私は父親っ子か、と言われると、そうでもないと思います。
でも父と南カリフォルニアに行くと決めたのは、ただの観光じゃなかったから。サーフィンを生き甲斐にする父の、波と憧れと仲間を訪ねる旅になりそうな予感がしたからでした。
アメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコからサンディエゴまで、1週間のロードトリップのはじまりです。
サンフランシスコ。シェイパーDannyを訪ねる
サンフランシスコに着いてまず向かったのは、ハンドシェイプにこだわる職人でありサーファーでもあるDanny Hessの工房でした。
木の香りがふわりと漂う工房には、たくさんのつくりかけのボードが。
父はDannyのボードが好きで、今回の旅の1つの目的はDannyに会って直接ボードをオーダーすることでした。日本から持ってきたデザインを説明したり、彼の仕事場を見せてもらったりと、SNSをフォローしているだけでは得られないコミュニケーションに「やっぱり会うっていいなあ」としみじみ。
サーフィンを趣味というにはおこがましいような私でさえ、仕事も暮らしも海を中心にしたライフスタイルを持つDannyをみて羨ましいなあと思わずにはいられませんでした。
1971年から続くオーガニックレストランChez Panisse(シェ・パニース)
この日のお昼は、日本から必死に電話で予約したレストラン、Chez Panisse(シェ・パニース)。1971年に、オーガニック食材や地産地消をコンセプトにアリスウォータースがはじめた、有名レストランです。
一階のレストランは数ヶ月先まで予約でいっぱいのため、私たちは2階のカフェへ。カフェと言っても、味も雰囲気も価格もおしゃれで洗練されています。
本や動画で何度も観て憧れていたお店。野菜のおいしさがぎゅっと詰まった一皿一皿に、またいつか来たいなと思いながらおいしくいただきました。
ロサンゼルス付近で立ち寄って欲しい、カフェと雑貨のお店
お買い物好きな私たちにとって、カリフォルニア雑貨のそろうお店は立ち寄り必須。中でもぜひ行ってもらいたいのは、カフェを併設していてアパレルも揃うお店Daydream surf shopです。
ロサンゼルスの少し南にあるコスタメサという街にある、Daydream surf shop。看板犬のブルドックちゃんもいて、誰かの部屋に遊びに来たかのようなゆるい空気が流れていました。
他にも街中にはセンスの光るお店がたくさんあるので、ぜひ車をおりて散策してみてくださいね。