編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

埼玉県は荒川と利根川の上流域に広がっているため、昔から水害とともに水の恵みも多いところでした。数々の絶景も川の存在なくしては語れないところです。

景観を大切にしながら、水と暮らしてきた人々を思う景色をご紹介します。

*編集部追記
2015年10月に公開した記事に新たに加筆しました。(2017/8/23)
「365日 日本一周 絶景の旅」掲載の絶景を追記しました。(2018/07/07)
2018年7月に更新した記事に新たに加筆しました。
2015年10月時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

 

埼玉に行ってみての感想

photo by shutterstock

私が埼玉を訪れたのは秋で、非常に心地よい気候でした。埼玉についてはあまり具体的なイメージはなかったのですが、実際に行ってみると、近代美術館や首都圏外郭放水路など興味深い観光スポットも多く、自然も豊かで来てよかったなぁと感じました。

埼玉は有名なパワースポットなどもあり、観光するにはぴったりの場所だと思います。人も優しく、おいしいごはんもたくさんあり、しかも都心からアクセスも良し!今度の旅行はどこに行こうかと迷っている方は、ぜひとも埼玉を訪れてみることをおすすめします。

*編集部追記
以下は、埼玉の絶景スポットの紹介です。(前半はPAS-POLの書籍「365日 日本一周 絶景の旅」の掲載部分になります。掲載内容は書籍とは多少異なります)

 

三十槌の氷柱

photo by Masayuki Kawamura

ため息ものの氷の芸術。

岩清水が凍ってできた川沿いの氷柱。寒さが厳しくなるにつれて成長し、最後は溶けてなくなってしまう。昼は日光に照らされ、夜はライトアップで色とりどりに輝いている。

■詳細情報
・名称:三十槌の氷柱
・住所:埼玉県秩父市大滝4066
・アクセス:秩父鉄道・三峰口駅より西武観光バス(三峰口駅→秩父湖行き)バスはフリー乗車(バス停以外でも乗り降り自由)のため、「氷柱(つらら)」の見学場所で降りたいと運転手に伝える
・営業時間:午前8時~午後5時
・電話番号:0494-55-0707 (秩父観光協会 大滝支部)
・オススメの時期:1月3日~2月中旬 (ライトアップ:1月中旬~2月中旬)※例年の見頃は1月下旬。氷柱の状態により見学期間の変更あり。
・公式サイトURL:http://www.woodroof.jp/tsurara/

 

川越蔵造りの町並み

photo by ジャバ/PIXTA

レトロな蔵造りの町。

今も時報を鳴らす「時の鐘」が印象的な川越は、ぶらり散策が楽しい場所。明治時代の川越の大火にも耐えた瓦屋根と蔵造りの町並みは、小江戸と呼ぶにふさわしい佇まい。

 

幸手権現堂桜堤

photo by Masayuki Kawamura

見渡す限りの花景色。

1,000本の桜並木のトンネルと、足元に咲き誇る菜の花は、見ごたえのある花景色だ。見渡す限りの桜と菜の花。花の甘い匂いがくすぐったい、大切な人と訪れたい絶景だ。

■詳細情報
・名称:権現堂桜堤
・住所:埼玉県幸手市内国府間
・アクセス:東武日光線幸手駅から朝日バス五霞町役場行き、バス停「権現堂」下車
・電話番号:0480-43-1111(幸手市観光協会)
・オススメの時期:3月中旬~4月中旬
・公式サイトURL:http://www.satte-k.com/gongendo/index.html

 

ホフマン輪窯6号窯

photo by 深谷市教育委員会

大量生産を可能にしたれんが窯。

現存するホフマン窯の4つの1つにして、最大規模の窯。東京駅や法務省旧本館などのれんがもここで製造された。日本を支えた貴重な近代化産業遺産だ。

 

天空のポピー

photo by Yuko Okawara

青空が眩しい花畑。

大霧山の標高500mの尾根に位置する、秩父高原牧場の斜面を真っ赤に染めるポピー。斜面の下から空を眺めると、まるでたくさんのポピーが天空に咲いているかのよう。

 

国土交通省 首都圏外郭放水路

photo by 国土交通省 江戸川河川事務所

世界最大級の地下放水路。

神殿かのような無骨な造形美。周辺河川から水を取り込み江戸川へと流す地下放水路の規模は地下50m、長さ6.3km。世界最大規模の姿に、圧倒されることまちがいなし。

 

久喜提燈祭り

photo by T2/PIXTA

あたりを埋め尽くす赤い光。

久喜市にある八雲神社の230年以上続く祭礼で、山車を曳き回し豊作を祈願したのが始まりとされる。7台の山車の四面に飾られた、無数の提灯がひしめく光景は圧巻だ。

 

巾着田

photo by Yoshikazu Kuwana

真っ赤に咲き誇る。

咲き誇る約500万本の曼珠沙華。彼岸頃に開花するため不吉なイメージもあるが、河川敷一面に咲く姿は華やかで美しい。せせらぎと花の愛らしさに癒されること間違いなし。

■詳細情報
・名称:巾着田
・住所:埼玉県日高市大字高麗本郷125-2
・アクセス:・西武池袋線高麗(こま)駅下車徒歩約15分
・電話番号:042-982-0268(巾着田管理協議会)
・料金:開花期間中、大人300円
・オススメの時期:9月中旬から9月下旬
・公式サイトURL:http://www.kinchakuda.com/

 

秩父夜祭

photo by anchan/PIXTA

豪華絢爛の山車と花火。

300年の歴史を持つ秩父神社の祭り。豪華絢爛の山車が祭り囃子に合わせ、曳き回される。冬空に花火が上がり、笠鉾と屋台が坂を引き上げられると、盛り上がりは最高潮に。

こちらから以下は「365日 日本一周 絶景の旅」に載っていないスポットです。

 

長瀞渓谷

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photo by あばさー

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photo by hiyang.on.flickr

長瀞渓谷(ながとろけいこく)は、荒川上流部に約6kmにわたって続く渓谷で国の名勝・天然記念物に指定されています。荒々しい岩肌は、鉄分が染み出して酸化し赤くなっている「秩父赤壁」や表面の模様が虎のようだというので「虎岩」と名付けられたものなどがあります。

また、変成岩帯が地表に露出してまるで畳を敷き詰めたような「岩畳」や「長瀞町井戸」と呼ばれるポットホールなど見どころの多い渓谷です。長瀞ライン下りや船下りで絶景を巡るのが一般的ですが、カヌー・カヤック・ラフティングなど様々な楽しみ方ができます

■詳細情報
・名称:長瀞渓谷
・住所:埼玉県秩父郡長瀞町
・アクセス:秩父鉄道長瀞駅下車
・営業時間:各種受付は9時から
・電話番号:0494-66-0307(長瀞町観光案内所)、
・料金:船に乗る場合は乗船代大人3,000円
・所要時間:船で下る場合は60分
・公式サイトURL:http://www.nagatoro.gr.jp/

 

武蔵嵐山

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photo by Инариский

武蔵嵐山(むさしらんざん)は昭和の初めに、日比谷公園を設計した本多静六が京都の嵐山に似ていることから命名した景勝地です。木曽義仲の生誕の地であり、また畠山重忠の館のあった歴史に富んだ地でもあります。

槻川の上流の渓谷は岩畳の景観が素晴らしいですが、特に遠山にあるポットホールは人が一人入れるほどの大きさがある見事なものでパワースポットとして訪れる人が増えています。

渓谷の紅葉とならんで、槻川の下流、都幾川右岸に2kmにわたって続く桜堤も見どころの一つです。

■詳細情報
・名称:武蔵嵐山
・住所:埼玉県比企郡嵐山町
・アクセス:東武東上線武蔵嵐山駅下車3km
・電話番号:0493-81-4511(嵐山町観光協会)
・オススメの時期:春(桜)、秋(紅葉)
・公式サイトURL:http://www.ranzan-kanko.jp/keikoku.html

 

羊山公園・芝桜の丘

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photo by k14

秩父市大宮にある羊山公園(ひつじやまこうえん)は芝桜の丘が有名です。約18,000㎡の広さに植えられた40万株もの芝桜は見事としか言いようがありません。観光客も多いのですが、これだけ広いと気になりません。

普段は無料の羊山公園ですが、芝桜の見頃の時期は300円の入園料が必要になります。

■詳細情報
・名称:羊山公園
・住所:埼玉県秩父市 大宮6360
・アクセス:西武鉄道横瀬駅から徒歩約1.4km/西武鉄道秩父駅から徒歩約1.5km/ 秩父鉄道御花畑駅(芝桜駅)から徒歩約1.5km
・営業時間:花の見頃の時期の入園時間は8時~17時
・電話番号:0494-25-5209 (秩父市観光課)
・料金:300円(花の見頃の時期のみ)
・オススメの時期:4月中旬から5月上旬
・公式サイトURL:http://navi.city.chichibu.lg.jp/p_flower/1808/
編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

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