ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

熱海の梅酒を飲み比べ


photo by Abe saxophone

星野リゾート 界の特徴といえば、それぞれの地域の特長的な文化を楽しめるように設けられた界オリジナルの特別なおもてなし「ご当地楽」。「梅酒サロン」といわれるお楽しみも、その一つです。

熱海は梅の名所として知られており、こちらでは様々な種類の梅酒を飲み比べることができます。日本最古のレシピで作られた梅酒や季節の変わり梅酒など、バリエーションも豊富。


photo by Abe saxophone

学生さんたちも、「どれにしようかな」なんて楽しそうに選んでいました。食事のあとに梅酒で一息つくなんて、なんて大人な過ごし方なんでしょうか。缶チューハイで「ウェーーイ」と騒いでいた、大学生だった自分を責めたい……。

熱海の伝統芸能に触れる


photo by ayuka miyamoto

また「ご当地楽」として、熱海芸妓の舞の鑑賞とお座敷遊びを体験できます。古くは明治時代から、芸妓文化が色濃く残る熱海。界 熱海では、毎晩宿泊されたお客様に芸妓の舞を披露していますが、RYOKAN CAMPでは、その伝統文化体験も含まれていました。

美しく艶やかな動きに、皆さんうっとり。


photo by ayuka miyamoto

そして、投扇興(とうせんきょう)といわれるお座敷遊びに挑戦します。投扇興とは、桐箱の上に立てられた的を狙って扇を投げ、その的や扇の形により採点され、点数を競う遊びのこと。

皆さんでチームを組んで、このお座敷遊びに挑戦しました。


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どうやら力任せに投げてもいけないようで、スーッと前に出すのがポイントとのこと。最初は緊張していた様子でしたが、だんだんと試合(?)の熱も上がっていきます。


photo by ayuka miyamoto

チームに分かれてトーナメント戦を行い、優勝チームには豪華プレゼントが!決勝戦ではかなり白熱して、今日出会ったばかりの初対面同士とは思えないような盛り上がりを見せていました。

普段は部屋でトランプの大富豪とかババ抜きをしがちですけど、こんな粋な楽しみ方もあるんですね。もっと早く知りたかったです。


photo by ayuka miyamoto

そして最後には、「界 熱海 別館 ヴィラ・デル・ソル」のシェフが特別に作ってくださった、特大のケーキが登場!この日だけは、ダイエットは忘れちゃいましょう。お味は、もちろん絶品でしたよ♪

旅館に到着してから今まで、至れり尽くせりの待遇で驚かされっぱなしです。

周辺には歴史的観光スポット


photo by Abe saxophone

界 熱海の周辺には、歩いていける観光スポットが数箇所あります。こちらは国の登録有形文化財にも登録されている、「別館 ヴィラ・デル・ソル」。見た目からして、本館と全く違う雰囲気です。


photo by Abe saxophone

もともとは、100年ほど前に紀州徳川家の敷地内に建てられたルネッサンス様式の私設図書館。

東京の麻布に建てられた後、熱海に移築されました。壁には、南葵文庫(なんきぶんこ)という文字が掲げられています。


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こちらのお料理は、当日の仕入れの状態によって毎日メニューが変わるそう。誕生日や記念日など、特別な日にこんな場所でフレンチをいただけたら……♡ 妄想だけが広がります。


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そして近くには、有馬・道後に並ぶ日本三大古泉のひとつ、伊豆山温泉「走り湯」の源泉が。熱海の温泉は江戸時代、「御汲湯(おくみゆ)」として歴代の将軍を癒し重宝されてきたようです。奥行5mの洞窟から、今も70度のお湯が一日7,000トンも湧き出ているのだとか。


photo by Abe saxophone

中に入ると、まるでそこはサウナ。写真を撮ろうにも一瞬でレンズが曇ってしまい、何も映らなかったのでぜひご自身の目で確かめて温度も体感してみてください。


photo by Abe saxophone

またそこから5分ほど歩くと、伊豆山神社へ続く参道が見えてきます。源頼朝と北条政子の逢瀬の地として有名で、恋愛成就のパワースポットとして知られているそうです。

恋愛のパワースポットと聞いたら、行かないわけにはいきません。将来についてお願いしてこないと!と気合を入れて向かったのですが……


photo by Abe saxophone

階段が、長い。とにかく長い。傘を杖代わりにしながら息を切らして登る私をおいて、学生さんたちはどんどんと先へ進んでいきます。くそう、若いってうらやましい。

そろそろ終わりかな……と思ったところで、ガイドさんに「あと400段くらいですよー!」と言われた時は血の気が引きました。結局、参道は837段あったそうです。翌日はもれなく筋肉痛でした。


photo by ayuka miyamoto

800段超の階段を登った後だというのに、この笑顔。大学生さすがです。人が書いた絵馬を見るのって、なぜだか楽しいんですよね。みんな、どんな願い事を書いているんだろう。


photo by ayuka miyamoto

何やら、真剣にお願いをしている後ろ姿を発見。願い事、叶うといいね。

最後まで粋な計らい


photo by Abe saxophone

お部屋や食事、芸妓の舞など様々なおもてなしを受けてきましたが、最後の最後でも驚かされました。すべての行程が終わり、「さて、それでは帰りのバスへ」という雰囲気だったのですが、「実は最後にちょっとしたプレゼントが……」とガイドさんが一言。


photo by Abe saxophone

なんと、宿泊中に撮った写真をアルバムにしてくれていたのです!なんと粋すぎる計らい!もちろん、誰も予想していなかったので皆さんびっくりした様子。こんな素敵なおもてなしを受けたら、リピーターになることは確実です。

最後に参加された学生の方にお話を聞くと、「豪華な会席料理や芸妓遊びなど、普段できないような体験がたくさんできてよかった」「グレードアップされたお部屋が素敵でした」「また来年も申し込んでみたい」との声が聞かれました。

うんうん、これは大満足すること間違いなし。星野リゾート 界 熱海のみなさま、ありがとうございました!

旅行に「旅館」という選択肢を


photo by ayuka miyamoto

「多くの若者に旅をしてほしい」「旅館を楽しんでもらいたい」という気持ちから生まれたRYOKAN CAMP。1名あたり23,900円 (税サ込、往復バス代、体験含む)と、従来に比べてお値段がリーズナブルな点はもちろんですが、学生の方たちにとっては普段できないような貴重な体験や、非日常感を味わえたことが印象に残っていたようです。

今年のRYOKAN CAMPは終了してしまいましたが、ぜひ来年の旅行にいかがでしょうか?いつもと違う旅をしてみたい、少し贅沢な体験をしたみたい方には、ぴったりなツアーになっています。

憧れの星野リゾートを楽しめるチャンスを、逃さないでくださいね!

詳しくはこちら▶︎若者旅プロジェクト特設ページ
※第8弾の受付は終了いたしました。第9弾(2018~2019)は今後公開予定です。もうしばらくお待ちください。

ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

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