こんにちは、世界一周団体TABIPPOです。このブログをご覧の皆さんは世界一周にでたい!と思っている方が多いと思いますが、世界一周航空券というものをご存知ですか?
名前からも分かるように、世界一周をする人によく利用されています。今回はありとあらゆる「世界一周航空券」の疑問をまとめてみました!
*編集部追記
2016年4月の記事に追記しました。(2017/05/17)
2017年5月の記事に新たに加筆しました。(2019/01/22)
世界一周航空券とは
photo by shutterstock
出発地から到着地までの航空券がセットになった券のことです。
利用する全ての区間の航空券を一綴りにしたものを世界一周航空券と呼びます。つまり、世界一周のルートを決定してから購入します!
どこへでも行けてしまうようなスペシャルチケットではありませんが、航空券が束になった世界一周航空券を手にしたときは、想像しただけでワクワクしますね!
ただ、途中ルート変更をする場合は手続き・手数料が必要となります。切り離したら無効になってしまうのでご注意を!
世界一周航空券を買えば、好きなようにどこへでもいけるの?
photo by shutterstock
答えはNOです。これが世界一周航空券を購入する際に注意しなけらばならないことです。
購入する前にだいたいの経由ルートを決めておく必要があります。なぜなら、販売している航空会社によって、就航便や、得意地域が異なるからです。
いくつかの航空会社がグループを作り、お互いの就航便をつないで世界一周航空券を販売してます。そのグループに参加していない航空会社の就航便は使うことができません。
東京を出発してからどの国を経由して世界を廻りたいかによって、あなたが購入するべき世界1周航空券が変わってきます。
購入前に、行先と渡航予定日を決める必要があります。
世界一周航空券の種類は?
photo by shutterstock
主要なものは2種類。旅のスタイルに合わせたものを。
世界一周航空券で主要なものはワンワールドとスターアライアンスの2種類!それぞれの航空会社が就航している路線しか使うことができません。
得意な地域が異なっているので、自分のルートに沿った空路を確保できる会社を選びます。二つの航空券のポイントをそれぞれ簡単にまとめてみました。
ワンワールド
photo by pixta
特徴
・全世界を6つの大陸に分けて運賃を計算する大陸制の世界一周航空券
・世界一周旅行の旅程で最大16区間まで利用可能
・各大陸内で最大4区間(北米は6区間)まで利用可能
・イースター島へ行ける唯一の世界一周航空券
・大陸制で、訪問大陸数によって値段が変わります。
・就航都市数も多いので、たくさんの都市に訪れたい人にオススメです!
・旅行期間の下限が設けられていないため、短く行く人にも。
対象地域
・ヨーロッパ / 中東(アルジェリア、アルメニア、アゼルバイジャン、エジプト、グルジア、リビア、モルドバ、モロッコ、ロシアのウラル山脈西側、スーダン、チュニジア、およびイエメンを含む)
・アフリカ(上記の国を除く)
・アジア(インド亜大陸、カザフスタン、キルギスタン、ロシアのウラル山脈東側、タジキスタン、トルクメニスタン、およびウズベキスタンを含む、ただし上記の国を除く)
・オーストラリア、ニュージーランドおよび南西太平洋地域
・北米(カリブ諸島、中央アメリカ、およびパナマを含む)
・南米
利用可能な航空会社
エアベルリン(AB)
アメリカン航空(AA)
英国航空(BA)
キャセイパシフィック航空(CX)
フィンランド航空(AY)
イベリア航空(IB)
日本航空(JL)
ラン航空(LA)
TAM航空(JJ)
マレーシア航空(MH)
カンタス航空(QF)
カタール航空(QR)
ロイヤルヨルダン航空(RJ)
シベリア航空(S7)
スリランカ航空(UL)
有効期限
12ヶ月以内に旅行を完了しなければならない。(旅行期間は出発から10日間以上)
値段
3大陸 335,000円〜
予約方法
オンラインで旅程のカスタマイズ、予約、航空券の購入が可能