ライター
sakiko gorai ヨーロッパ在住ライター

ヨーロッパ在住のライター、Saki。ポーランドを拠点に自由に旅する暮らし方を実践中。30才のときにアパレル会社を退職してカナダへワーホリ。2020年〜フランス人夫とヨーロッパへ移住。ニュージランド、アメリカ、韓国に短期留学したり、一人で国内外へ旅行したり……いろんな場所の空気・文化を感じるために旅するのが好き。趣味はファッション・映画・読書。

こんにちは、ポーランド在住ライターのSakiです。

この頃、毎日のように「サステイナブル」という言葉が飛び交っていますよね。共感はしても、自分がどんなふうに行動すればいいか、難しく感じることはありませんか?

私はポーランドに住んでもうすぐ1年になります。今回は、日本より一足早くサステイナブルな暮らしを心がけているヨーロッパで見つけた、簡単に楽しくできる「ちょっとだけサステイナブルな暮らし」を紹介したいと思います。

車や電車の代わりに、自転車で出かける


簡単に楽しくできるサステイナブル一つ目は「自転車で出かける」です。

ポーランドでは町中にレンタサイクルのパーキングがたくさんあり、気軽に自転車を借りることができます。しかも20分までは無料!通勤にレンタサイクルを利用する人も多いです。

レンタサイクルは各市が運営しています。国も自転車移動の普及に力を入れているので、自転車用の車線や信号などのインフラも日々整備されています。


ポーランドのレンタサイクルの使い方はとっても簡単です。まずはアプリをダウンロード。アプリを使ってレンタル・返却・支払いが完了します。英語版があるので、観光にもおすすめですよ!

私の家の近くにもレンタサイクルのパーキングがあるので、よく自転車で出かけています。自転車に乗るのは10年ぶりくらい!?でしたが、とっても気持ち良いです。

ふだん車で行くところも、自転車を使うと、CO2の排出を少しだけ減らすことができます。ちょっと時間はかかるかもしれませんが、運動もできて一石二鳥!毎日の通勤を自転車や徒歩にすると、ジム通いも必要なくなるかもしれませんよね。

毎日の通勤が難しければ、まずは「休日に近所をサイクリング」から始めてみませんか。

買い物はセカンドハンドで

何か買うときはもちろん新品!という方、たまにはセカンドハンドも候補に入れてみませんか?

セカンドハンドとは、2人目の持ち主という意味。日本でいう、リサイクル品・中古品と似た意味です。ポーランドには町中にたくさんのセカンドハンドショップが並んでいます。


ほんの数十年前まで共産主義だったポーランドには、「物を長く大切に使う」という文化が根付いています。共産主義時代、“もの” は配給制でした。欲しいものを自分で自由に買うことができず、配給される食べ物も家具も洋服も、十分と言える数はなかったそう。

そんな時代を経験しているからこそ、ポーランドには“もの”を大切に使う文化が受け継がれています。

休日にあちこちで開かれるセカンドハンドバザーはとても楽しいもの。屋台が出たり、バンドの演奏があったり。その場の空気も楽しみながらお買い物ができます。

ポーランド人に比べると、日本人は新しい物を好む人が多いように感じます。家具や家電など、誰かが使っていたものはちょっと……という人も多いですよね。実際、「新しいものを大量に生産し、売れ残りを大量に捨てる」ことが、日本の抱える大きな問題の一つにもなっています。

何か欲しいものがあるときは、すぐに新しいものを買うのではなく、まずは「セカンドハンド」で掘り出し物を探すのも楽しいですよ。

休日をのんびりと公園で過ごす

ポーランド人は、よく公園に出かけます。休みの日にのんびりしたり、仕事から帰った後に散歩やジョギングをしたり。過ごし方は人それそれで、たくさんあります。


日本では「花見」とか「子どもを遊ばせる」とか、何か用事があるときだけ公園に行く人が多いですよね。わたしもそうでした。

ポーランドには、いたるところに公園があります。しかも、どれも木々があおあおと茂った広大な公園。街中でも5分くらい歩けば次の公園が見つかるので、ポーランド人にとっての公園は身近な場所です。

公園の楽しみ方もバリエーション豊か。散歩したり、友だちとゆっくり過ごしたり、フォレストバーでお酒を飲んでみたり。

わたしが住んでいるヴロツワフという街では、Bike Cafe(バイクカフェ)も人気です。三輪車型で、環境にも優しい作りになっています。


のんびりと公園で過ごしてみると、なかなかいいものです。お金を使わなくても楽しめるし、自然の中にいるとリラックスできます。

いつもはカフェで過ごすことが多い人も、たまにはのんびりと公園のベンチに座って、休憩してみませんか。シートを広げて友達とおしゃべりするのも気持ちいいですよ。

環境にやさしい行動は自分を幸せにする

ポーランドに来てから、自転車に乗ったり公園に出かけたり、ものを買うときにセカンドハンドから探したりと、環境にやさしい行動が自然と増えました。

そんな行動をして気づいたことは、シンプルで環境に優しい行動をすると自分も幸せを感じるということです。


たとえば、徒歩や自転車で移動してみると「こんな通りに新しいパン屋さんができたんだ〜」「暖かくなって花が綺麗に咲いてきたな〜」などと、普段はただ通り過ぎていた場所に立ち止まることが増えました。

小さな気づきで、何気ない日常を、いつもより楽しめるようになったのです。仕事の合間にときどき近所の公園を散歩をするときもです。自然の中でリフレッシュして気分爽やか。散歩後は仕事の集中力も上がるので驚きです。

新しいものをどんどん買うのではなく、「買わない・セカンドハンドで探す」という選択を増やすと、“もの”に依存して承認欲求を満たすという悪循環が改善し、今の暮らしで満足できるようになりました。

シンプルで環境にやさしい行動は「地球だけでなく自分もHAPPYになる過ごし方」だったのです。

楽しみながらサステイナビリティな暮らしを


サステイナビリティ の「持続可能」とは、「次世代の人々のニーズを損なうことなく、現在のニーズを満たすこと」です。今の生活を楽しみながら、子どもや孫たちの暮らす未来のことも考えること。

毎日、行動や選択をするときに、少しでも地球に優しい方法を選択してみる。そんな小さな積み重ねが、未来に繋がっていくのではないでしょうか。

All photos by sakiko gorai

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sakiko gorai ヨーロッパ在住ライター

ヨーロッパ在住のライター、Saki。ポーランドを拠点に自由に旅する暮らし方を実践中。30才のときにアパレル会社を退職してカナダへワーホリ。2020年〜フランス人夫とヨーロッパへ移住。ニュージランド、アメリカ、韓国に短期留学したり、一人で国内外へ旅行したり……いろんな場所の空気・文化を感じるために旅するのが好き。趣味はファッション・映画・読書。

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