政治や経済など国際的な問題を少なからず抱えているとはいえ、現在の日本は世界的に見てもとても平和な国でしょう。
戦争に直接参戦しているわけでもなく、なんだかんだ社会制度も安定しており、ここ数十年は世界的お金持ち国でありつづけています。
いろいろな意見はあると思いますが、「平和」って良いことだと思います。
でも、平和って当然のものではないんです。世界には日本以上にいろんな問題や困難を抱えて、とても平和なんていえない国もすくなくないのです。
というわけで、今回は世界で「日本って平和なんだな。」と感じた瞬間をまとめていきます。
街中で銃の跡を見たとき
旧ソ連国家などの近年大きな戦争があった地域のビルをよく見ると、壁などに小さい穴が無数に開いていることがあります。
実はこれは、「銃痕」なんです。街中でも銃が乱射された歴史をまざまざと見せつけられます。筆者はこの銃痕を見て、思わず現地人に「あの跡は治さないの?」と聞いてしまいました。
すると、「また、いつ撃たれるともわからないからな(笑)。」とあっけらかんと返されました。とても衝撃的でした。
電車やバスで眠っていたらポケットに手をつっこまれたとき
ほとんどのバックパッカーは夜行バスや夜行電車を駆使して世界中を旅していることでしょう。しかし、世界の電車やバスは日本のそれとは違い、多くの路線がスリや置き引きなどの犯罪の温床となっています。
筆者もほかのバックパッカー同様に、バスや電車を利用することは多かったのですが、常に細心の注意を払って利用したため直接の被害はなにもありませんでした。
しかし、何度か夜行で眠っているときにポケットに手をつっこまれた経験はあります。直接の被害がなかったとはいえ、大きな身の危険を感じました。
子どもに物乞いをされたとき
インドやカンボジアなどの発展途上国では、外国人観光客相手の物乞いが当然の文化として定着しています。物乞いで生計を立てている人も少なくはありません。
特に外国人観光客を警戒させないために、子どもが物乞いをしていることが多いのです。