自分の豊かさと世界の豊かさの両方を創るトラベラーが育つ学校「POOLO(現:POOLO LIFE)」では8ヶ月間、全国から集まる仲間と共に人生の豊かさを考え、人生をアップデートすることをゴールにしています。多才な講師陣から受ける講義、仲間と共に取り組むワークを通じて、自分と世界を豊かにするためのライフデザインを行います。
「POOLOに入って、夢の解像度が上がり仲間と一緒に叶えることができました!」と話すのはPOOLO3期卒業生の青山晃広さん(以下、あっきーさん)。現在は、POOLO3期で出会ったメンバーとともに株式会社クリエスタを立ち上げ、代表を務めています。
今回はそんなあっきーさんに、POOLO LIFEに参加した理由や参加前後の変化についてうかがいました。
同世代の友だちがほしくて飛び込んだ
ーーーあっきーさんがPOOLOへの参加を決めた理由を教えてください。
以前の僕は、社会人になってから同世代の友だちがいないという悩みを抱えていました。他愛ない話はもちろん、仕事の悩みを共有するなど、深い話ができる友だちがほしいと思っていたのです。
しかし、社内の同僚は10歳以上年上の人ばかり。社内のみならず、当時住んでいた福島県の南相馬市でも20代半ばのコミュニティをなかなか見つけられませんでした。
そんなとき、POOLOの卒業生である友人から「おもしろいオンラインコミュニティがある」と教えてもらいました。その友人から話を聞き、3つの決め手によってPOOOLOに参加しました。
1つ目は、オンラインでも深いつながりができるコミュニティであるということ。「めちゃくちゃおもしろくて深い人間関係ができる」という友人の感想はとても魅力的でした。
2つ目は、旅好きな人が集まること。これまで国内外の旅で、困ったときに助けてもらった経験から「旅が好きな人はあたたかい」と実感していたため、旅好きな人たちと出会えるコミュニティに惹かれたのです。
3つ目は、熱い思いがあること。友人の話を聞いたりPOOLOの事前交流会に参加したりして、POOLOにいる人たちは「自分の人生と社会をより良いものにしたい」という未来に向けた情熱を持っていると感じました。
あたたかさと熱さを持つ人たちとオンラインで深くつながれるコミュニティはとても価値のあるものだ。そう考えて参加を決めました。
ーーー実際に入会してみて、POOLOはどんなところでしたか?
ノリと勢いがハンパないコミュニティでした!
POOLOが始まって3ヶ月ほどのタイミングで、初の旅行企画を立ち上げました。この企画はメンバーを当時僕が住んでいた福島に呼ぶというもの。「近くに同年代の友人がいなくて寂しい……」とつぶやいたことから「じゃあリアルで会おうよ!」とあっという間に決まりました。
地震の影響により、最終的に東京での開催になりましたが、約70名のメンバーのうち半数以上が参加してくれました。何気なく放った一言から企画が一気に実現したことで、POOLOメンバーのスピードとエネルギーを実感したものです。また、リアルで会って話したことでお互いの距離が一気に縮まりました!
POOLOメンバーと初めての旅行
仲間に叱られてハッとした
ーーーPOOLOの活動を通して、どんな気づきや学びがありましたか?
POOLOの活動は僕自身の内面と深く向き合う機会になりました。
受講期間の8ヶ月が4つのタームに分けられ、タームごとにメンバーを変えて3〜4人のチームで活動します。毎週のようにチームでオンライン会議をし、「豊かな世界とは何か?」というような、今まであまり意識したことのなかったテーマについて話し合いました。
さらに、チーム活動以外でも参加者同士の1on1が積極的に行われます。僕も30人ほどのメンバーと深く対話をしたのですが、みんな僕に全力でぶつかってきてくれて、たくさんの気づきをもらいました。
たとえば、僕には「自分を認めて自信を持つべき」という思考にとらわれて、「自分を認められていない僕って、本当にだめだなあ」と自分を責めるクセがありました。「辛くても前を向かねばならない」と自分にムチを打ってきたこともあります。
仕事で無理をしすぎて倒れてしまったことがあったのですが、そのときにあるメンバーからは「どうして話してくれないの?辛いときにSOSを出さないと、助けられないんだよ?助けたいんだよ!」と本気で怒られたこともあります。
その他にも「笑顔が素敵って知ってる?ちゃんと自覚した方がいいよ!」と褒めてくれるメンバーのおかげで、「思いっきり笑ってもいいんだ」と自分の存在が認められた思いでした。
ーーーオンラインでも深いつながりが築けたのですね。
そうなんです。こんなふうに仲間からの愛あふれる言葉の数々で、自分の良いところも悪いところも丸ごと受け入れることができるようになっていきました。
いつも惜しみなく愛を注いでくれるメンバー
これは、僕にとって自分と向き合う大事な一歩だったんです。自分の土台が固まり、ブレにくくなり、やりたいことに真っ直ぐに進んでいけるようになりました。
そして、自分自身を認めることができたとき、さらに挑戦意欲が湧いてきました。具体的には、僕の「砂漠で星を観る」という夢を実現するために、鳥取への旅行「星取旅」を企画して実現させました。
POOLOには、立ち上げた企画に賛同してくれる仲間が必ずいる。チャレンジして失敗しても、励ましやアドバイスをくれる。そんな承認があふれている空間にいると、「やりたいことがあるならやってみよう」という気持ちになるんです。おかげで、僕のやりたいことは全部叶いました!
笑顔が絶えなかった「星取旅」
“いつか”は今!背中を押されて夢が叶った
ーーーあっきーさんの一番大きな挑戦を教えてください。
POOLO3期のメンバーと会社を立ち上げたことです。いつかは起業したいと思っていたのですが、誰と何をするかというイメージははっきりしていませんでした。ですが、POOLOの活動を通してどんどん具体的になっていったんです。
きっかけは、Twitter(現:X)の投稿でした。POOLOメンバーには動画編集のスキルや文章スキルなどを持った人がいるので、それぞれの強みをかけ合わせたら地域の課題解決ができるんじゃないかと思ったんですよね。
そう投稿したとこ、すぐにTABIPPO代表のしみなおさんが背中を押してくださいました。
今日、地方自治体の人と打ち合わせして思ったんだけど、POOLOメンバーのスキル使って、地方の課題解決できたりしないかな。
POOLOには動画クリエイター、デザイナー、webクリエイター、フォトグラファー、エンジニア等がいて、それらを組み合わせていったら、地方の課題解決できると思うんだよね。
— あっきー (@AkiSunlight23) May 15, 2022
おぉー、すぐ作ります!!
案件どうやって取ってこようかな?って考えてたとこだったので、それはめちゃくちゃ助かります!!
— あっきー (@AkiSunlight23) May 15, 2022
一気に計画が現実味を帯びてきたので、ワクワクしながらPOOLOメンバーの中で興味のある人を募ると、70人中約40人がプランに賛同してくれました。
最終的には、コアメンバーとしての活動にカメラマン、ライター、マーケター、動画編集者の4人が参加。POOLO卒業後の10月から、まずは3ヶ月間活動してみようということになり、クリエイター集団が結成されました。
ーーートントン拍子に計画が進んだのですね!どんな活動をしていましたか?
それぞれのメンバーの強みを生かして老舗和菓子屋のWeb・ECサイトを作るとともに、Instagramの運用を行いました。その結果、立ち上げから1ヶ月もしないうちに売り上げが5万円アップしたんです。
制作したWebサイトと運用したInstagramアカウント
その後、POOLOからもInstagramアカウント運用のお仕事をいただき、徐々に仕事が軌道に乗っていきました。
メンバーそれぞれが自分の強みを生かし、課題意識を持って仕事ができている。「このチームならいける」と確信したのです。そして2023年8月、ついに株式会社クリエスタ(以下、クリエスタ)を設立しました!
クリエスタでは、地域で頑張っている企業をサポートしたいという思いで一般社団法人や大学法人、中小企業のWebサイト制作やSNS運用を行っています。
スポット的な関わり方だけでなく、事業構想や事業の方向性などの上流工程をともに進める「ワンチーム」として伴走しています。
ーーークリエスタは、POOLOの行動指針である「共に学び、共に遊び、共に創る」をまさに体現していると思います!あっきーさんはクリエスタを通じて、どんなことを目指していますか?
僕が目指すものは「好きなことを、好きなメンバーと一緒に、笑顔で仕事する」世界です。
僕自身、仕事が好きなんですよね。POOLOの講義やメンバーとの対話を通じて気づいたことは、自分が幸せになると、その幸せが周りにも伝わっていくということ。そうすると世の中が豊かになっていく、そんな世界が理想です。
クリエスタは、仕事でもプライベートでも気兼ねなく思いを伝えられる、信頼するPOOLOのメンバーと立ち上げたものです。そんな仲間とクライアントが思い描くビジョンを形にしていく仕事が楽しくてたまりません!
仕事でもプライベートでも仲間であるクリエスタのメンバー
ーーーPOOLOへの参加を迷っている方に、メッセージをお願いします。
僕にとってのPOOLOの最大の収穫は、これからの未来を一緒に歩んでいける仲間が見つかったことです。社会人になると新しい出会いが少なくなり、人間関係が広がらないことが悩みでしたが、POOLOのおかげで信頼できる人たちに出会えました。
POOLOの活動では、人生について深く考える機会がたくさんあり、結果として本当にやりたいことが見つかりました。実際、POOLO3期では3分の1ほどのメンバーがPOOLO参加後に転職して自分の道を進んでいます。
もし「明日人生が終わるとしたら、後悔はありませんか?」と言われて、後悔することがありそうな人はPOOLOに入ってほしいです。
POOLO3期メンバーは一生涯の仲間
お申し込みや資料請求、詳細情報等は公式サイトまたはLINEへ!
旅で得た経験にはかけがえのない価値があり、世界と社会への協力や貢献のきっかけになる。POOLO LIFEは、その経験を社会に還元するために必要な知識やマインドを得られ、そして同じ想いを持ったかけがえのない仲間と出会える学校です。
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株式会社クリエスタの代表・クリエイティブディレクター。鹿児島県出身。大学院を卒業後、経営者直下の事業責任者として2年間働き起業力を身に付けるプログラム「VENTURE FOR JAPAN」に参加し、株式会社トラストワンに入社。2023年1月に独立、同年8月にPOOLO同期メンバーと株式会社クリエスタを創業。経営戦略の策定やディレクションなどを行う。