ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

こんにちは。アメリカのセドナでトレッキングした際に、メンバーの中で1人だけバテていた阿部サキソフォンです。

どのくらいバテていたかというと、このくらい。


photo by shigeki naganuma

体力も気力もほぼ残っておらず、目が死んでいます。普段運動をしていないとこうなるんだなと、24歳にして初めて知りました。少しずつ体力が低下してきているようです、年をとるって辛い。

このトレッキングが想像以上に辛かったので、わたしはこの次に待っている旅が不安になってきました。


photo by Abe saxophone

アメリカの次に向かったのは……


photo by Abe saxophone

「風の大地」といわれるパタゴニアです!「パタゴニアって、あのアウトドアブランドのやつ?」と思われた方、大正解。あのロゴに使われているフィッツロイはアルゼンチン側にある山ですが、今回はチリ側からパタゴニアをレポートしたいと思います。

セドナでバテていた私がパタゴニアなんて大丈夫なのか……不安は全く拭えませんが、出発前にとりあえずトレッキングシューズだけ購入して、パタゴニアの玄関口プエルト・ナタレスに降り立ちました。

体長3メートル以上の生き物⁉︎


photo by Abe saxophone

まず最初に向かったのは「ミロドンの洞窟」。「ミロドン」って何?ここら辺の地名のこと?と不思議に思っていたら、すぐに答えが見つかりました。


photo by Abe saxophone

こいつが「ミロドン」らしい。かつてこの地に生息していた生き物らしく、体長は3メートルを超えていたとのこと。このナマケモノみたいな生き物が、3メートル超えって怖すぎませんかね……。


photo by Jo Yamamoto

洞窟に入ってみると、ミロドンとご対面。せっかくなので2ショットを撮ってきました。でかいプーさんだと思えば、ちょっと可愛く思えてくるかも……?いや、思えないか。


photo by Abe saxophone

洞窟の奥の方は少し暗くなっています。10分ほどでまわれる大きさでした。


photo by Abe saxophone

この時初めて目にしたミロドンですが、このあと何回か街で見かけることとなりました。ゆるキャラ的な扱いなのかな?く◯モン的な?


photo by Abe saxophone

ビジターセンターから洞窟までは5分ほど。その途中でも、こんなに素晴らしい景色を見ることができます。

■詳細情報
・名称:Cueva del Milodon
・住所:Ruta y-290 kilómetro 8, Puerto Natales, Chile
・電話番号:+56 61360485
・公式サイトURL:http://cuevadelmilodon.cl/

国立公園の中にある素敵なホテル


photo by Abe saxophone

今回、私が宿泊したホテルはトーレス・デル・パイネ国立公園の中にある「Lago Grey(ラゴ・グレイ)」。グレイ湖の南岸に面しており、部屋やレストランからは美しい景色を見ることができます。


photo by Abe saxophone

写真右側に見えている受付にて、トレッキングツアーやボートツアーなどを申し込めます。私は到着した次の日にトレッキング、その翌日にボートに乗ることを決めました(残念ながらこのボートには乗れなかったのですが、それはまた後で……)。


photo by Abe saxophone

このお部屋はスーペリアルーム。清潔感がありとても可愛らしいお部屋で、大きな窓が印象的でした。部屋からグレイ湖に浮かぶ氷河も見えました!

ほとんどの宿泊客が、宿泊した次の日にツアーに参加するとのこと。こんなに素敵なお部屋だったら、何日でも滞在したくなっちゃいます。

まずは一息ついて乾杯


photo by Abe saxophone

チリの首都・サンチャゴから移動してきたので、ここでちょっと一息。ホテル内のレストランで、ウェルカムドリンクを頂くことにしました。


photo by Abe saxophone

バーカウンターにはお酒がずらり。ウェルカムドリンクは「ピスコサワー」か「カラファテサワー」の2種類から選べます(お酒が苦手な人はソフトドリンクでもOKです)。


photo by Abe saxophone

オーダーしたのは「カラファテサワー」。カラファテとはブルーベリーに似た果実のことで、お酒やジャムなどでよく使用されています。

なんでも、「カラファテの実を食べた旅人は、必ずこの地に戻ってくる」という言い伝えもあるのだとか。味は甘酸っぱくて、強めのベリー系といった感じでした。う〜ん、美味しい。目の前の絶景を見ながらお酒を飲むなんて、これぞ至福の時。

久しぶりのお酒(数時間ぶり)で勢いよく飲み干してしまったので、もう1杯頼むことにしました。


photo by Abe saxophone

バーテンダーさんに「おすすめのカクテルください!!!」とざっくりオーダーすると、すぐに何かを手に取りました。


photo by Abe saxophone

こ、これはまさか……あの向こう側に見えているものですか?グレイ湖に浮かんでいるものですか?


photo by Abe saxophone

なんだか、めちゃ楽しそう。どんなカクテルになるのか、楽しみで夢中で写真を撮りまくります。


photo by Abe saxophone

バーテンさん、ばっちしカメラ目線くれました。


photo by Abe saxophone

ふおおおおおおおおお……


photo by Abe saxophone

芸術作品が出来上がったようです。


photo by Abe saxophone

そう、こちらのカクテルに使われているのは実際の氷河!透き通る青が美しくて、なんだか飲むのがもったいない気がします。まあ、もちろん飲むけど。


photo by Abe saxophone

使われているのはウォッカとパイナップルジュース、そしてブルーキュラソー。さっぱりした味わいで、何杯でも飲めちゃいそうでした。ぜひ、このレストランに来たら「スペシャルカクテル」をオーダーしてみてくださいね。

併設のレストランも贅沢


photo by Abe saxophone

お酒をいただいた後は、レストランで食事。フルメニューのコースでは、スープ、前菜、メイン、デザートとドリンクがついています。


photo by Abe saxophone

前菜のサラダでも、このおしゃれさ。


photo by Abe saxophone

「南米といったら肉でしょ」と牛肉をオーダーしたら、このボリュームでした。美味しすぎる……そして病みつきになるこの味……食べだしたらナイフとフォークが止まらなくる中毒性があるので注意が必要です。

あんまりご飯が美味しいので、ランチとディナーの時間が楽しみになっていました(デブ)。


photo by Abe saxophone

朝はビュッフェスタイルの朝食が用意されています。


photo by Abe saxophone

美味しそうなハムやチーズ、


photo by Abe saxophone

ドーナツや新鮮なフルーツがたくさん。朝からこんなに食べれるかな……なんて心配も尻目に、私の胃袋はこれらを次々と吸収していきました。

ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

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