この記事を読んでいるあなたは今、小さい頃に憧れていた自分になれていますか。私は社会人になったばかりの頃、自分の人生に対して「こんなはずじゃなかったのに」と思うことが多くありました。
叶えたかった夢も、好きだったことも、忙しく過ごす毎日の中で忘れてしまい分からなくなりました。モヤモヤを感じる毎日を誰かと比べて悔しく思う時もありました。
そんな私が今、毎日楽しく笑顔で過ごし1歩づつ前へ進めるようになったのは「セルフコーチング」に出会ってからでした。あまり広く知られていないセルフコーチングについて、私が思う魅力とやり方についてご紹介します。
セルフコーチングとは
そもそもコーチングとは、質問を通じ相手を目的や目標達成まで導くコミュニケーション方法のことを言います。対話を通じて相手の中にあるものを引き出して理想に近づけるサポートをします。それをセルフで行う、つまり、自分に質問を投げかけ「自分を理想に近くようコーチングする」ことがセルフコーチングです。
私たちは、普段の生活の中で自分と向きあう時間を作ることがなかなかできないものです。セルフコーチングを習慣にして自分と向きあう時間を増やすと、自分のことが良くわかるようになり、ブレない軸が自分の中にできるようになります。
実体験では、セルフコーチングを通じ自分と向きあうようになると、本当に自分が生きたい人生に向けて走りだすことができたり、目標達成のために何をするべきなのか分かるようになり、ポジティブな感情を持てるようになりました。セルフコーチングには特別なスキルは必要ありません。誰でも、簡単な質問を使って今すぐ生活に取り入れられるものです。
なぜ今セルフコーチングが大切なのか
セルフコーチングのベースは、いつでも「自分の本当の気持ち」を引き出すことです。家族がそういうから、親しい友人に嫌われたくないから、など周りの目を気にして行動し、周りに振り回されていた昔の自分は、セルフコーチングを習得してから自分が心地よいと思える決断ができるようになりました。
どんな状況にいても自分の心地よさを大切にできるようになると、どの状況に置かれても楽しく私らしく生きることができます。日々、目まぐるしく変化する環境に飲み込まれず対応していくためには、自分との対話を通して見つけた自分の軸で判断、行動していく必要があり、それを見つけていく手段の一つがセルフコーチングです。
セルフコーチングのやりかた
まずは簡単なことから自分に質問してみましょう。頭の中で行うよりも紙やノートに書き出すと客観的に自分の中にあるものを見ることができ、より整理されます。後からその時の自分の考えを見返すことができると、変化も感じ取ることができてオススメです。
Step1:自分に質問をして紙に書き出す
はじめは難しい質問ではなく、「今日これを選んだ理由は?」など、既に自分がしてきた選択に対して、なぜ?と理由を聞くことから始めてみましょう。例えば、「今日この服を選んだのはなぜ?」「私はなぜランチにお寿司を選んだのだろう?」「今の仕事を選んだ理由は?」など。
こうした質問に答えることにより、そこに隠れている自分の価値観を知ることができるようになります。自分とたくさんコミュニケーションを取ると自分自身と仲良くなり、今までは見過ごしていた湧いてくる小さな感情や感覚に気づきやすくなります。