ” とも呼べるイベント型のショッピングアーケード『PLAZA』。レストランやカフェ、セレクトショップなど、多彩なショップが連なるスペースとなっています。その数なんと、19店舗。第一弾の記事にて紹介したホルモン焼肉店『オバルタン』も、この中の飲食店として人気を集めているのだとか。

屋内にこれだけのショッピングモールが広がっていること自体、本当にすごいことだと思います。グループでお買い物をして、その後はPLAZA内のカフェでお買い物自慢大会、なんていうのも楽しそう。第一弾記事の「ホカンス文脈」もそうでしたが、PARADISE CITYの中で旅のすべてが完結してしまいそうなほど。

「せっかくだから、アートスペースにも行ってみようよ!」と、気持ちと声をぴったり合わせた4人。軽やかな足取りで、ずんずん向かいます。

目に映るそれぞれの場所が、それぞれ違う色を見せてくれる。少しばかり単純に聞こえてしまうかもしれませんが、そんなことを思いました。

PARADISE ART SPACEは、『ファインアートはもちろんのこと、建築、デザイン、ファッション、メディアなど現代における様々な芸術的価値を見つめ直し、さらに探求していく空間』とのこと。写真を撮るもよし、音に耳を傾けてみるもよし、空気の匂いや温度に気持ちを澄ましてみるもよし。

アートそのものを、自由に感じて、のびやかに体験できる。そんな魅力にあふれたスペースです。先ほどご紹介した『PLAZA』同様、グループ旅の一環としてみんなで体験し、お互いに感想を伝え合う、なんていうのもきっと楽しいはず。

“入る” サウナならぬ、“過ごす” サウナを堪能しよう。スパ施設『CIMER』

充実の “寄り道” を経て、ついに『CIMER』へ(“寄り道” なんて一言ではちょっぴり不十分なほど、PLAZAもPARADISE ART SPACEも、とっても楽しかった……)。それぞれが水着に着替えて、いざ!

『ウォータープラザ』でニッコニコのミウラ(気持ちよかった〜)

ワニの浮き輪で近づこうと思ったところ、即座に転覆


まず訪れたのは、『ウォータープラザ』と呼ばれる場所。イタリアのサン・マルコ広場をモチーフにデザインしたというこちらは、とっても広く取られたスペースが魅力。日の光がたっぷり入り込み、とってもあたたかな空気が流れていました。ちょっと言い過ぎかもしれませんが、(ここに住みたい……)と思ってしまった筆者・ミウラ。豊かな開放感が味わえるスペースとなっています。


三階へ上がれば、そこには「インフィニティプール(縁取りをなくすことで景色と一体化するように設計されたプールのこと)」が。この日はスッキリ晴れていて、遠くにそびえる山や広々とした景色を観ながらゆったりのんびりとした時間を過ごすことができました。

夕方、オレンジの夕日を眺めながら過ごすのなんかも素敵なはず。今回はグループ旅で訪れましたが、カップルで訪れ、ロマンチックな景色を堪能してみるのもきっと良いかもしれませんね。

「ヤンモリ(羊頭)」と呼ばれるタオルの巻き方でニッコリ

『ウェーブドリーム』という名の、幻想的なムードあふれる低温サウナ

ヒノキの香りが漂う『ヒノキルーム』

リラックスルームでまったり〜
PARADISE CITYが提供する、韓国特有のサウナスタイル「チムジルバン」。お風呂や食事、仮眠など、ただサウナに “入る” だけでなく、“過ごす” であったり “滞在する” ことを目的としたスタイルのサウナ。リラックスタイムをじっくりまったりと堪能することができます。楽しみ方が多彩に用意されている場として、まさにグループ旅にぴったり。場所によっては飲食も可能、という点もうれしいポイント!

目にも楽しい『ウェーブドリーム』という低温サウナや、ゆたかな香りがうれしい『ヒノキルーム』など、さまざまな形式のサウナを通じた優雅な時間。みんなそれぞれ、のんびり思い思いの過ごし方で楽しむことができました。個人的に、ヒノキルームがとっても好きです。すごく良い香り。

ウォータースライダーにテンション上がりっぱなしの二人(こわかった)

ALLYの表情、100点です

ミウラの表情、0点です

(ぐったりしすぎだよ、笑っちゃう)

(ミウラ、なんで後ろ向きに流れてきた?? 0点です)

(でも、たのしかったみたいです)

レジャーにはお決まりの「ウォータースライダー」も完備。なんだかマンガのようになってしまいましたが、すこぶる愉快なひとときでした。恐怖感から思わずぐったりしてしまったあやてんと、それを見てゲラゲラ笑うALLY、それどころではないミウラ。あらためて写真を見返すと、そのコントラストに笑ってしまいます。本当、すっごく楽しかったなぁ。

ちなみに『CIMER』は、安全性の配慮にとても注力しているため、働く方々全員がライフガードの資格を持っているのだとか。楽しいだけでなく、安全面についてもしっかりと考えられた施設となっています。お客さま全員が、心ゆくまで楽しめるスペースとして。イベントなどもたくさん開催されているので、ぜひお越しの方々はサイトをチェックした上で、素敵な時間を過ごしてみてくださいね。

最後に、ちょっぴり街探索!

バッチリ充実した滞在を終えた4人は、せっかくだからということで、韓国の街を探索してみることに。

空腹の限界(ウォータースライダーではしゃぎすぎたせい……?)を迎え、とにかく必死にガブガブ食べた参鶏湯(サムゲタン)やチヂミ、カメラマンのユウキさんがとにかく似合いすぎてしまい笑いがこらえられなかった漢服着衣体験、爆買いの勢い(!)で見尽くした韓国コスメに、夕食のチーズタッカルビなどなど。ギャラリー形式でお楽しみください!(探索中もPARADISE CITYの話で持ちきりだったのは、ここだけの話です)

『土俗村(トソッチョン)』でサムゲタンやチヂミを堪能!

韓服体験! ものすごい数の韓服が並んでいます

イヤリングも似合ってるね〜

近くのカフェ、ロケーションとしてバッチリでした

「我が城」とタイトルをつけたいぐらいです

ユウキさん、ハマりすぎです ALLYもすっごく似合ってる!

紅葉に映える、清楚なムードの韓服。あやてん、本当に似合ってるな〜

夕飯は、チーズタッカルビを

「これは絶対にビールだよね〜」と、ひとしきり盛り上がりました。おいしかった!

真剣な表情でお化粧品を眺めるあやてん

お買い物もバッチリ楽しみました

(そりゃ寝ちゃうよね〜)

おわりに

やっぱり、旅って、たのしいです。すごく素直な言い方ですが、本当にたのしいものです。もちろん時節柄、心配なことも正直少なくはないですが、それでもはっきり言い切れるほど、旅はたのしいものです。言い切ります。

今回は、PARADISE CITYのご協力もあり、韓国をすっかり楽しく旅することができた僕たち。二日間の滞在でしたが、この上ないほどの充実感を味わうことができました。その充実感たるや、「楽園って、本当にあったんだなぁ」なんて、少々ロマンチックな一言が自然と出てきてしまうほど。ちなみにカメラマンのユウキさんが撮ってくれた写真の枚数は、1,652枚にもおよびました。

それだけたくさんの思い出ができたグループ旅。PARADISE CITYがくれた、とびきり最高のひととき。きっと読者のみなさんにも、伝わっていてくれたらうれしいです。ぜひ、開放的な旅をPARADISE CITYで。“Check-in to Paradise(楽園にチェックインしよう)” の言い回しは、きっと、いや、まったく過言ではないはずです。それでは、また。또만나〜(またね〜)。

All photos by Yuki Igarashi

ライター

ファッション系編集プロダクションでの勤務、事業会社の採用広報業務を経験したのち、フリーランスのライター・編集者として独立。ファッション、不動産、地域系メディア等にて取材・執筆(雑誌/WEB問わず)をおこなう。ファッションモデルとしても活動中。東京を仕事の拠点にしつつ、2023年春より地元・北海道との二拠点生活を続けている。

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