ディズニー映画の中でも、個性的なキャラクターやストーリー展開で根強い人気を誇るピクサー作品。トイストーリーやカーズ、ファインディング・ニモなどの映画は世界中で大ヒットし、シリーズ化されているほどの人気があります。
そんな映画の世界に浸ることができるホテルが世界のディズニーリゾートにあることを、みなさんはご存知でしょうか?
今回はピクサー映画がテーマとなっている4つのホテルをピックアップしてみました。
1.トイストーリーホテル(上海)
2016年にオープンした上海ディズニーランド。パークと同時にオープンした2つのホテルのうちの1つが、その名もトイストーリーホテル。2017年に宿泊しました。
宿泊したのはスタンダードルーム。ベッドサイドテーブルがルービックキューブになっています!壁の絵など細かいところまでこだわっていて、全てがいちいち可愛くてテンションが上がります。
スリッパやシャンプー類などのアメニティーもホテル限定のもの。記念に全部持って帰りました。
廊下を歩くと、至るところにイラストがちりばめられており、館内を隅々まで散策するのも楽しいです。
中庭にウッディとバズ・ライトイヤーの巨大オブジェがあります!日中はここで、キャラクターグリーティングをしていることもあるようです。
ホテル内にはフードコートとテイクアウトのベーカリーショップがありました。フードコートではラクサヌードル(シンガポールやマレーシアで人気の、ココナッツミルクベースの辛いヌードル)をいただいたのですが、本格的な味でおいしかったです。
パークのレストランよりもホテルのフードコートの方が空いている印象だったので、混雑期にはホテルで食べるという選択肢があってもいいかもしれません。
入口付近にロッツォのスーベニアショップがあります。こちらは宿泊者以外でも入ることができます。パークまで歩くのは距離があるため、無料のシャトルバスが1日中運行しています。
2.オールスタームービー(フロリダ)トイストーリー棟
フロリダのディズニーワールドには20を超えるディズニーの直営ホテルがありますが、その中でも価格帯が安いことで人気の「バリュークラス」のホテルの1つがオールスタームービーリゾートです。
このホテルは1つのロビー棟(フードコート、ショップなどを含む)と、10棟の宿泊棟から成っている巨大リゾートホテルで、その名の通り映画がテーマになっています。ミッキーのファンタジアや101匹わんちゃんなどの棟に並んで、人気があるのがトイストーリー棟。
トイストーリー棟は2棟あります。それぞれの中央の入り口には巨大なウッディとバズのオブジェが並んでいて、その内側が階段になっているのが特徴です。
部屋の中もキャラクターのイラストがちりばめられており、映画の雰囲気がたっぷり。ちなみに、2019年には全面リノベーション予定で、バスタブが無くなりシャワーだけになります。
注意するべきポイントは、予約時に泊まる棟がどこになるか確定できないことです。予約をするときに選べるのは、パークに近い「プリファードルーム」か、少し遠い「スタンダードルーム」のどちらか2種類のみ。トイストーリー棟はこのうちのプリファードルームになります。
事前にオンラインチェックインをするときに希望の棟を指定することができます(これも確約ではなく、あくまで希望です)。どうしてもこの棟に泊まりたい!という場合は、年末などの混雑期でなければ当日チェックインの時にカウンターで交渉すると希望が通ることもあります。
部屋に入れる時間は15時からとなっていますが、朝早めに到着できる場合は、早いうちにフロントに行って希望を伝えておくのがコツです!
ディズニーワールドは広大な敷地のため、各テーマパークおよびウォーターパーク、ショッピングエリア「ディズニースプリングス」への無料シャトルバスが1日中頻繁に運行されています。