ライター
yui ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。これまで訪れた国は70か国ほどで、自分を驚かせてくれる街や国が好みです。

そのおっちゃんが気さくな人で、仲良くなっていろいろ話していたんです。舞台監督として世界中を旅しながら仕事しているそうで、海外の話を聞かせてくれました。

――おっちゃんの話を聞いてどう思いましたか?

英文科に所属していたのですが、当時はあまり海外に興味はなく、なんとなく就職するつもりだったんです。でもおっちゃんの話を聞いて、「海外に行ってみたい!」と思えたんですよね。

おっちゃんに「やりたいことがない」と言うと、「じゃあワーホリ行けばいいじゃん! ワーホリならおまえのやりたいこと全部できるぞ」と言ってくれたんです。当時は「ワーホリ」という言葉すら知らなかったので、帰宅してすぐググりました(笑)。それがワーホリに行ったきっかけです。結局2年間、オーストラリアでワーホリをしました。

――ワーホリ、行ってよかったですか?

もちろん! 人生がガラッと変わりました。

――ワーホリの前、オーストラリアで自転車旅をされたと聞きました。

オーストラリアに到着して3日目に自転車を購入し、自転車の旅に出たんです。走移動距離は1万キロメートル。そこで旅の楽しさに目覚め、もっと若者が旅に出るような場づくりをしたいと思うようになりました。

――なんだかすごい話ですよね。

今思い返せば、酒が好きになっていなければあの居酒屋には行っていなくて、おっちゃんにも会っていない。おっちゃんに会っていなければワーホリには行っていないし、TABIPPOにも出会っていないわけです。

――今の活動につながっていますね。オーストラリアにいたとき、すでにTABIPPOのことを知っていたんですか。

いえ。オーストラリアから帰国した後、たまたまTABIPPOと出会ったんです。家の近くによく遊びに行くゲストハウスがあるのですが、そこでTABIPPO学生スタッフの説明会が開催されていたんですよね。

学生にもっと旅に出てほしい、海外を見てほしいという理念に共感したので、その場でスタッフになることを決めました。

――ちなみに、学生スタッフと学業やバイトとの両立ってとても難しいのでは……?

正直、めちゃくちゃ忙しいですよ(笑)。でも僕は、バイトよりも学生スタッフのほうが価値があると思っています。

バイトは「お金を稼ぐこと」にフォーカスしますよね。でも学生スタッフを経験すると、自分の将来に向けたスキルや人脈を獲得できます。学生スタッフは全国に450人もいますし、TABIPPOの社員さんや他の旅人とのつながりもできる。そのつながりのなかで、自分の人生をもっといい方向に導くヒントが見つかるはず。

もちろん生きていくためにはバイトとの両立が必要ですが、飲み会を減らして節約してでも学生スタッフをやる価値はありますよ。

――学生ならではのチャレンジですね。そして今年(2019年)、世界一周に出られると聞きました。

まずは2019年の4月から3か月ほど、日本一周の旅に出ます。TABIPPOの学生スタッフを募集しつつ、多くの人に旅の良さを伝える旅にできればと思っています。

その後さらに3か月ほどかけて、リゾートバイト(注:リゾート地などで住み込みのアルバイトをすること)でお金をがっつり貯めます。お金が貯まったら9月ころから最低2年間、自転車で世界一周する予定です。

――また自転車旅なんですね。

僕にとって「旅=自転車」なんですよね。東南アジアをバックパック旅したこともあったのですが、僕には自転車旅のほうが合っていたようです。

――自転車旅の魅力はどういったところにありますか。

“ちょうどいい速さとちょうどいい遅さ”ですね。移動手段として十分な速さがありながら、いろんな小さいものも見られます。名もなき絶景が見られたり、人との出会いがあったり。オーストラリアでそんな経験ができたので、次の旅でも小さいものとの出会いを楽しみたいと思っています。

――楽しみですね! 最後に、BackpackFESTAに関するPRがあるということですが。

BackpackFESTAに興味を持ってくれた人に、お得な情報があります! 実はある条件に当てはまる人は、BackpackFESTAに無料で参加できるんです。

1つ目が、「パスポートキャッシュバック」。イベント会場に白紙のパスポートを持ってきてくれれば、チケット代をその場で全額キャッシュバックします。BackpackFESTA札幌でも、50人くらいが白紙のパスポートを持ってきてくれました! 海外旅行未経験の人にもどんどん参加してほしいですね。

――その人たちきっと、今頃初海外の計画を立ててるでしょうね。

あのイベントに参加して海外に行かないのは、逆にすごいかも(笑)。

――もう1つは?

2つ目は、「高校生無料チケット」です。チケットの10%は高校生のための無料席になっています。もう売り切れてしまった会場もあるのですが、残っている会場もあるので、チェックしてみてください。高校生にとって、このイベントがひとつのきっかけになればうれしいです。

――ありがとうございました!

 

さあ、BackpackFESTAへ行こう!

最後に、各会場の概要をまとめておきます。どの会場にも定員があるので、チケット購入をお忘れなく!

 

大阪会場

日時:2019年02月15日(金)
場所:グランキューブ大阪
定員:2800名

 

東京会場

日時:2019年02月20日(水)
場所:神奈川県民ホール
定員:2400名

 

福岡会場

日時:2019年02月25日(月)
場所:アクロス福岡
定員:1800名

 

タイ会場

日時:2019年03月04日(月)
場所:Cielo Sky Bar(バンコク市内)
定員:500名

定員が埋まりつつある会場も。今すぐチケットを買って、BackpackFESTA2019に参加しよう!

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