ライター
Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

娘二人が産まれてからも、旅は引き続き人生の生きがい。格安航空券を見つけては、週末旅に出かける日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数34ヵ国。現在はワーホリ以来12年ぶりにドイツ滞在中。 インスタやブログでも旅情報を発信中。

いつの時代もおしゃれの発信地である、花の都パリ。

今回は、ハイブランド物より「世界に一点しかない」や「パリっぽい可愛い雑貨」など、自分だけのとっておきの宝物を探すために、週末旅に行ってきました。

「蚤の市」「可愛い雑貨」「パリのおいしいお土産」が好きな方、またパリでのお買い物気分を味わいたい、そんな方はぜひご参考に♪

まずはレトロなアーケード「パッサージュ」巡りへ

photo by PIXTA
パリには複数の「パッサージュ」 と呼ばれるアーケード街があり、どこも雰囲気が良く、眺めているだけでも素敵。

18世紀後半に誕生した「パッサージュ」、この「ガラス屋根で覆われたショッピングアーケード」という新しいコンセプトが、当時のパリジェンヌたちの間で大流行したんだそう。

photo by Yu Villegas
その後、大型デパートの登場によって長い間忘れ去られていましたが、最近は古き良きパリを感じられるレトロさが受けて、人気が再燃しているそうです。

観光客にとっては、レトロなパリの雰囲気の中、ゆったりと散策が楽しめるのも魅力ですよね。

今回は、現在も十数個残るパッサージュの中からおすすめの3つをご紹介します。

ギャラリー・ヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)

photo by Yu Villegas
「パリで最も美しいパッサージュ」といわれる、ギャラリー・ヴィヴィエンヌ。1823年に建設され、1974年には歴史的建造物に指定されました。

小さな入り口から中に足を踏み入れると、まるで別世界。18世紀のパリにタイムスリップしたような錯覚を覚えます。壁の装飾や床のモザイク模様など、美しい内装にも注目です。

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こちらは、1862年創業の古書店「ジュソーム書店(Librairie Jousseaume)」。

パッサージュには古書店が必ずと言っていいほどあるのですが、こちらのお店は、雰囲気からまるで映画の世界。

店主のムッシューさんも、穏やかな微笑みがとっても素敵で、会計時に話しかけてくれたのもいい思い出のひとつです。

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店の外にはレトロ可愛いポストカードやポスターが陳列されており、目を奪われます。

人気の観光スポット、パレ・ロワイヤルの隣にあるので、観光ついでにぜひ立ち寄ってみてくださいね。

■詳細情報
・名称:Galerie_Vivienne
・住所:4 Rue des Petits Champs, 75002 Paris, France
・地図:
・アクセス:メトロ3号線Bourse駅から徒歩4分
・営業時間:8:30~20:00
・公式サイトURL:http://www.galerie-vivienne.com/

パッサージュ・ジュフロワ(Passage Jouffroy)

photo by Yu Villegas
19世紀半ばに建設された「パッサージュ・ジュフロワ」は、ガラス屋根から光がたっぷり入る、明るい雰囲気のパッサージュ。

お土産探しをしたい方や、可愛いお店が好きな方に特におすすめです。

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南仏生まれの、大人気のお菓子店、「ラ・キュール・グルマンド(La Cure Gourmande)」も入っていました。

とにかく可愛い店内にあるのは、これまた可愛すぎるパッケージや缶に入った、ビスケットやキャンディーたち。お味も一級品で、お土産に喜ばれること間違いなしですよ。

photo by Yu Villegas
こちらは、1849年創業のおもちゃ屋さん「パン・デピス(Pain D’épices)」。

子供服や可愛いおもちゃ、レトロな紙ものが店中に所狭しと並んでいて、時間を忘れて夢中になってしまいました。

photo by Yu Villegas
有名なプチホテル「オテルショパン」や、おしゃれなカフェもあり、写真撮影やちょっとした休憩にもおすすめのパッサージュです。

■詳細情報
・名称:Passage Jouffroy
・住所:10-12 Bd Montmartre, 75009 Paris, France
・地図:
・アクセス:メトロ3,8号線Grands Boulevards駅から徒歩3分
・営業時間:7:00~21:00
・公式サイトURL:https://www.parisinfo.com/musee-monument-paris/100263/Passage-Jouffroy

パッサージュ・デ・パノラマ(Passage des Panoramas)

photo by Yu Villegas
パサージュ・ジュフロワの向かいに位置する「パッサージュ・デ・パノラマ」は、パリ最古のパッサージュで、こちらも歴史的建造物に指定されています。

庶民的な雰囲気のレストランやカフェが多く、パリっ子たちにも人気のパッサージュで、とても賑やかな雰囲気でした。

photo by Yu Villegas
パリの切手商が集まるエリアとしても有名で、旅先で古切手を集める趣味のある私には、まるで天国のような場所。

切手だけでなく、コインやアンティークのはがき、古書店など、コレクター必見のパッサージュです。

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さらに、パリジャン達に大人気のビストロ「Rachine」や、ミシュランで二つ星を獲得したレストラン「パッサージュ53(passage53)」など、グルメが集うパッサージュとしても有名です。

ランチやディナーに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
・名称:Passage des Panoramas
・住所:11 Bd Montmartre, 75002 Paris, France
・地図:
・アクセス:メトロ3,8号線Grands Boulevards駅から徒歩3分
・営業時間:6:00~0:00
・公式サイトURL:https://www.parisinfo.com/musee-monument-paris/100264/Passage-des-Panoramas

クリニャンクール蚤の市で宝物探し

photo by Yu Villegas
パリで街歩きをしていると、「蚤の市」に遭遇することが多くあります。

並んでいるものは、時代物のアンティーク食器や家具、古着、アクセサリーなど何でもあり。

毎週末開催している場所もあれば、不定期で開催している場所もあり、遭遇したらラッキー!宝探しのはじまりです。

photo by Yu Villegas
なかでもおすすめは、パリで1番の規模を誇る「クリニャンクール蚤の市(Marché aux puces de St-Ouen)」。なんと、100年以上もの歴史があるんだそう。

こちらは、フリーマーケットというより、専門店が集まる巨大なアンティークマーケットという感じで、高価なアンティーク雑貨や家具にはじまり、気軽に手に入る古着まで、宝探しにピッタリの場所です。

photo by Yu Villegas
毎週末開催されているので、パリの他の多くのお店が閉まってしまう日曜日に、こちらに来るプランを立ててみるといいかもしれません。

広大なエリアにあるお店の数は、なんと2,500以上!区画ごとにジャンルが決まっているので、時間にあまり余裕のない方はいくつかのエリアに絞って見て回りましょう。

今回は、個人的な好みにはなりますが、おすすめ2エリアをご紹介しますね。

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Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

娘二人が産まれてからも、旅は引き続き人生の生きがい。格安航空券を見つけては、週末旅に出かける日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数34ヵ国。現在はワーホリ以来12年ぶりにドイツ滞在中。 インスタやブログでも旅情報を発信中。

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